理想的な部屋の湿度は? 加湿器なしで湿度を上げる6つの裏技

部屋の乾燥に悩んでいる人はいませんか? 部屋が乾燥しすぎていると、風邪をはじめとする感染症にかかりやすくなるほか、喉や肌がダメージを受けやすくなるでしょう。特に、冬は部屋が乾燥しやすいので何らかの対処が必要なところも多いと思います。加湿器を使えば最も簡単に加湿ができますが、事情があって加湿器が使えないところもあるでしょう。

今回は、加湿器を使わなくても部屋の湿度を上げる方法を紹介します。

  1. 理想的な室内湿度の目安
  2. 湿度が下がることの悪影響
  3. 湿度を上げる方法は?

この記事を読めば、加湿の大切さもよく分かるでしょう。部屋の乾燥に悩んでいる人は、ぜひ読んでみてくださいね。

1.理想的な室内湿度の目安

急激に寒くなり、乾燥が厳しくなってきます。湿度低下は、風邪やウイルスに侵されやすい環境です。乾燥した状態は、肌からも水分を奪っていきます。美容のため、健康のため、理想的な湿度を異維持するよう意識したいものですね。

1-1.適正湿度は40〜60%

室内は、40〜60%の湿度が保(たも)たれた状態が理想だとされています。湿度は、高すぎても低すぎてもよくないもの。50%を超えるとウイルスの生存率が低下し、60%以上に達するとカビが発生しやすくなってしまうのです。 適正湿度を意識し、高すぎるなら調整してみてください。加湿器の表示・室内の湿度計を参考にするといいでしょう。

1-2.エアコンを使っている部屋は注意

冬は、寒さをしのぐためにエアコンが必要品。エアコンを使っていると、肌がかさついてきませんか?エアコンは快適な温度を保(たも)ってくれる便利な家電製品ですが、室内の水分をどんどん下げてしまう傾向があります。 肌の潤いを保(たも)つためには、60〜65%の湿度が理想です。カビ発生条件は60%以上になること。60%を超えない範囲で湿度を維持するようにするといいでしょう。

室内の湿度は40~60%が理想なんですね。
はい。それ以下になると乾燥が実感できるようになり、健康面でも影響が出てきます。

2.室内湿度が下がることの悪影響

高すぎる湿度はカビ発生の原因です。では、湿度低下はどのような影響を及ぼすのでしょうか?

2-1.免疫力低下

湿度40%以下になるとウイルスの活動は活発化します。また、湿度低下による乾燥は、口・鼻・喉など呼吸器粘膜が乾いた状態になり、風邪をはじめとする感染症リスクを招くのです。 通常はウイルスなどへ働く防御機能が、免疫力低下によって正常な働きをしなくなります。風邪やインフルエンザなどにかかりやすくなってしまうのです。

2-2.冷え

冷えと乾燥は関係ないように見えますが、実は密接な関連があります。乾燥した状態が続くと、体内から蒸発していく水分が増え、エアコンで室内温度を上げても体感温度が低下していくのです。暖かさを感じにくくなり、手足の冷えを気にされる方が多くいます。

2-3.ドライスキン

髪のぱさつきや肌の乾燥など、美容面での影響も考えられます。11〜13%が水分で構成されている髪は、乾燥によってぱさつきが出て、まとまりのない広がりやすい状態に。 肌の乾燥には注意されている方も多いと思いますが、肌の理想的な水分量は10%以上を保水していること。10%を下回るとドライスキンを発症し、肌荒れを起こしてかゆみを伴う症状に悩まされるケースも増えています。

2-4.喘息(ぜんそく)やアレルギー性鼻炎

乾燥は感染症リスクを上げるだけではなく、本来持っている病気の悪化や思わぬ病気を発症するきっかけにもなっています。 乾燥した粘膜は傷つきやすく、喘息(ぜんそく)やアレルギー鼻炎を引き起こして悪化することもあるのです。小さいお子さんがいるご家庭では、特に子どもが遊ぶ部屋・眠る環境を見直すようにしましょう。

室内が乾燥しすぎると、いろいろな弊害が出てくるんですね。
はい。冬に流行するインフルエンザも冷たく乾燥した環境を好みます。ですから、湿度が低い室内にいると病気にもかかりやすくなるでしょう。

3.湿度を上げる方法は?

低湿状態は、健康面・美容面での影響が大きいため、適度な加湿が求められます。特に冬は乾燥しやすいため、適正な湿度を保つ対策が必要です。加湿器を持っていない方でも、簡単に湿度を上げることができるので、ぜひ参考にしてみてください。

3-1.部屋干し

洗濯した後に部屋干しする方法もおすすめです。部屋干し特有の臭いが気になる方は、日光があたる場所を選んで干すといいでしょう。 洗濯物の量によって水分量は異なりますが、水分を放出しながら乾燥していきますのでおすすめです。多湿状態になってしまうようなら、窓を開けて通気をよくして干すといいでしょう。 濡(ぬ)れたバスタオルを干すだけでも効果があります。

3-2.カーテンに霧吹きをする

空(あ)きスプレーボトルに水を入れ、カーテンに霧吹きをする方法もおすすめです。部屋干し同様、カーテンについた水分が放出され、部屋の湿度を上げてくれるでしょう。 アロマオイルなどを数滴入れると、香りも楽しむことができますよ。アロマオイルの種類と分量によってはシミになることもあり、添加する場合は目立たない場所で確認してから行いましょう。

3-3.お湯を沸かす

鍋・やかんは蓋(ふた)を開けた状態でお湯を沸かしましょう。お湯の蒸気が室内湿度を上げ、快適な湿度にしてくれます。温度上昇にもつながり、一石二鳥です。 空焚(からだ)きや火傷(やけど)には注意してください。

3-4.観葉植物

観葉植物は呼吸しています。吸収した水分を葉から放出し、室内に水分を補ってくれるのです。自然の加湿器であり、葉が大きい観葉植物ほど効果があります。 室内栽培に向いた観葉植物を選ぶといいでしょう。インテリアのアクセントにもなり、部屋の彩りとしてもおすすめです。

3-5.コップにお湯を入れる

広い範囲はカバーできませんが、お湯を入れたコップをデスクやテーブルに置いておく方法もあります。デスクワークを中心にされている方は、自分の周りだけ加湿でき、場所も取らないため便利です。 お湯と一緒にアロマオイルを入れると、香りも楽しむことができます。

3-6.入浴後はお風呂のドアを開けたまま

浴室の湿気をほかの部屋にも送るため、入浴後はドアを開けたままにしておくといいでしょう。加湿器と同様の効果が得られます。 空気循環を補助する目的で、浴室前に扇風機を置いておくようにしてください。空気循環が良くなると、カビも生えにくくなりおすすめです。

加湿器を使わなくても湿度を上げる方法があるんですね。
はい。濡れタオルを1枚干しておくだけでも一定の効果が期待できます。

まとめ

部屋の理想的な湿度についてご紹介しました。

  • 理想的な室内湿度の目安
  • 湿度が下がることの悪影響
  • 湿度を上げる方法は?

湿度低下は、健康にも美容にも悪影響を及ぼします。特に、冬の乾燥しやすい季節は、免疫力低下による感染症リスクも高まるので注意してください。 理想的な湿度は40〜60%です。加湿器を使わなくても湿度を上げることはできます。ぜひ試してみてください。