「オフィスの片付けがうまくいかない」とお悩みではありませんか? オフィスが整理整頓されていると見た目がよいだけでなく、作業効率もアップします。しかし、オフィスは自分だけの空間ではないので片付けるのが難しいと思っている人も多いでしょう。
この記事では、オフィスを片付けるポイントや注意点・片付けで出た不用品の処分方法などを詳しくご紹介します。
- オフィスで散らかりやすい場所は?
- オフィスを片付ける3つのポイント
- オフィスの片付けで注意すべきこと
- オフィスの片付けで出た不用品の処分方法は?
- 整理されたオフィスを維持するコツ
- オフィスの片付けに関するよくある質問
この記事を読むことで、オフィスを片付ける際の基本や、整理するにあたって心がけるべきことなどが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。
1.オフィスで散らかりやすい場所は?
まずは、オフィス内で特に散らかりやすい場所についてご紹介しましょう。
1-1.デスク
オフィスで特に散らかりやすいのが、デスク周辺でしょう。デスクには、文房具や書類・備品などさまざまなものを置きっぱなしにすることが多いためです。「デスクの上が散らかっていて作業スペースがない」という悩みを持つ人も少なくないでしょう。
1-2.ロッカー
オフィスのロッカーも散らかりやすい場所の一つです。私服や仕事着・靴などのほか、仕事で使う資料やファイルなどをしまっている人もいるでしょう。使い勝手が悪くなるという理由だけでなく、セキュリティー保護の観点からも、こまめに片付ける必要があります。
1-3.共有キャビネット
社員が共有して使用するキャビネットも散らかりやすいでしょう。大量の書類や備品などが保管してあり、不特定多数の人が使うため、こまめに整理するのが難しいのです。「探しているものが見つからない」「備品が管理できない」などの状況に陥ってしまうこともあります。
2.オフィスを片付ける3つのポイント
オフィスを片付けるにあたって知っておきたいポイントをご紹介しましょう。
2-1.不用品を処分して収納スペースに余裕を作る
収納スペースにものが詰め込まれていると出し入れがしにくいだけでなく、何がどこにあるか一目で分かりません。ある程度の余裕を作るために、不用品を処分しましょう。まずはすべてのものをいったん引き出しや棚から出して並べ、必要なものと不要なものに仕分けしていきます。不要なものを減らしてから元に戻していきましょう。
2-2.ものの定位置を決める
不用品を減らして元に戻す際、すべてのものの定位置を決めましょう。使った後は決まった場所へ戻すようにすれば、どこにいったか分からなくなるようなこともありません。出しっぱなしにしてオフィス内が散らかる心配もないでしょう。
2-3.整理整頓のルールを共有する
オフィス内で整理整頓のルールを共有するのがおすすめです。ものの定位置や整理する頻度などを決め、社員全員が把握している状態にしなければなりません。1人だけが把握している状態だと、ほかの人は「誰かが片付けてくれる」と思って放置してしまうでしょう。
3.オフィスの片付けで注意すべきこと
オフィスを片付ける際には、以下のことに注意しましょう。
3-1.整理整頓してから収納グッズを購入する
オフィスの片付けをするにあたって収納グッズをそろえようとすると思います。しかし、収納量などを把握する前に収納グッズを購入するのはおすすめできません。サイズや形が合わず、使えずに終わってしまう可能性もあるのです。まずは不用品を減らしてある程度の整理整頓をしてから、必要な分だけ収納グッズをそろえるようにしましょう。
3-2.事前に掃除道具を用意しておく
オフィスの片付けをする際にはゴミやホコリ・汚れなどを掃除する必要性が出てくるでしょう。取りかかる前に、必要な掃除道具を用意しておいてください。途中で掃除が進まなくなると、モチベーションも下がってしまいます。
3-3.収納量の上限を決めておく
収納する量の上限をあらかじめ決めておくことも大切です。「ここまで増えたら不要なものを処分する」というようなルールを作っておきましょう。際限なく詰め込んでしまっては、あっという間に収納スペースがぎゅうぎゅうの状態になってしまいます。
4.オフィスの片付けで出た不用品の処分方法は?
