窓掃除のやり方とポイントをご紹介! 窓をきれいに保つポイントは?

窓は太陽光が入り、風を室内に取り入れることができる重要な箇所です。窓が汚いと気分も落ち込みやすくなるのではないでしょうか。逆に、毎日キレイな窓を見ると、とてもすがすがしい気持ちになりますよね。しかし、「窓をキレイにしたいけれど、方法が分からない」など、悩みを抱えている方が多いでしょう。ポイントは、窓の汚れを知り、汚れに合わせた掃除を行うことです。本記事では、窓掃除の基礎知識や、掃除のやり方とキレイに保つポイントを紹介します。

  1. 窓掃除の基礎知識
  2. 窓の掃除方法は?
  3. 窓をキレイに保つ方法をチェック!
  4. 窓の掃除に関してよくある質問

この記事を読むことで、窓掃除の正しい方法とキレイに保つコツが分かります。悩んでいる方や気になっている方はぜひチェックしてください。

1.窓掃除の基礎知識

まずは、窓にどんな汚れがつきやすいのか把握しておかなければなりません。ここでは、汚れの種類と掃除の頻度など、基礎知識をお届けします。

1-1.窓につく汚れは?

窓の汚れは、「内側」と「外側」で大きく異なります。窓の外側は、空気中に漂うホコリ・排気ガス・砂などが付着しやすい場所です。また、雨風が当たるところでもあるため、泥・水垢などで汚れがひどくなるでしょう。窓ガラスだけでなく、サッシの部分にも砂やホコリがたまります。
一方、窓の内側は、手垢(てあか)・油・タバコのヤニなどが付着しやすい場所です。特に、内側のサッシには、ペットの抜け毛・ダニ・カビの胞子・フケ・食べもののカスなどが入り込んでしまいます。それらを放置すると、結露や湿気などによってカビが発生するので、こまめな掃除が必要です。

1-2.掃除の頻度はどのくらい?

キレイな状態を保ち続けたいなら、簡単な掃除を1~2か月に1回、本格的な掃除を半年に1回してください。窓が汚れても健康を損ねたり壁紙を傷めたり不具合が起きることはありませんが、1~2か月に1回サッと窓ガラスを掃除すれば清潔な状態が維持できます。そして、窓ガラスだけでなく、サッシ・網戸など全体を半年に1回掃除するのが理想的です。特に、小さな子どもがいる場合は、顔を窓ガラスに押しつけたりなめたりすることがあります。こまめに掃除しておけば安心ですし、本格的な掃除をするときも楽になるでしょう。

1-3.本格的な掃除のタイミングはいつがいいか?

本格的な掃除は「年末の大掃除」と「6~7月」に行うのがベストです。
年末大掃除は外との温度差が激しく、結露が発生しやすくなります。結露を放置するとカビの原因となるため、大掃除のタイミングに合わせて窓ガラス・サッシ・窓枠・網戸などの汚れを落としましょう。
そして、6~7月は花粉・黄砂が落ち着いたところです。花粉・黄砂が飛散しているときに掃除をするとすぐに汚れがちですが、落ち着いたころなら効率的に掃除できるでしょう。
また、梅雨時期も掃除に最適な時期といわれています。「掃除しても雨で汚れてしまうのでは?」と思われがちですが、湿気を含んでいる梅雨時期のほうが汚れが落ちやすくなるのです。乾燥した晴天の日はホコリが飛び散りますが、曇天や小雨の日にやればその心配がないので安心して掃除できます。

2.窓の掃除方法は?

それでは、窓の掃除に必要な道具と、部分別の掃除方法を説明します。

2-1.必要な道具は?

窓の掃除で必要なものは以下のとおりです。

  • 新聞紙
  • 使い古した歯ブラシ
  • カビ取り剤またはクレンザー
  • 網戸用ワイパー・窓拭き用シート
  • 刷毛(はけ)・ブラシ
  • 掃除機
  • 片栗粉(かたくりこ)・塩素系漂白剤

以上の道具を準備しておけば、窓ガラス・窓枠・サッシ・網戸と全体の掃除が可能です。100円均一ショップでも手に入るものばかりなので、掃除前に準備しておきましょう。

2-2.主な方法と流れを部分別に紹介!

