「時短でできる掃除のコツを知りたい」「掃除は面倒だが部屋が汚れるのは嫌」という人は多いでしょう。こまめに掃除をしなければ、部屋はきれいな状態を維持できません。しかし、実際には「面倒」「時間がない」などの理由で、思うように掃除ができない人もいると思います。そこで、おすすめしたいのが「時短でできる掃除」です。毎日の掃除をもっと手軽に短時間でできるものにすれば、掃除を面倒と思うこともなくなるのではないでしょうか。

この記事では、時短掃除のポイントや進め方などを詳しくご紹介します。

  1. 時短掃除のポイント3つ
  2. 時短掃除の進め方は?
  3. 掃除を習慣化しよう
  4. 時短掃除に関するよくある質問

この記事を読むことで、時短掃除を実践するアイデアや、部屋が汚れにくくなるポイントなどが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.時短掃除のポイント3つ

時短掃除を成功させるためのポイントをご紹介しましょう。

1-1.1日の掃除時間を決める

時短掃除のポイントは、1日の掃除時間を決めることです。そして、1日の掃除時間は長くても15分までにしましょう。「掃除にかける時間は1日15分まで」と決めてしまえば、毎日続けることも苦ではなくなるはずです。掃除が終わっていなくても、15分たったら切り上げるようにしましょう。続けていくうちに、「15分でどんな掃除ができるのか」が分かってきて、効率的に掃除する方法を自分で考えるようになります。

1-2.掃除のモチベーションを上げる

時短掃除を続けるためには、モチベーションを上げることも大切です。自分が少しでも楽しく掃除できる方法を考えてみましょう。モチベーションを上げる方法はいくつかありますが、「好きな音楽を聴きながら掃除する」「掃除が終わったときのご褒美を用意する」などがおすすめです。また、雑誌やインターネットの画像などで、きれいに掃除された部屋を見るのもよいでしょう。「自分の部屋もこんなふうにしたい」と思えば、掃除に対するモチベーションも上がるはずです。

1-3.掃除道具にもこだわる

掃除道具をこだわって選ぶことも大切です。ホームセンターに行けばさまざまな汚れに対応した掃除道具が数多く販売されています。汚れを落とす効果が高く、使いやすい掃除道具を選ぶと、掃除もはかどるでしょう。また、デザインを自分好みのものにすることで、モチベーションも上がりやすくなります。

1-4.毎日の「ちょこっと掃除」と定期的な「しっかり掃除」

時短掃除の基本は、毎日の「ちょこっと掃除」と定期的な「しっかり掃除」です。毎日の掃除を時短で済ませるためには、定期的にしっかり掃除することが必要になります。普段は掃除機がけやホコリ取りなどの簡単な掃除を1日15分程度で済ませ、数か月に1回は床のワックスがけや換気扇のつけ置き掃除などをするようにしましょう。そうすることで、時短掃除でも部屋をきれいに保つことができます。

2.時短掃除の進め方は?

時短掃除の進め方をまとめました。

2-1.曜日ごとに掃除する場所を分ける

1日15分で家中の掃除をするのは難しいため、曜日ごとに掃除する場所を分けるとよいでしょう。たとえば、「月曜日はリビング」「火曜日は寝室」「水曜日はキッチン」というように決めておけば、常に家全体をきれいな状態にしておくことができます。一気に広範囲を掃除する必要がないため、面倒に感じることも少ないでしょう。

2-2.「上から下へ」「奥から手前へ」と掃除していく

上から下へ、奥から手前に向かって掃除していくのが基本です。上のほう、奥のほうから汚れを部屋の外へ追い出すつもりで掃除していきましょう。たとえば、最初に床を掃除してしまうと、家具や家電にたまっていたホコリが落ちてきて再び床を汚してしまいます。また、手前から床を拭き掃除していくと、せっかく掃除した部分を踏んでしまうことになるでしょう。掃除の効率が悪くなり、短時間で掃除することができなくなってしまうのです。

2-3.軽い汚れから掃除する

できるだけ落としやすい、軽い汚れから先に掃除していきましょう。ひどい汚れを先に落とそうとすると、時間と手間がかかって掃除が面倒になってしまいます。雑巾などの掃除道具も一気に汚れてしまうため、効率が悪いでしょう。また、軽い汚れを簡単に落とすことで、きれいになる実感も得やすいはずです。

3.掃除を習慣化しよう

掃除が面倒なものにならないように、習慣化してしまうことが大切です。掃除を習慣化するためのポイントをまとめました。

3-1.汚れをためない

普段から、汚れをためないように心がけることが大切です。汚れが蓄積されると掃除が大変になるため、掃除する気になれません。習慣化するためには、「簡単な掃除できれいになる部屋」を維持する必要があるのです。汚れに気づいたらすぐ掃除するのはもちろんのこと、「ながら掃除」「ついで掃除」を積極的に取り入れていきましょう。「テレビを見ながら家具のホコリを取る」「歯みがきのついでに洗面所を掃除する」など、できることから始めてみてください。

3-2.掃除しやすいようにいつでも片付いた状態に

部屋を片付いた状態にしておき、掃除しやすくすることも、掃除を習慣化するポイントです。床やテーブルの上にものがあると、掃除するためにいちいちよけなければなりません。その手間を考えると面倒になり、なかなか掃除に取りかかれない人も多いでしょう。片付いた部屋を維持するためには、「使ったものは元の場所に戻す」「ものの定位置を決める」「就寝前に部屋をリセットする」などを心がけることが大切です。

3-3.掃除道具を掃除しやすい場所に置いておく

掃除道具は、掃除する場所の近くに置いておくようにしましょう。汚れが気になったとき、わざわざ掃除道具を取りに行かなければならないようだと、面倒になって掃除を後回しにしてしまいます。たとえば、キッチンや洗面所に掃除用のスポンジやクロスを置いておく、手の届きやすい場所にフロアワイパーや粘着式クリーナーがある状態にしておくなどがおすすめです。

4.時短掃除に関するよくある質問

「時短掃除について知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.ものが多すぎて掃除しにくいのですが、どうすればものを減らすことができますか?
A.家中にあるすべてのものを「いるもの」と「いらないもの」に仕分けしましょう。長期間使っていないものや持っていることも忘れていたものなどは処分することをおすすめします。基本的に、収納スペースに入りきる量だけを残すようにしましょう。

Q.小さな子供がいるのですぐ部屋が散らかってしまいます。うまく片付ける方法はないでしょうか?
A.「毎日、夜9時になったら子供と一緒に片付けをする」「床にはものを置かないようにする」などのルールを作るのがおすすめです。

Q.掃除を簡単にするためにあると便利なアイテムを教えてください。
A.使い捨てタイプのお掃除シートやハンディーモップ・マイクロファイバークロス・メラニンスポンジなどがあると、簡単に掃除ができておすすめです。

Q.掃除に関する悩みで多いのはどのようなものでしょうか?
A.掃除の仕方が分からない・掃除する時間がない・面倒・やる気が出ないなどの悩みが多くなっています。

Q.掃除を習慣化すれば面倒に思うことはなくなるのでしょうか?
A.掃除が「やって当たり前のもの」になるため、面倒に感じることは少なくなるはずです。

まとめ

時短掃除のポイントや手順・掃除を習慣化する方法などを詳しくご紹介しました。時短掃除を取り入れることで、掃除に対する考え方が変わるはずです。掃除に対する苦手意識が強い人は、時短でできる掃除の方法を知り、習慣化してしまうことをおすすめします。ぜひこの記事を参考に、掃除の悩みを解消してください。