週末のたびに部屋を片付けているのにすぐに散らかってしまう…そんな、リバウンド状態に悩む人は少なくありません。生活をしていればモノは散らかりますがちょっとしたコツやポイントを知っていればきれいな部屋を保つことはできます。ここでは、部屋をきれいに片付けるコツや、せっかく片付けたきれいな部屋を維持するポイントをご紹介しましょう。
- 部屋をきれいに片付けるコツ
- きれいな部屋を維持するポイント
- まとめ
1.部屋をきれいに片付けるコツ
掃除や片付けをしてもすぐに部屋が散らかる…とお悩みの人は少なくありません。そんな人には共通の原因があります。
- 持っているモノが多過ぎる。
- モノをなかなか捨てられない。
- 片付けるのが面倒。
- 時間に余裕がなくて片付けや整理整頓は後回し。
- 不用品の捨て方がわからない。
実は、部屋をきれいに片付けるにはコツがあるのです。
1-1.いらないモノを捨てる
整理整頓や掃除をして部屋をきれいにしても、モノが多過ぎるとすぐに散らかります。きれいな部屋を保つには、まず、できるだけ不用品を処分してモノを減らすことから始めしょう。
1-2.片付けるスケジュールを決める
部屋が散らかりがちな人は、基本的に片付けが苦手な人が多いものです。そこで、「片付けのスケジュール」を決めましょう。片付けるのがイヤになってしまわないように無理のないスケジュールにしてください。1〜2日で一気に片付けようとしないで、今週はキッチン、来週は寝室…というように1か所ずつ片付けましょう。
1-3.理想の部屋のイメージを決める
なんとなく片付けや掃除をしているだけでは、部屋をきれいにしようとするモチベーションも下がりがちです。そこで、自分の理想とする部屋のイメージを決めましょう。
海外のインテリア雑誌や、インテリア・DIYのホームページなどにはセンスのいい部屋がたくさんのっています。「こういう部屋にしたい!」というイメージをはっきり持つと、部屋を片付けるのも楽しくなるものです。
1-4.収納計画を立てる
クローゼットや押し入れの中に無計画にモノを詰め込むと取り出すのが大変です。また、モノの置き場所をきちんと決めておかないとすぐにゴチャゴチャになってしまいます。
1-1のステップでいらないモノを処分すると収納スペースにも空きができるでしょう。そこで、どこに何を片付けるか計画を立ててください。片付けやすく、取り出しやすい収納にすることが大切なのです。
2.きれいな部屋を維持するポイント
整理整頓して掃除もしたのにすぐに元の散らかった状態に戻ってしまう…とお悩みの人は多いものです。きれいな状態を維持するにはどのようなことに気を付ければよいのでしょうか。ポイントをご紹介しましょう。
2-1.衝動買いをやめる
きれいな部屋を維持するには、余分なモノを増やさないことが大切です。つい衝動買いをしてしまう・無料だともらってしまう・格安と聞くと買ってしまう・もらいモノは何でももらう…などが習慣になっている人は改めましょう。
モノが増えるということは、その分空間が減ることです。なるべく必要以外のモノを増やさないようにしてください。
2-2.まとめて片付けようとしない
整理整頓や掃除は、連休の日などに一気にまとめてやろうと思っていませんか。「来週やるからいいや」と思うとちょっとした日々の片付けも面倒になってしまいどんどん散らかってしまいます。
また、片付け予定日に出かけてしまい次の休みの日に延期することも多いでしょう。そうすると、さらに部屋が散らかってだんだん片付けることがイヤになってしまいます。
きれいな部屋を維持するコツは「毎日少しでも片付けること」です。使ったモノは元に戻す・食事をしたらすぐに食器を洗う・読んだ本は本棚に戻す…など、こまめに片付けることを心がければ散らかる度合いも少なくなります。
2-3.モノを収納する場所を決める
モノを収納する場所を決めましょう。収納場所を決めることで、モノをあちこちに置いて散らかすことが防げるのです。このルールを守るように心がければ、自然にこまめにモノを片付ける習性が身に付きます。
また、収納ケースの引き出しやフタには中身を書いたメモを貼っておけばモノが探しやすくなるのでおすすめです。
2-4.モノを1つ買ったら1つ捨てる
モノの全体量を増やさないことが部屋をきれいに保つコツです。そこで、「本当に必要なモノ以外は買わない」と心に決めましょう。けれども、どうしても欲しくて買ってしまうこともあるでしょう。
そこで、「モノを1つ買ったら1つ捨てる」ルールを決めてください。欲しい洋服を購入したら、クローゼットの中の古い洋服や着ていない洋服を1枚捨てる…などのように、1つ増えたら1つ処分しましょう。
2-5.収納用品を増やさない
部屋の片付けをしよう!と思い立つと新しい収納家具や収納ケースなどを買うことから始める人がいます。けれども、余計にモノが増えてしまうだけなのです。
部屋をきれいにするコツの中で大切なのは「不用品を処分してモノを減らすこと」と前項でご紹介しました。今ある収納スペースにすべて片付けられるまでモノを減らすことが大切なのです。
余分な収納家具やスペースを増やすと、「まだ、モノを入れるスペースがある!」と思ってしまうので無駄なモノが増えてしまいます。
2-6.いろいろな場所にゴミ箱を置く
玄関・洗面所・リビング・寝室…など、いろいろな場所にゴミ箱を置きましょう。
- 玄関…帰宅後家に入る前に、不必要なチラシ・DM・出前のメニューなどを捨てる。
- 洗面所…化粧品や歯磨き粉の箱などは、開けたらすぐ空箱を捨てる。
- リビング…お菓子や食べ物のケースや包装紙などは開けたらすぐに捨てる。
- 寝室…寝室にクローゼットがある場合、破れた靴下や古くなった下着などが目に付いたらすぐに捨てる。
上記のように、毎日こまめに不要なモノを捨てればモノも増えずきれいな状態をたもてます。
2-7.定期的に「断捨離」を行う
2か月に1度、半年に1度など、定期的に本格的な断捨離を行いましょう。1年以上着ていない洋服やはいていない靴、1度も使っていないプレゼントなどは思いきって処分してください。
また、「仮保管箱」をダンボールなどで作り、捨てようか保管しておこうか迷ったモノはそこに入れましょう。そして、1週間時間を空けてから見直す
のです。改めて見直すと「やっぱり捨てよう!」という決心が付きやすくなります。
不用品がたくさんあって捨てるのに困る場合は、不用品回収業者に依頼するのもおすすめです。燃えるゴミ・燃えないゴミ・粗大ゴミに関係なく何でも1度に回収してもらえます。あっという間に部屋が片付くのでその後の掃除や整理整頓も効率よくできるでしょう。
2-8.定期的に人を呼ぶ
せっかくきれいにした部屋は、誰かに見てもらいたくなるものです。そこで、定期的に友人や知人、恋人などをお招きする日を作りましょう。
「ステキな部屋ね」「きれいに片付いているね」とほめられるとうれしくなります。また、人に見せることで掃除をするモチベーションもあがるのできれいな部屋を維持できるでしょう。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。部屋をきれいに片付けて、その状態を維持するのもコツがあることがおわかりいただけたかと思います。
部屋をきれいにするためには、まず、不用品を処分することから始めることが大切です。思いきって無駄なモノを捨てて収納する空間を作りましょう。それから、収納計画を立てて効率よく整理整頓してください。
きれいに片付けたら、無駄なモノは増やさない、こまめに片付ける努力をすれば散らかることもありません。ちょっとした努力で部屋はきれいにたもてるのです。