がんこなシミ汚れからお風呂場まで、安全で汚れがよく落ちる万能クリーナーとして定評があるオキシクリーンをご存知ですか? オキシクリーンはSNSで大人気となった酸素系漂白剤で「オキシ漬け」という言葉も生まれました。噂には聞いたことがあるけれどまだ使ったことはないという方もいることでしょう。そこでこの記事では、オキシクリーンの魅力や使い方をご紹介します。洗濯はもちろん、キッチンやお風呂など家中に使えるので、あきらめていたあの汚れにも、チャレンジしてみてください。

  1. オキシクリーンとは
  2. なぜ人気? オキシクリーンの魅力
  3. オキシクリーンの使い方
  4. オキシクリーンの使用上の注意
  5. よくある質問
  6. まとめ

オキシクリーンを使いこなせるようになれば、洗濯や掃除が楽しくなって、家中がきれいになります。ぜひ参考にしてください。

1.オキシクリーンとは

子育て世代を中心に大人気のオキシクリーンですが、なぜ急に人気が出たのでしょう? 本当に汚れは落ちるのか、どんな汚れに効果があるのかなど、気になる情報をお伝えします。

1-1.洗剤? 漂白剤? オキシクリーンって何もの?

オキシクリーンは、アメリカ生まれの酸素系漂白洗剤です。漂白剤に加え洗浄補助成分が入っています。日本ではあまりなじみがないブランドですが、アメリカ製オキシクリーンは世界で2000万本以上売れているヒット商品なのです。日本では日本オリジナル版が販売されています。

1-2.洗濯だけじゃないその用途

毎日の洗濯にも使えますが、漂白剤としての真価を発揮するのは「つけ置き洗い」です。衣類やキッチン用品のシミ抜き、お風呂や洗濯槽の洗浄、洗面所やトイレの掃除、雑巾がけなど多用途に使うことが来ます。

1-3.ブームはどこから?

はじめはコストコで安く買えるとして人気が出たオキシクリーンですが、その洗浄力に感動した利用者がブログやSNSで発信したことから一気に拡散し人気に火がつきました。ドロ汚れがよく落ちることから、ママ友の口コミでも広がっています。モコモコした泡の中に汚れたものを漬け込んである画像を見たことはありませんか? これは「オキシ漬け」と呼ばれ、インスタグラムで多数投稿が見られます。

1-4.どこで買える?

日本オリジナル版は、ホームセンターやドラッグストアなどで販売されています。アメリカ製は一般の店舗には売っていないので、コストコや通販で手に入れるしかありません。あまりの人気にコストコでは売り切れ店が続出しているという話もあるので、確実に手に入れるには通販の利用がおすすめです。

2.なぜ人気? オキシクリーンの魅力

ドラッグストアやホームセンターにはさまざまな漂白剤や洗剤が売られていますが、なぜこれほどオキシクリーンは人気なのでしょう? その魅力に迫ります。

2-1.酸素系漂白剤について

漂白剤には酸素系と塩素系があります。その違いから説明しましょう。

  • 塩素系:「まぜるな危険」と表示されているのは塩素系漂白剤で、独特のツンとするニオイがします。塩素系漂白剤はアルカリ性の次亜塩酸ナトリウムが主成分で漂白力が強いのが特徴です。色素まで漂白してしまうため、色柄ものがある洗濯には向きません。
  • 酸素系:弱アルカリ性の過酸化水素や過酸化ナトリウムが主成分です。水に溶けると活性酸素が発生するため、その酸化力でシミ汚れを分解します。塩素系より漂白効果は弱く、色柄ものの繊維にも使えるため洗濯のときに便利です。
  • 重曹:重曹はオキシクリーンよりアルカリ度が低く、炭酸水素ナトリウムの粉でできています。用途は漂白剤ではなく、ペースト状にしてクレンザーのように使えるほか、熱湯でも使えるので焦げ汚れを煮出すときに便利です。
  • クエン酸:クエン酸は酸性なので、水あかや石鹸カスなどアルカリ性の汚れに効果があります。
  • オキシクリーン:主成分は、過炭酸ナトリウムと炭酸ナトリウムです。酸素系漂白剤なので、活性酸素の力でがんこなシミを分解して漂白します。炭酸ナトリウムは洗浄補助成分なので、普通の酸素系漂白剤より汚れ落ちがいいのです。

2-2.どんな汚れが落ちる?

  • 洗濯:そで・えり口の皮脂汚れ、衣類の食べこぼし、汗ジミ、ドロ汚れ、血液、オムツの除菌・消臭、黄ばみ、くすみ、黒ずみ、運動靴・上ばき、カーペット、洗濯槽の石鹸カスやカビ
  • キッチンまわり:食器のくすみ・茶渋、ふきんの漂白・殺菌、換気扇の油汚れ、鍋のこげ
  • サニタリーまわり:トイレのタンク・便器の黄ばみ、バスタブや洗面器の皮脂汚れ、パッキン・タイルの目地のカビ、風呂釜パイプの湯ドロ
  • 住居まわり:床、壁のシミ、窓のくもり、網戸、エアコンフィルターの汚れ

2-3.安心安全?

