電子レンジの汚れが気になっている人は多いことでしょう。電子レンジは、意外と汚れがつきやすいものです。気がついたら、内部がかなり汚れていたというケースも珍しくありません。しつこい汚れの掃除方法に悩んでいる方もいると思います。

そこで今回は、電子レンジの掃除方法や汚れを防ぐ方法を紹介しましょう。

  1. 電子レンジにつく汚れの正体
  2. 電子レンジの掃除方法
  3. 電子レンジの汚れを防止する方法 

この記事を読めば、掃除に使える天然素材もわかります。電子レンジの汚れが気になっている人は、ぜひ読んでみてくださいね。

1.電子レンジにつく汚れの正体

はじめに、電子レンジにつきやすい汚れや掃除の必要性を紹介します。

1-1.電子レンジを使う度に汚れがつく

電子レンジは単にものを温めるだけでなく、料理の下ごしらえにも使えます。電子レンジを使うたびに、温めた食品に含まれている成分が、水蒸気と共に庫内に充満するでしょう。たとえば、脂肪分を多く含むものを温めれば、油汚れが内部につきます。このほか、タンパク質や水分も汚れとなって電子レンジ内につくのです。

1-2.汚れだけでなく臭いもつく

タンパク質や脂質が主成分の汚れは、時間と共に臭いがしてきます。「特に臭いの強いものを温めたことはないのに、電子レンジ内部が臭う」場合は、汚れが臭いの原因であるかもしれません。

1-3.汚れが原因で火事になることもある

電子レンジ内部の汚れを放置しておくと見た目が悪くなるのはもちろんのこと、ものが温まりにくくなりムダな電気を使います。さらに、汚れから発火して火事になる危険もあるでしょう。冷蔵庫内部は定期的に掃除することが大切です。

2.電子レンジの掃除方法

この項では、電子レンジの掃除方法を紹介します。

2-1.電子レンジ掃除に必要な道具

電子レンジ掃除には、以下のような道具を用意しましょう。

  • 重曹
  • 耐熱容器
  • 汚れをふき取る布
  • メラミンスポンジ
  • 中性洗剤

なお、電子レンジ掃除は汚れをふやかす時間を含めて1時間はかかるので、時間に余裕を持って行いましょう。重曹はアルカリ性で、皮脂汚れや油性の汚れを落とすのに適しています。また、ナチュラル洗剤なので身体にも優しいのです。

2-2.掃除方法その1 重曹水で汚れをふやかす

はじめに、重曹水を作りましょう。マグカップ1杯に小さじ1の重曹を溶かします。これを電子レンジで3~5分加熱してください。その後、20~30分放置して重曹入りの水蒸気を電子レンジ内部に行きわたらせましょう。また、熱で汚れも緩みます。

2-3.掃除方法その2 緩んだ汚れをこすり取る

30分後、汚れが緩んだら布でこすり落としましょう。落ちにくい汚れはメラミンスポンジでこすると効果的です。なお、ターンテーブルを外せるなら、お湯と中性洗剤で洗ってください。どうしても落ちない汚れは重曹ペーストでこすりおとしたり中性洗剤で洗いましょう。

2-4.水あか汚れにはクエン酸が効果的

うろこのような水あか汚れには、クエン酸が効果的です。重曹では落ちにくい汚れがあった場合は、マグカップ1杯の水にクエン酸を小さじ1入れて、同じように3~5分温めて汚れをふやかしましょう。ちょっと傷んだかんきつ類でも代用できます。たとえば、カビの生えたレモンでもいいですね。後は同じように20~30分置いた後、緩んだ汚れを布でこすり取りましょう。

3.電子レンジの汚れを防止する方法

電子レンジをできるだけ汚さないようにするには、以下のことに注意しましょう。

  • 使ったら毎回レンジの中をさっと拭く(こうすれば、汚れはすぐに落ちます)
  • 電子レンジをかけるときはラップではなく、電子レンジ専用のタッパーに入れる(飛び散りが最小限に抑えられる)
  • 内部がフラットで掃除しやすい電子レンジを使う

こうすれば、汚れがつきにくくなります

まとめ

今回は電子レンジの掃除方法を紹介しました。電子レンジの中はあまり意識しませんが、注意深く見るとかなりよごれているものです。できれば、1日の終わりにレンジの内部も拭く習慣をつけましょう。そうすれば、大がかりな掃除も最小限ですみます。