壁紙のカビ掃除・予防方法まとめ! カビのない部屋のヒントご紹介

気温や湿度が上がってくると心配なのが、部屋のカビ対策です。お風呂や水回り以外にも、カビが生えてしまうということをご存じでしょうか? カビは部屋の壁紙・天井・床などにも生えてしまうものなのです。今回は、壁紙のカビについてご説明します。

  1. そもそも壁紙のカビとは?
  2. 壁紙のカビの掃除方法
  3. 壁紙のカビの予防法
  4. おすすめのカビ予防グッズ
  5. カビや壁紙掃除についてよくある質問
  6. まとめ

カビについての正しい知識や、効率的な掃除方法・予防方法を知ることで、カビのない部屋を作ることができます。壁紙のカビ対策・掃除方法などを知りたい方は、ぜひ最後までこの記事を読んでみてください。

1.カビとは?

そもそも、カビとは何なのでしょうか? この項では、カビの正体・影響などをご説明します。

1-1.カビの正体・影響とは?

カビは、専門的には「真菌」と呼ばれ、「真菌」は一般的な「細菌」よりも高等生物と言えます。なぜなら、真菌は細胞内の核の内側にDNAがあり、これは人間と同じ構造であるためです。細胞構造が同じであるということは、カビに効く薬剤には人間にも悪影響となります。そのため、カビ取り剤の使用時には注意が必要です。

1-2.カビの影響とは?

健康な人なら、深刻なカビの病気にかかることはほとんどありませんが、免疫力が低下している場合には注意が必要です。また、体質やカビを吸い込む量・頻度によっては、肺を痛めたりぜんそくのような症状が出てしまったりすることもあります。他にも、肺炎・アレルギー性鼻炎・アトピー・水虫などになってしまう人もいるでしょう。

1-3.壁にもカビは生える

カビというと、お風呂場、水回りなどに生えるイメージがありますが、実は室内の壁・床・天井などにも生えることがあります。特に、湿気がたまりやすい箇所=通気が悪い箇所は注意が必要です。

2.壁紙のカビの掃除方法

次に、壁紙のカビ掃除について、具体的な方法をご紹介します。

2-1.用意するもの・洗剤など

カビにはカビ取り剤が有効なのですが、壁紙が変色してしまうおそれがあるため、違う薬剤を使います。

  • アルコールスプレー(70%程度が望ましい)
  • 歯ブラシ
  • 新聞紙
  • 掃除機
  • ゴミ袋
  • 扇風機またはドライヤー
  • 手袋・マスク

2-2.掃除方法・流れ

カビ掃除は、菌を消毒してから落とし、掃除機で吸うという流れになります。具体的には以下の手順です。窓は開けた状態で行いましょう。

  1. 壁側の床に新聞紙を敷く
  2. カビの部分にアルコールスプレーをふきかける
  3. 5分放置する
  4. 歯ブラシでそっと汚れを落とす
  5. 汚れが落ちた新聞紙を袋に包んで捨てる
  6. 周辺を掃除機で吸い取る
  7. 掃除機のパックなどを交換する・洗う
  8. 壁紙を乾かす
  9. 5分以上換気をする

2-3.掃除のポイント・注意点

掃除の際に、カビが浮遊してしまい違う場所に移っては意味がありません。カビが広がったり飛んだりしないように、そっと落とし、落としたカビはすぐに処分しましょう。また、壁紙を乾燥させることで、カビ予防になります。面倒でも、掃除後の乾燥は忘れないようにしましょう。

3.壁紙のカビの予防法

次に、カビの予防法についてご紹介します。

3-1.カビは掃除よりも予防

カビの掃除は大変です。そのため、日ごろから予防対策をすることによって、カビのない部屋を目指しましょう。

3-2.湿度に敏感になる

部屋の湿度が上がるとカビにとっては好条件となってしまいます。部屋の隅に湿度計を置いたり、天気予報をチェックすることで、湿度に敏感になりましょう。湿度が上がりそうな日は、換気をしたり空調をかけたりしてください。

3-3.換気をする

前述のとおり、換気はカビ対策に重要です。カビ対策以外にも、部屋にホコリをためない効果もあります。帰宅したら5分換気するという習慣をつけるだけでもだいぶ効果があるでしょう。開かずの扉になってしまっている窓やサッシがあれば、定期的に開けるようにするのもポイントです。

