使いやすいトイレブラシを選ぼう! 正しい使い方と清潔な保管方法は?

トイレブラシはトイレ掃除に欠かせないアイテムです。いざ、選ぼうと思うと、素材や形などさまざまな種類があるため、どれを選んだらいいか迷ってしまう人もいるでしょう。トイレブラシは種類によって使用方法が異なり、正しい使い方をすることで掃除がラクになります。この記事では、目的や状況に合わせたトイレブラシの選び方や効果的な使い方をまとめました。さらに、不衛生になりがちなトイレブラシを、清潔に保管する方法についても紹介します。

  1. トイレブラシの種類と選び方
  2. トイレブラシの正しい使い方
  3. トイレブラシを清潔に保管する方法
  4. トイレブラシに関するよくある質問

この記事を読むと、使いやすいトイレブラシや汚れを落としやすい使い方を知ることができます。ぜひ参考にしてください。

1.トイレブラシの種類と選び方

トイレブラシは、素材や形状などにさまざまな種類があります。ここでは種類や選び方を紹介しましょう。

1-1.トイレブラシの種類と特徴

1-1-1.スポンジタイプ

長い柄の先にスポンジがついたものです。材質はウレタンフォームや不織布などで、柔らかく弾力があります。ヘッドは便器のカーブに沿ったものやフチ裏に届く形状のものが便利です。面で汚れを落とすので、効率よく掃除ができるのが特徴といえます。一方で、水切れが悪いのがデメリットです。

1-1-2.ブラシタイプ

柄の先にブラシがついたタイプです。ブラシの毛は長いものから短いものまであります。形状は、L字のものや円筒形に植毛されたものが定番です。中には、便器のフチ裏まで洗えるように先が曲がったタイプや、半円状に植毛されたものもあります。ガンコな汚れに強いのが特徴で、水はねしやすいのがデメリットです。

1-1-3.ブラシケースつき

多くのトイレブラシが収納容器とセットになっています。ケースの形やブラシの収納方法はさまざまです。ブラシを容器のフチに引っ掛けてつり下げるタイプや、ブラシを置くと自然とふたが閉じるタイプなどがあります。ケースの底にブラシがつかないタイプだと、比較的清潔に使うことができるでしょう。

1-1-4.柄の形状や角度

ヘッドが水たまりの奥まで届くように、柄に角度がついたものが一般的です。アーチ状になったものもあります。材質はほとんどがプラスチック製です。珍しいものとしては、インテリア性の高い木製や金属製のものもあります。

1-2.トイレブラシを選ぶポイント

トイレブラシは、掃除の頻度や汚れの状態に合わせて選ぶといいでしょう。

1-2-1.週に3回以上トイレ掃除する人はスポンジタイプ

こまめに掃除をする習慣がある人には、スポンジタイプがおすすめです。スポンジなら頻繁(ひんぱん)に掃除をしても便器を傷めることがありません。特に、新築やトイレリフォームで便器が新しく、防汚・抗菌・耐傷などの特殊なコーティングがされているときには、柔らかい素材がベストです。

1-2-2.週に1回以下しかしない人はブラシタイプ

月に2~3回しか掃除をする時間が取れない人には、洗浄力の高いブラシタイプがおすすめです。ブラシなら、ある程度たまった汚れも落とすことができます。ブラシの形状や毛の長さによってはフチ裏に届きにくいため、買う前によく確かめましょう。

1-2-3.共通のチェックポイント

  • 硬すぎないか:ヘッドが硬すぎると便器に傷がつき、そこに汚れや雑菌がたまってしまう。程よい硬さを選ぶことが大切
  • 水切れはいいか:ヘッドがぬれたままだと雑菌やカビが繁殖する。衛生的に使うためには、水切れがよいタイプがおすすめ
  • 見えない汚れに届くか:便器は複雑な形をしており、見えない部分に汚れがたまりやすい。自宅の便器に合わせて、フチ裏や水たまりの奥などにも届く形状のものを選択
  • ケースは清潔か:ケースに収納する場合、ケースの底にブラシがついてしまうものは不衛生になりがち。たまった水が捨てやすく丸洗いできるタイプは手入れがラク

1-3.最近注目の使い捨てトイレブラシ

最近は、使い捨てタイプのトイレブラシも人気です。洗剤つきのヘッドをハンドルに取りつけて掃除し、終わったらヘッドを切り離して捨てることができます。ヘッドは、水に流せる不織布タイプとゴミとして捨てるスポンジタイプの2種類です。普通のトイレブラシは衛生面が気になるという人や、使い終わったトイレブラシの手入れが面倒だという人は試してみてもいいでしょう。ヘッド部分が使い捨てのため、コストがかかるのがデメリットといえます。

2.トイレブラシの正しい使い方

トイレブラシは力任せに使っても汚れが落ちるわけではありません。ここでは、汚れを効果的に落とす使い方を紹介しましょう。

2-1.日常的なトイレ掃除は軽い力で十分

2-1-1.スポンジタイプの使い方

毎日のように掃除をする場合は、スポンジタイプを使います。ヘッド部分に中性洗剤を含ませて、軽くこするだけで汚れが落ちるでしょう。フチ裏などの汚れがたまりやすいところも、忘れずに洗っておきます。中性洗剤だけで落ちない汚れは、酸性のトイレ洗剤を使うといいでしょう。洗剤は使いすぎると泡で汚れが見えなくなるため、つけすぎないのがコツです。

2-1-2.ブラシタイプの使い方

ブラシタイプは、毛先を使って汚れをかき落とすように使います。便器の中に洗剤を直接かけて、汚れが浮いてから使うと効果的です。毛先がつぶれないように力加減に注意しましょう。先曲がりタイプを使えば、フチ裏もラクに洗えます。水はねしやすいので、温水洗浄便座に水がかからないように気をつけましょう。

