親の家を片づけるときに押さえておくべきポイントと3つのテクニック

親の家の片づけをしなければならない事態に直面したとき、途方に暮れてしまう人は多いでしょう。
親が高齢になり、実家に帰るたびに「ものが増えてきたなぁ」、「部屋がごちゃごちゃしている…」と気になってはいたけれど、いざその膨大な荷物を自分が片づけなければならないことになったとき、あなたならどうしますか?
最近は「片づけない親」も増えてきているので、「まだ元気に生きているけれど親の家を片づけなければならない」という人も多いのではないでしょうか。
親の家を片づけなければならない理由は人それぞれですが、その片づけ方については知っておくべきことがいくつかあります。

  1. 親の家の片づけをしなければならない理由
  2. どのようにして片づけるべきか
  3. 不用品回収業者を利用しよう
  4. 業者を選ぶ際の注意点
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1.親の家の片づけをしなければならない理由

親が亡くなった

親が亡くなってその家に住む人がいなくなった場合、片づけをするのは当然、子供の仕事です。
亡くなった親が今まで暮らしていた形跡のある家を片づけなければならないのは精神的にも辛いことですが、意外と楽に片づけを済ませることができるのはこのケースだったりします。
なぜなら、親がもういないので、口を出されることがないからです。
「それは捨てないでほしい」、「勝手に片づけないでほしい」と嫌な顔をされる心配もないので、比較的スムーズに片づけられます。
ただし、残しておくべき遺品の問題なども出てくるので、一人で判断するのは難しいケースもあるでしょう。

親が施設に入った

「親が介護施設や老人ホームに入居することになった」という理由で親の家を片づけなければならない場合、亡くなったわけではないのですべて綺麗に処分、というわけにはいきません。
しかし、施設の個室はスペースが限られているので、持っていけるものもあまりなく、どう家を片づけたらよいのか困ってしまうでしょう。
一旦施設に入ると元の家に戻ってくる可能性は限りなく少ないので、不用品だけでも処分しておく必要があります。

「片づけられない親」になってしまった

「もともとあんなに綺麗好きだったのに、歳をとってから片付けられない親になってしまった」と悩んでいる人も少なくありません。
なぜ高齢になると家を片づけられなくなるのか。
それには考えられる理由がいくつかあります。
まず、子供たちが巣立っていき、自分のスペースが増えてついものを増やしてしまうこと。
戦後世代特有の「もったいない」精神が強くなること。
そして、年齢を重ねるとともに物忘れがひどくなり、「どこに片づけたか分からなくなる」ことを恐れるようになることや、足腰が弱くなって片づけが困難になること、などが「片付けられない親」にしてしまう原因になっているのです。
この場合、子供が親に代わって片づけをするのが一番難しく、スムーズに済ませるにはコツが必要になります。

2.どのようにして片づけるべきか

時間をかけてゆっくりと

親が亡くなったり認知症になって判断力を失ってしまった場合は別ですが、まだ健在のうちに片づけをするなら、焦りは禁物です。
親には親の「片付けられない理由」がありますので、親の意見を無視して焦って片づけようとすると、必ず喧嘩になったり親子関係が険悪になってしまいます。
親としてはもちろん、子供に自分の家を片づけられることを嫌がるでしょうから、まずは軽く掃除したり整理するつもりで、少しずつ始めていきましょう。
最初は親が執着していない場所から何気なく片づけを始めていってください。
そのうち片付いた家で暮らすことの快適さを思い出し、片付けられても文句は言わなくなります。

「捨てよう」ではなく「整理しよう」

高齢者は物を捨てることに抵抗を感じやすいものです。
「思い出を捨てられてしまう」と思って片づけを拒否される可能性があります。
最初から何でもかんでも捨てようとせず、まずは「整理しよう」、「物を減らそう」というように、前向きな言葉をかけてあげてください。
それに同意してくれるようになったら、少しずつ不要なものを捨てていきましょう。

一緒に片づける

子供に家を勝手に片付けられるのを嫌がる親は多いものですが、「一緒に片付けよう」という姿勢を見せれば、それほど抵抗しないものです。
時間はかかりますが、ひとつひとつ「捨ててもいいものか」、「どうして捨てたくないのか」などを確認しながら、親も納得できる方法で片付けていってください。

3.不用品回収業者を利用しよう

親が亡くなってしまった場合や施設に入居した場合は、できるだけ早く親の家の片づけを済ませたいものです。
特に親の家が遠方で何度も通うのが大変だったり、期限までに退去しなければならない借家だったりすると、自分だけで片付けるのは大変な作業です。
自分の仕事や家庭のことも考えると、時間をかけている暇はありませんよね。
このように親が片づけについて口出しできない状況にあるときは、プロに依頼するのもひとつの手です。
不用品回収業者は回収してくれるものの種類が豊富ですし、ものによっては買取もしてくれますので、まだ使えそうな家具や家電はお金になる可能性もあります。
依頼するには費用がかかりますが、「売れるものもあるかもしれない」ということを考えればそこまでの出費にはならないでしょう。
もちろんゴミも回収してくれますので、分別して自治体の指定するゴミの日にいちいち出す…という手間も省けます。
中には遺品の片付けを請け負っている業者もありますので、ぜひチェックしてみてください。

4.業者を選ぶ際の注意点

資格を持っている業者か確認する

不用品回収業者には「一般廃棄物収集運搬許可」が必要であり、この許可を受けていない業者は違法業者であると考えてください。
回収した不用品を不法投棄している可能性がありますし、依頼者とのトラブルが多いのもこの手の業者の特徴となっています。
「無料で不用品を回収します」と宣伝している業者は悪徳業者である可能性が高いので、十分に気を付けてください。

見積もりが分かりやすい業者を選ぶ

不用品回収業者とのトラブルで最も起こりやすいのが、料金問題です。
「無料回収のはずが後で高額な料金を請求された」という事例の報告は非常に多く、それを避けるためにも料金体系を明確にしている業者を選ばなければなりません。
特に不用品回収の場合は見積もりの項目が多くて分かりにくいことが多いので、一目見てよく分からなければその業者はやめておいた方がよいでしょう。

所在地を明らかにしていない業者は避ける

所在地を明らかにせず、トラック1台で拠点を転々としている業者には注意が必要です。
トラブルが発生したときに居所が分からなくするように敢えてそうしている可能性が高いので、悪徳業者であることが疑われます。
事前に領収書の発行を依頼するなどしてみて、身元を明かすのを拒むようなら、避けた方がよいでしょう。

まとめ

  • 親の家の片づけをしなければならない理由
  • どのようにして片づけるべきか
  • 不用品回収業者を利用しよう
  • 業者を選ぶ際の注意点

以上4点をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
どのような理由があるにしろ、親の家の片づけをしなければならないことは、子供にとっては複雑です。
後悔の残らないようなスムーズな片づけができるように、ぜひこの記事を参考にしてみてください。