3-4.家具のレイアウトを考える

壁際にぴったりと家具を置くと、湿気がたまり、カビが生えやすくなってしまうため、壁と家具の間を5~10cmほど開けておくとカビ対策になります。隙間には定期的にサーキュレーターなどで風を通しましょう。ハンディモップがちょうど通るくらいの隙間にしておくと掃除も楽です。

3-5.部屋の空気を循環させる

雨で換気ができない・家具を動かせないという場合は、サーキュレーターを使って部屋の空気を循環させましょう。たとえ部屋全体の湿度が低くても、部屋の隅や壁際など、局所的に湿度が上がっている箇所があると、そこからカビが発生してしまいます。カビが生えそうなところを中心に、1日5~10分空気をかきまぜることでカビ対策になるでしょう。

4.おすすめのカビ予防グッズ

カビ予防に役立つグッズや注意点をご紹介します。

4-1.アルコールスプレー

消毒・防菌効果のあるアルコールスプレーは、カビ菌の除菌に役立ちます。カビが生えるまえに、アルコールスプレーを使って日ごろからこまめに掃除しておくとカビ予防になるでしょう。

4-2.サーキュレーター

前述のとおり、サーキュレーターはカビ予防に大活躍です。部屋の空気を循環させる、湿気がたまりやすい箇所に送風することで、湿度の上昇を防ぐことができます。換気の効率も上がるので、1台持っていて損はないでしょう。

4-3.除湿器

部屋の湿度をぐっと下げる除湿器もカビ対策に役立ちます。梅雨場や雨の日は24時間つけっぱなしにしていてもよいでしょう。ただし、換気や掃除は怠らないようにしてください。また、除湿器自体の掃除も定期的に行いましょう。

4-4.カビ予防の注意点

カビを予防するには、一気に掃除したり対策をするのではなく、日ごろから部屋の湿度を気にしたり、通気に気を使ったりするほうが効果的です。換気やサーキュレーターなどのちょっとした習慣によって、カビのない部屋を作ることができるでしょう。

5.カビや壁紙掃除についてよくある質問

カビや壁紙掃除についてよくある質問をまとめました。

Q.アルコールスプレーなら壁紙は変色しないですか?
A.基本的には大丈夫ですが、心配な場合は、壁の隅など目立たない箇所で試してみるとよいでしょう。

Q.カビ取り剤でも落ちないカビは?
A.ラップで密封して10分くらい放置したり、なんどか繰り返して掃除することで落ちる場合があります。どうしても落ちない場合は、カビの根が奥まで浸透してしまっているため、壁紙の交換が必要になってしまうでしょう。

Q.壁の広範囲にカビができていて掃除が面倒なのですが
A.自分でどうにもできないカビは、業者に依頼するのがおすすめです。専用の薬剤やプロの技術でカビを落としてもらえるでしょう。

Q.換気のポイントは?
A.部屋の換気をする際は、空気の入り口と出口を作るのが効果的です。窓は二つ以上開けましょう。窓がない場合は、サーキュレーターを使って、室内の空気を外に出してください。一般的に、部屋の空気は5分程度で入れ替わると言われています。短い時間でもいいので毎日換気することを心がけましょう。ただし、雨が降っている日は、窓を開けると部屋の湿度が上がってしまことがあるため不要です。

Q.カビの弱点を教えて
A.カビには以下のような特徴と弱点があります。

【カビが好む環境】

  • 気温20~30℃
  • 湿度60%以上
  • ホコリ・食べかす・皮脂などが多い場所

【カビが苦手な環境】

  • 60℃以上の高温(低温には強く冷凍庫(-18℃)くらいの温度でも死なないことがある)
  • 乾燥した場所(湿度50%以下)
  • ホコリなどエサになるものがない場所

6.まとめ

カビや壁紙掃除についてご紹介しました。カビは掃除よりも予防のほうが大切です。また、生えてしまったカビはすぐに掃除しましょう。自分ではどうにもできないカビは、すぐに掃除業者に依頼してください。時間がたつほどカビ掃除には手間がかかってしまうものです。