窓ガラス・サッシ・窓枠・網戸に分けて、具体的な掃除方法と流れを紹介します。

2-2-1.窓ガラス

窓ガラスの掃除は、「新聞紙」だけ準備すればOKです。窓に結露がある場合は、丸めた新聞紙を使って、窓をキレイに拭いていきましょう。ポイントは、水気を取りながら隅々まで拭くことです。結露がひどい場合は、窓拭き用ワイパーを使うと水分が拭き取りやすくなります。ある程度、水気を取りのぞいたら、乾いた新聞紙を丸めて乾拭きをしてください。「洗剤は使わなくて良いのか?」と疑問に感じるかもしれませんが、新聞紙のインクが油分と手垢の成分を分解してくれます。さらに、新聞紙のインクが曇り止めやツヤ出しの効果も生み出すため、一石二鳥の効果が期待できるのです。

2-2-2.サッシ

窓のサッシは、室内の熱を逃さないための気密化や、通風・排熱・換気などを行う重要な部分です。カビが発生しやすい箇所でもあるので、こまめな掃除が必要でしょう。大まかな掃除方法は、以下のとおりです。

  1. ブラシ等で固まっているホコリや土などの汚れを掻(か)き出す
  2. つまようじや歯ブラシなどで細かい部分をキレイにする
  3. 汚れがこびりついている場合は、ウエットティッシュを使い汚れを湿らせる
  4. 汚れを取りのぞいたら、水拭き→乾拭きをして完了

もし、サッシに黒い斑点(はんてん)ができている場合は、カビの可能性があります。カビを落とす方法は、後ほど【2-3.カビやひどい汚れを落とす方法は?】で説明するのでぜひチェックしてください。

2-2-3.窓枠

窓枠のゴム部分は、クリームクレンザーと歯ブラシを使ってキレイにしていきましょう。クリームクレンザーを歯ブラシにつけて、やさしく磨くだけでOKです。ただし、窓枠のゴムは傷つきやすい傾向があるため、ゴシゴシと力強くこすらないようにしてください。カビが発生している場合は、カビ取り剤を塗ってから水拭き→乾拭きの順でキレイにしましょう。一度、カビができると手入れに手間がかかるため、こまめな掃除でカビを防止するのが重要です。

2-2-4.網戸

網戸は掃除しにくいと思われがちですが、便利グッズを使うと時間をかけずに掃除できます。たとえば、網戸用ワイパーでひと拭きすれば、大抵の汚れが落ちるでしょう。いちいち取りはずしてホースで水をかけるという手間がなくおすすめです。

2-3.カビやひどい汚れを落とす方法は?

カビは非常にやっかいな汚れで、多くの人の悩みになっているでしょう。窓のカビ対処法としておすすめしたいのが、「片栗粉」と「塩素系漂白剤」を混ぜたペーストです。片栗粉のとろみが、黒カビの根元まで塩素系漂白剤の成分を浸透させ、頑固な黒カビを除去します。
片栗粉×塩素系漂白剤ペーストの作り方は、以下の手順で行ってください。

  1. 片栗粉大さじ1と塩素系漂白剤大さじ1弱を混ぜる
  2. ネリネリと練る
  3. 透明感が出てきたら完成

片栗粉を混ぜるのは、塩素系漂白剤をカビと定着させるためです。トロトロにならないように気をつけてください。そして、作ったペーストを長時間放置すると漂白効果が落ちるため、なるべく早く使うのが大切です。
そして、完成したペーストを、気になるカビの部分に塗り5分ほど放置します。塩素系漂白剤はゴムを劣化させるおそれがあるため、長時間放置しないのがポイントです。

2-4.コツ、注意点は?

本格的な掃除を半年に1回といっても、なかなか大変な作業です。掃除を楽にするためにも、普段から窓が汚れていないかチェックしてください。特に、カビ汚れは放置するほど落ちにくくなり、塗装・壁紙の傷みにも大きく影響します。カビを放置した結果、壁紙を貼りなおす破目になったというケースもあるので注意が必要です。また、結露をこまめに拭き取る、換気することも大切なポイントとなります。

3.窓をキレイに保つ方法をチェック!