オキシクリーンの主成分である過炭酸ナトリウムは、水・水酸化ナトリウム・酸素に分解されるので安全だと言えます。また、塩素が入っていないので臭いもなく取り扱いも簡単です。小さな子どもがいても安心して使えます。

2-4.家中で使える

つけ置き洗いが得意なオキシクリーンですが、洗濯以外でもさまざまな場所で使えます。たとえば、キッチン、トイレ、お風呂、リビングなどです。

3.オキシクリーンの使い方

オキシクリーンを上手に使うポイントは、粉を完全に溶かしてからつけ置きすることです。40~50度のお湯で溶かすといいでしょう。つけ置く場合は20分以上が有効です。6時間後には分解されてほぼ水に戻るので、それ以上置いても効果は変わりません。具体的な使い方を説明します。

3-1.キッチン

3-1-1.食器

洗い桶にオキシクリーン30gを入れ、お湯4Lでよく溶かしてから食器を入れます。10~30分で汚れが落ちたら水でよくすすいでください。最後にスポンジで洗い流しましょう。

3-1-2.ふきん

オキシクリーン3~4gを500mlのお湯で溶かします。ふきんを30分程度つけ置きして水ですすぎましょう。その後で普通に洗濯します。

3-1-3.換気扇

シンクに厚手のビニール袋を入れて、オキシクリーン60gをお湯4Lで溶かします。換気扇の羽、フィルターなど外せるものをすべて外して入れてください。部品が溶液から出ないようにしてビニール袋の口を縛り30分~1時間つけ置きして水で洗い流します。

3-2.お風呂

バスタブの残り湯を半分程度(90L)に対し、オキシクリーン600gを溶かしてください。洗面器や風呂のフタ、シャワーヘッドなどをつけ置きして一晩放置します。翌朝シャワーで洗い流しましょう。

3-3.洗濯

シミ抜き:オキシクリーン30gにお湯4Lの割合で溶かします。30分程度つけ置きし、そのあと普通に洗濯してください。血液のシミは水で下洗いを、がんこな汚れは揉み洗いすると効果的です。

洗濯:オキシクリーン30gと普通の洗濯洗剤を一緒に入れて洗います。あらかじめお湯で溶かしてから入れるとより効果的です。

3-4.トイレ

トイレは便器の中に水がたまっているので、オキシクリーン添付スプーン2杯(約120g)をお湯2Lで溶かして濃い目の溶液をつくります。お湯の温度も少し高めにしましょう。次にオキシクリーン液を便器内に注ぎます。便座のふたをして2時間~一晩つけると効果的です。便器のふち裏は、キッチンペーパーで湿布するといいでしょう。仕上げはトイレブラシでこすって洗い流します。

3-5.その他

オキシクリーンは漬け置きだけでなくフローリングや畳などの拭き掃除にも使えます。オキシクリーン液を雑巾につけ硬く絞ってからやさしく拭きましょう。ワックスがかけてあるフローリングは、ワックスがはがれる場合があります。目立たない場所でテストしましょう。

4.オキシクリーンの使用上の注意

4-1.使用上の注意点

オキシクリーンはお湯で溶かすことで効果を発揮します。完全に溶かしてから使用しましょう。泡が出るので密閉容器に入れてはいけません。また、溶液の濃度は説明書にあるとおりにしてください。お湯と洗剤を混ぜるときは素手を使わず、ゴム手袋をはめるか泡だて器などを使いましょう。

4-2.使ってはいけないところやもの

オキシクリーンはアルカリ性なので、基本的にアルカリに弱いものには使えません。また、水洗いできないものにも不向きです。たとえば、衣類ではウール、シルク、麻、皮革製品(合成皮革含む)には使わないようにしましょう。それ以外の衣類でも染め方によっては色落ちするものもあります。ボタンやファスナーなど金属がついているものも使用を避けてください。

樹脂製品の場合は、溶液が濃すぎると変色する恐れがあります。浴槽や洗面器に使う場合は気をつけてください。大理石のバスタブには使えません。フローリングはワックスが効いているものや無垢材には使わないようにしましょう。

4-3.日本製、アメリカ製の違い

オキシクリーンにはアメリカ製と日本製の2種類があります。主な違いは、界面活性剤の有無と容量です。洗浄力に違いはありません。

  • アメリカ製:界面活性剤が入っていてとてもよく泡立ちます。SNSで画像がみられるモコモコ泡のオキシ漬けはこのタイプです。容量が5kgと多いのでヘビーユーザー向けといえます。
  • 日本オリジナル版:香料無添加、界面活性剤が入っていないのでより安全だといえます。容量は500gと1000gなので手頃です。

5.よくある質問

Q.洗濯のときに他の洗剤と一緒に使っても大丈夫ですか?
A.洗濯洗剤なら問題ありません。「まぜるな危険」と書かれた塩素系漂白剤とは一緒に使わないようにしてください。

Q.長くつけ置きするほど効果的ですか?
A.オキシクリーンは6時間程度でほとんど水に分解されてしまうので、漂白効果もなくなってしまいます。6時間以上つけ置きしてもそれ以上の効果は得られません。

Q.スニーカーのつけ置きはできますか?
A.布製スニーカーには使用可能です。ただし、金属の留め金や革の付属品がある場合には使えません。

Q.ドラッグストアでオキシクリーンを購入しました。泡立ちが悪いようなのですが。
A.日本版は界面活性剤が入っていないので、あまり泡立ちません。

Q.スプレー容器に入れて使ってもいいですか?
A.オキシクリーンは溶かすと酸素を発生させるので、密閉度の高い容器に入れると膨張して爆発する恐れがあります。スプレーや霧吹きなどの容器に入れることは避けてください。

6.まとめ

オキシクリーンの魅力がおわかりいただけましたか? 酸素性漂白洗剤のオキシクリーンは、安全で安心して使える漂白剤です。お湯によく溶かしてつけ置きすることで効果を発揮し、酸素パワーでシミ汚れを分解します。洗濯だけでなくキッチンや風呂・トイレなど家中をきれいにすることができるので、ぜひ毎日の家事に取り入れてみてください。