
部屋の片付け方が5分でわかる! 3つの手順で部屋中スッキリ!
「何度片付けても部屋がすぐに散らかってしまう」「片付け方が下手で部屋をキレイにするまでに時間がかかる」そんな悩みを抱えている人は多いことでしょう。
片づけを成功させるためには手順に沿って行うことが大切です。手順を無視して片づけを行っても、時間がかかるばかりですぐにまた散らかってしまいます。
そこで今回は、部屋の片付けを成功させるために押さえておきたいポイントを紹介します。
この記事を読むことで、片付けが上達し、散らかった部屋に悩むことがなくなります。部屋の片付けが苦手という人は、この記事を読んで正しい片付け方を身につけていきましょう。
1.部屋の片付けを成功させるコツ
むやみに作業を始めてもうまくいきません。部屋を片付ける前の準備として、以下のポイントをチェックしていきましょう。
1-1.午前中にテキパキ進める
掃除は午前中にやってしまうのがおすすめです。「別なことをやってから、午後や夜に行おう」と思っても、疲れてやる気が出なくなることもあります。それに、掃除をして部屋をキレイにすればさわやかな気持ちで1日が過ごせるでしょう。
1-2.短時間に集中して作業する
片付けは、1日中かけて行うより時間を決めて行ったほうがはかどります。片付けが苦手な人ならば、最初は30分から始めましょう。30分でも、小さな収納スペース1つくらいなら十分に片付けられます。
片付けに慣れてきたら、1時間、1時間30分と時間を伸ばしていきましょう。しかし、集中力の持続時間には限りがあります。手間のかかる場所を片付けたい場合は、少なくとも2時間に1度は軽い休憩をはさみましょう。
1-3.空き箱を3つ用意する
散らかった部屋を片付けるためには、まず散乱しているものを何とかしなければなりません。明らかにゴミと分かるものはすぐに捨てていく必要がありますが、ゴミかどうか区別が付けられないものは、「いるもの」「いらないもの」「迷っているもの」に分けて空き箱に入れていきます。そのために、空き箱を3つ用意しておいてください。
ものが捨てられない人にとって、ものを捨てるということは大変な作業です。すぐに判断できないものを入れるためは「迷っているもの」の箱に入れておき、今後どうするか決めていきましょう。
1-4.手伝ってもらう人を探す
部屋の片付けは一人よりも、誰かに手伝ってもらった方が効率よく済ませることができます。これは単に人手の問題ではなく、誰かに背中を押してもらうことで捨てられないものを捨てる決意ができる場合もあるからです。
また、一人だとつい途中で片付けが面倒になってしまったり、中断して別のことを始めてしまったりする恐れがありますが、人がいることでそれを防止することも可能です。できれば言いにくいこともはっきり言ってくれるような信頼のおける友達に頼んでみるといいでしょう。
1-5.片付けの計画を立てる
いざ部屋の片付けを始めようとしても、どこから始めたらいいのか分からなくなるものです。まずは「いつ、どこを、どのように掃除するのか」、具体的な計画を立てることから始めましょう。
急いで終わらせる必要はありませんが、あまり時間をかけてじっくりやろうとすると、途中で挫折してしまう可能性もあります。できるだけ素早く、効率的に済ませられるような計画を立ててください。
2.部屋を上手に片付けるための手順
準備が整ったらいよいよ片付け開始です。以下の手順に沿って片付けを進めていきましょう。
2-1.床に落ちているものをなくす
最初に、床に散らかっているものを何とかするところから片付けを始めましょう。本来ものがあるべきではない場所にものが散乱していると、部屋はとても汚く見えます。
ゴミはゴミ袋に捨てていき、ゴミかどうか分からないものは用意してある「いるもの」「いらないもの」「迷っているもの」の箱に、どんどん入れていってください。
床が綺麗になれば、部屋が一気に片付いたように見えるので、片付けに対するモチベーションも上がります。「もっと綺麗にしたい」という気持ちに火が付けば、片付けもスムーズに終わらせることができるでしょう。