キレイにした窓を長持ちさせるポイントがあります。あわせて、汚れを防ぐポイントもチェックしておきましょう。

3-1.キレイな窓をキープするポイント

キレイに掃除した窓をキープするポイントは、汚れを見つけたときにササッと拭き取ることです。普段のお手入れや、気づいたときに掃除する際にぜひ使ってほしいのが「マイクロファイバークロス」。マイクロファイバーの細かい繊維がホコリをしっかりと絡め取るので、いつでもキレイな窓を保ち続けることができます。そして、「本格的な掃除を半年に1回、簡単な掃除を1~2か月に1回する」と心がけることもキープするポイントです。

3-2.汚れを防止するポイント

窓の汚れを防止するポイントは、「窓の外側」と「窓の内側」で異なります。
窓の内側の場合、水拭き→乾拭きをした後に、仕上げとして「リンス」を塗ってください。リンスの成分には、静電気防止効果が期待でき、ホコリや汚れを寄せつけにくくします。リンスを塗るときは、水1リットルに対し、3滴ほど垂らした液を使用してください。リンスの量が多いと、乾いたときにリンスが目立ってしまうので要注意です。
そして、窓の外側には、自動車用のガラスコーティング剤を使いましょう。撥水性(はっすいせい)が高く、水垢やホコリの付着を防ぐことができます。外側の窓は雨水の汚れがつきやすいのでおすすめです。水拭き→乾拭き→ガラスコーティング剤の順番で塗ってください。

3-3.注意点

塩素系漂白剤・カビ取り剤などさまざまな洗剤を使うことになりますが、これからを混ぜ合わせるのは非常に危険です。混ぜると危険物質が発生し、体に不調をきたすおそれがあります。また、液剤を使用する際は、手袋をして皮膚を保護してください。使用注意点をきちんと読んでから、使いましょう。

4.窓の掃除に関してよくある質問

窓の掃除に関してよくある質問を5つピックアップしてみました。

Q.乾拭きした後の「跡(あと)」が気になる……
A.せっかく窓をキレイにしたのに、乾いた後に「拭き跡」が残ることがあります。拭き跡が残るのは、掃除で使用する雑巾と洗剤が原因です。うまく洗剤を拭き取れていない、古くてほつれのある雑巾を使っている場合は、掃除前よりも見栄えの悪い仕上がりになります。マイクロファイバークロスや窓拭き用ワイパーを使用して、拭き跡を防ぎましょう。

Q.ゴム部分のカビを防ぐ方法は?
A.片栗粉と塩素系漂白剤のペーストでカビ取りをした後に、ゴムパッキンの上にロウを塗ってください。火をつけずに、ゴム部分にろうそくを押しつけるように塗るだけでOKです。ロウは水を弾く効果があるため、汚れがつきにくくなり、カビ菌の侵入が防止できます。

Q.窓掃除でやってはいけないこととは?
A.乾いた雑巾で二度拭きをすることです。乾いた雑巾による二度拭きは、拭きムラができ、窓に雑巾の繊維がつきやすくなります。拭き跡ができるのも、乾いた雑巾の二度拭きが原因だったというケースもあるので気をつけてください。

Q.高所の窓を掃除する際の方法は?
A.高所の窓を掃除する場合は、長く伸びる伸縮ブラシを使いましょう。柄が伸びるので、高いところも楽に拭き上げることができます。中には、片方がスポンジ、もう片方はスクイジーになっている種類もあり、水拭きと乾拭きが同時にできるでしょう。

Q.頑固な汚れが落ちない場合はどうすべきか?
A.洗剤を使っても落ちない汚れがあります。そんなときは、プロの清掃業者に依頼するのも選択肢の1つです。窓掃除のプロ集団なので、付着している汚れに適した方法で掃除します。頑固な汚れはもちろんのこと、高所で手が届かない場所の掃除も可能なので、忙しい方や体が自由に動かない高齢の方におすすめです。業者に依頼する際は、どんなサービスでいくらかかるのか見積書などを細部まで確認しましょう。

まとめ

いかがでしたか? 窓の掃除は、「本格的な掃除」と「簡単な掃除」の2つに大きく分けることができます。本格的な掃除は半年に1回、汚れやすい時期に掃除を行い、窓ガラス・サッシ・窓枠・網戸など全体をキレイにしてください。そして、簡単な掃除は1~2か月に1回、窓ガラスをキレイに拭き上げます。これら2つの掃除を丁寧に行うことで、キレイな窓がキープできるでしょう。また、本格的な掃除を楽にするためには、日ごろの掃除が大切なポイントです。窓が汚れていたり結露ができている場合はマイクロファイバータオルなどですぐに拭き取りましょう。こまめに汚れ具合をチェックすることで、キレイな窓がキープできるだけでなく、「汚れにくい窓」になります。