2-2.ガンコな汚れはつけ置き洗い

2-2-1.汚れに合わせた洗剤を使う

黄ばみや黒ずみなど、こびりついたガンコな汚れは、ブラシで物理的にこするだけでは取れません。フチ裏に固まった汚れは、洗剤で湿布してゆるめると落としやすくなります。ここで大切なのは、汚れに合った洗剤を使うことです。
黒ずみはカビが原因の酸性汚れのため、アルカリ性の洗剤(重曹など)や塩素系の漂白剤を使うといいでしょう。一方、黄ばみはアルカリ性汚れのため、酸性(クエン酸やサンポールなど)のトイレ洗剤を使うとよく落ちます。

2-2-2.黒ずみと黄ばみは別々に

手順としては、先に黒ずみ汚れを落とし、時間を置いてから黄ばみ汚れに取り掛かるといいでしょう。時間を空ける理由は、酸性洗剤と塩素系洗剤は同時に使うと有毒ガスが発生して危険だからです。よく換気しながら使いましょう。

2-2-3.湿布はトイレットペーパーで

湿布にはトイレットペーパーを使うと手軽です。汚れた部分を覆うように敷き詰め、トイレ用洗剤をかけて1時間程度置きます。すると、汚れがゆるんで分解されるので、力を入れなくてもブラシでかんたんにきれいになるでしょう。水を流すときは、湿布に使ったトイレットペーパーを取り除いてから流してください。そのまま流すとトイレが詰まる原因になります。

2-3.トイレブラシを使うときの注意点

一般的に便器は陶器でできており、表面にはツルツルのコーティングが施されています。そのため、あまり強い力でこすったり、強い酸性やアルカリ性の洗剤を使ったりすると、コーティングが傷ついたりはがれたりすることがあるので気をつけましょう。トイレのメーカーの説明書には、使ってはいけない洗剤など注意事項が書いてあります。あらかじめ確認するといいでしょう。
また、前述のとおり、酸性と塩素系の洗剤を一緒に使ってはいけません。「まぜるな危険」と書かれた洗剤は必ず単独で使い、換気に気をつけましょう。

3.トイレブラシを清潔に保管する方法

トイレブラシには、便器の中よりはるかに多くの雑菌やカビが付着しているといわれています。ここでは清潔に保管する方法を紹介しましょう。

3-1.使い終わったブラシは乾燥させる

トイレ掃除のあとのブラシは、トイレを流す水で洗い流し、よく水気を切っておきます。特にスポンジタイプは、水分を含みやすいので、便器にヘッド部分を押し当て十分に水を切ってください。このとき、ついトイレのフチでトントンと水を切りたくなりますが、汚水をまき散らすことになるのでやめましょう。
水を切ったトイレブラシは、ケースに収納します。ケースはブラシが底につかないタイプがいいでしょう。ケースの底にはブラシから出た水がたまり、雑菌やカビの温床となるのです。ブラシが底につくタイプだと、いつまでもぬれたままで、雑菌が繁殖してしまいます。

3-2.定期的に漂白と天日干しを

トイレブラシは、定期的にブラシをケースごと漂白し、天日干しすると清潔に保つことができます。
ケースがボックスタイプの場合は、ケースに漂白剤を入れればブラシとケース内が一緒に漂白できて便利です。水がためられないタイプには、バケツを使いましょう。ビニール袋を二重にしたものをセットし、その中に漂白液を作ります。そこにケースとブラシを30分ほど漬け込みましょう。水ですすいで水気を切り、天日に干してしっかりと乾かすことが大切です。

4.トイレブラシに関するよくある質問

トイレブラシの使い方に関するよくある質問を集めました。

Q.トイレブラシはどのくらいの期間で交換すればいいでしょう?
A.スポンジタイプは、水切れが悪いため不衛生になりがちです。そのため、2か月に1回程度を目安に取り換えるといいでしょう。ブラシタイプは毛先がヘタるのを目安にします。取り換えは半年に1回程度で十分でしょう。

Q.水に流せるトイレブラシは、水たまりの中まで洗えますか?
A.流せるタイプは不織布を使っているため、長時間の水中での使用には向きません。水底にこびりついた汚れを落とすのは難しいでしょう。

Q.水はねしにくいトイレブラシはありますか?
A.毛に波形加工をしてあるものや毛足が短いタイプは、水はねしにくいでしょう。また、毛が柔らかな繊維状のブラシはスポンジタイプ同様に水はねしにくいです。

Q.流せる使い捨てトイレブラシは詰まったりしませんか?
A.詰まる可能性はあるでしょう。最近のトイレは、節水タイプとして流れる水の量が少ないものもあります。集合住宅などで水流が弱い場合も同様に注意が必要です。心配なときは、トイレに流さずゴミとして捨てましょう。

Q.トイレブラシを漂白したいのですがバケツがありません。
A.ブラシだけなら、2リットルのペットボトルで代用できます。上部を水平に切って漂白液を入れて使いましょう。容器は使い捨てできるので便利です。ケースも漂白したい場合は、ゴミ箱などを利用しましょう。ビニール袋を二重にしたものをセットして使ってください。

まとめ

トイレブラシは、素材や形状などさまざまな種類があります。自分の掃除スタイルや目的に合わせて、使いやすいものを探してみましょう。選ぶときには、汚れ落ちはもちろん大切ですが、衛生面も考えて決めたいものです。トイレブラシを正しく使って、清潔で衛生的なトイレ環境を保ちましょう。