2-2.引き出しや棚のものを全部集めて減らす
次に引き出しやクローゼットの中、棚に飾ってある小物などを一旦すべて集めます。なぜ集めるのかというと、数を減らすためです。そもそも部屋が散らかる原因のほとんどが、「ものが多すぎる」ことによるものなので、「整理したくてもものが多すぎてできない」という状況から脱出しなければなりません。
不要なものはどんどん捨てていき、「これくらいなら収納できる」と思える量まで減らしてください。
2-3.上手に収納する
あとは、残った「必要なもの」を上手に収納するためのコツを知るだけです。せっかく部屋が綺麗になっても引き出しやクローゼットの中が散らかったままだと、またいつ部屋中にものが散乱することになるか分かりません。上手な収納のコツとしては、以下のポイントを押さえておきましょう。
2-3-1.ものの定位置を決める
片付けた部屋をキレイな状態で維持し続けるためには、ものの定位置を必ず決めましょう。使ったら必ずそこへ返すようにすれば、ものが行方不明になることはありません。よく使うものは胸から目線の高さまでの場所に収納すると取り出しやすくなります。文房具など細かいものは、小さい収納箱などに入れたうえで収納スペースに入れれば、中で散らかることもありません。
2-3-2.ベッドの下などデットスペースを有効活用する
収納が少ない部屋では、ベッドの下などのデットスペースを収納場所として有効活用しましょう。ベッドの下に衣装ケースをおけば、着る季節が限られている服の収納スペースにもなります。また、突っ張り棒を複数渡せば、簡易的な棚になってトイレットペーパーくらいは置くことができるでしょう。扉の裏も、フックなどを使えば収納スペースとして使うことができます。
2-3-3.収納家具を増やすのは最後の手段と考える
収納家具を増やすと、部屋が狭くなり管理も大変になります。収納家具を増やすのは最後の手段と考え、まずはこれ以上ものを減らせないかどうかもう一度考えてみましょう。また、壁面や現在ある家具の下などを収納スペースとして利用できないか考えてみてください。
2-3-4.仮置き場を作る
1日何回も使用するものを、使う度に片付けていると手間がかかります。そこで、よく使うものの仮置き場を作りましょう。カゴやプラスチックのケースなどでもかまいません。そこによく使うものをまとめて入れておき、1日の終わりに片付ける習慣をつければ、机や床の上がいつの間にかもので足の踏み場がなくなるということが防げます。
3.キレイな部屋をキープするためのコツ
せっかくキレイに片付けても、数日経ったらまた元の散らかった部屋に元通り…では意味がありません。「どうせまた散らかるんだから」と、再び片付ける気持ちも失せてしまいます。そうならないためにも、キレイに片付けた部屋をいつまでもキープするためのコツをご紹介します。
3-1.使ったら元の場所に戻す
不要なものを処分して本当に必要なものだけを残したら、必ず一つ一つのものの定位置を決めてください。そして、つかったらその定位置に戻す習慣を身につけましょう。それが面倒にならないためにも、極力ものは減らしておくべきです。
3-2.ものを増やさない
ものを増やさないこと。これは絶対条件です。今あるもので毎日の生活が成り立っているのなら、それ以上買い足す必要はないということです。ものを増やしてしまうと、自分でも何を持っていて何を持っていないのか、把握できなくなってしまいます。
シンプルな生活に慣れることで、部屋を再び散らかすことなく維持することも可能になるはずです。
3-3.床にものを置かない
床は生活スペースであり、ものを置く場所は限られています。それを無視してものを置いてしまうと、生活するスペースがなくなってしまいます。今後は絶対に床に不要なものを置かず、収納するクセを付けましょう。
まとめ
いかがでしたか? 以上3点が、上手に部屋を片付ける上で知っておいてもらいたいことです。今後はもう「汚部屋」と呼ばれることのないような、いつ人が来ても慌てることのない部屋を手に入れてください。
もしこの記事が役に立ったら、記事下のボタンを押してシェアしてくださいね。