オフィスの片付けで出た不用品は、どのように処分すればよいのでしょうか。
4-1.自治体に問い合わせてみる
オフィスから出たゴミは産業廃棄物として扱う必要があるため、基本的には自治体が回収することはできません。しかし、自治体によっては自分でゴミ処理施設に持ち込めば引き受けてくれるところもあるため、問い合わせてみるとよいでしょう。
4-2.専門の回収業者に依頼する
産業廃棄物処理の許可を持つ回収業者に依頼する方法もあります。不法投棄を防ぐためにも、必ず許可を得ている業者に依頼してください。オフィスまで不用品を回収しに来てもらえるため、手間をかけずに処分することが可能です。
4-3.買取に出す
状態のよい不用品は買取に出して処分しましょう。年式が新しいものや使用感が少ないもの・きれいなものなどは買取対象になる可能性があります。不用品の回収と買取を同時に受け付けている不用品回収業者もあるため、チェックしてみるとよいでしょう。
5.整理されたオフィスを維持するコツ
せっかくきれいに整理したオフィスがまたすぐ元に戻ってしまっては意味がありません。きれいなオフィスを維持するコツをご紹介しましょう。
5-1.戻しやすさを考えて定位置を決める
定位置が決まっていても適当な場所にものを置いてしまう人もいます。その理由はとして最も多いのが、「戻す時間がないのでひとまず放置してしまう」というものです。つまり、簡単に戻すことができない場所が定位置になってしまっている可能性があるでしょう。定位置を決めるときは「戻しやすさ」を第一条件に考えることをおすすめします。
5-2.ものの定位置をラベリングする
ものの定位置が分からなくなってしまう人もいるでしょう。そうなると、オフィス内が散らかりやすくなってしまいます。そこで、定位置をラベリングする方法がおすすめです。誰がどう見ても分かるようラベリングしておけば、ルールも定着しやすくなるでしょう。
5-3.定期的に片付ける時間を作る
整理整頓された状態を維持するためには、定期的な片付けが不可欠です。1日に10分でもよいので、社員全員でオフィス内を片付ける時間を作るとよいでしょう。全員に片付ける習慣が定着すれば、常にきれいなオフィスを実現できるはずです。
6.オフィスの片付けに関するよくある質問
「オフィスの片付けについて知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。
Q.オフィスが散らかりやすい理由にはどのようなものがありますか?
A.共有物と私物が入り乱れやすいことや、書類が整理されていないこと・収納スペースが足りていないことなどが原因です。
Q. オフィスの文房具を減らしたいのですが、処分する判断基準を教えてください。
A.1か月以上使っていないものや壊れているもの・重複しているものなどは処分すべきです。
Q.デスクの上が常に散らかっていて作業しにくいのですが、どうすればよいでしょうか?
A.デスクの上には必要最低限のもの以外置かないよう決めるのがおすすめです。また、引き出しを一つカラにしておき、作成途中の書類などを片付けられるようにしておくとよいでしょう。
Q.不用品回収業者選びのポイントを教えてください。
A.豊富な実績があるか・必要な許可を得ているか・料金体系が明確か・無料見積もりを受け付けているかなどをチェックしましょう。
Q.不要なオフィス用品を買取に出す際、やるべきことは何ですか?
A.きれいに掃除をして付属品をそろえると査定額がアップしやすくなります。また、買取先を比較して選ぶことも重要です。
まとめ
オフィスを片付ける際のポイントや片付けで出た不用品の処分方法などを詳しくご紹介しました。オフィスは散らかりやすいため、普段からものの定位置を決めたり定期的に片付けたりする必要があります。ぜひこの記事を参考に、仕事の効率が上がるきれいなオフィスを目指してください。