「掃除のやる気が出ない」「やる気を起こすにはどうしたらよいのか」とお悩みではありませんか? 部屋の掃除をしなければならないと分かっていても、なかなかやる気になれずいつの間にか一日が終わってしまうこともあるでしょう。しかし、後回しにすると部屋はどんどん汚くなり、大がかりな掃除が必要になってしまいます。そうなる前に、掃除へのモチベーションを高めてサッと終わらせてしまうためのコツを知っておきましょう。

この記事では、掃除のやる気が出ない原因ややる気を起こすためのアイデア・効率よく掃除をするポイントなどを詳しくご紹介します。

  1. 掃除のやる気が出ない原因は?
  2. 掃除のやる気を起こす方法
  3. 効率よく掃除をするコツ3つ
  4. 掃除を習慣化しよう
  5. 掃除のやる気に関するよくある質問

この記事を読むことで、掃除しやすい部屋にする方法や、掃除を習慣化するための考え方などが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.掃除のやる気が出ない原因は?

まずは、掃除のやる気が出ない原因にはどのようなものがあるのかをご紹介しましょう。

1-1.ものが多すぎる

部屋がものであふれていると、掃除する前によけなければならないので大変な手間に感じます。特に、床にたくさんのものが散乱している状態では何から手を付けたらよいのか分からず、途方に暮れてしまいがちです。なかなか掃除のやる気が出ない人は、まずは部屋の様子を客観的に見てみるとよいでしょう。ものが多すぎて掃除しにくい部屋になっている可能性があります。

1-2.掃除の仕方が分からない

どうすれば部屋がきれいになるのか、掃除の仕方が分からないという人も多いでしょう。部屋をきれいにするためには、汚れを落とす方法やものをきれいに収納する方法・正しい掃除の手順などがきちんと理解できている必要があります。部屋が散らかってきてもどうやって掃除を始めればよいのか分からず、なかなか実行に移すことができないのです。

1-3.「掃除は面倒なもの」と思い込んでいる

「掃除は手間や時間がかかる面倒なもの」と思い込んでしまうことも、やる気が出ない原因の一つでしょう。誰でも、面倒なことをしたいとは思いませんよね。短時間で簡単に終わる掃除なら、面倒に思うことも少ないのではないでしょうか。

2.掃除のやる気を起こす方法

では、掃除のやる気を起こすにはどうしたらよいのでしょうか。

2-1.掃除に対する意識を変える

まずは、掃除への苦手意識をなくすことから始めましょう。毎日の掃除がもっと短時間で簡単にできるものにするためにはどうすればよいのか考えてみてください。また、掃除中に好きな音楽をかける・ダイエットついでに行うなど、楽しみながら掃除をするのもおすすめです。

2-2.ご褒美を用意する

掃除が終わったときのご褒美を用意するのもよいでしょう。「終わったらコーヒーを飲む」「甘いものを食べる」「録画していたドラマを見る」など、小さなことでも構いません。ご褒美のために頑張ろうという気持ちになれるはずです。

2-3.成果が見えやすい場所から取りかかる

成果が分かりやすいとやる気も出るものです。あきらかにきれいになったことが分かる場所から取りかかりましょう。きれいになると満足感が得られ、掃除に対するモチベーションも上がります。たとえば、「床に落ちているものを拾う」「キッチンのシンクを磨く」などがおすすめです。

3.効率よく掃除をするコツ3つ

掃除の効率をアップするコツをご紹介しましょう。

3-1.掃除する時間を決める

毎日掃除をする前に、何分間掃除をするのか決めておきましょう。やる気がない日は5分でも構いません。掃除の終わりが見えているとやる気が出やすくなります。タイマーをかけておくとメリハリがつき、「掃除をした」という達成感も得られやすいのでおすすめです。

3-2.一気に掃除しない

一気に何時間もかけて掃除しようとするのはおすすめできません。意気込みすぎるとやる気は持続しないものです。「月曜日はリビング」「火曜日はキッチン」というように、曜日ごとに一部屋ずつ掃除していくのもよいでしょう。少しずつ家の中がきれいになっていくのも気持ちのよいものです。

3-3.掃除しやすい部屋を作る

短時間で効率よく掃除するためには、普段から「掃除しやすい部屋」にしておくことが大切です。できるだけものを少なくし、床にものを置かないように心がけましょう。また、すべてのものの「定位置」を決め、使ったあとは決まった場所に戻すようにしてください。そうすることで、散らかりにくい部屋になります。

4.掃除を習慣化しよう

常に部屋をきれいな状態にするためには、掃除を習慣化することがおすすめです。掃除を習慣化するための方法をご紹介しましょう。

4-1.「ついで掃除」を心がける

何かのついでに掃除をすることを心がけていれば、自然と掃除が習慣化します。たとえば、「歯を磨くついでに洗面台を掃除する」「お湯を沸かしている間にガスコンロを拭く」などです。細かい掃除でも、汚れが蓄積されるのを防ぐことができます。わざわざ掃除の時間を作らなくても、気づいたときにできる掃除にはいろいろなものがあるはずです。

4-2.すぐ手に取れる場所に掃除道具を置く

汚れが気になったときすぐ掃除ができるよう、すぐ手に取れる場所に掃除道具を置いておきましょう。すべての掃除道具をまとめておくと、掃除したいときにわざわざ取りにいかなければなりません。その場所の掃除に必要な道具を、その場所の近くに置いておくと便利です。

4-3.ものを減らす

ものを減らすことは、掃除を習慣化する上でも重要なことです。いったんすべてのものを「必要なもの」と「不要なもの」に仕分けし、不要なものを処分しましょう。以下のようなものは処分することをおすすめします。

  • 持っていることを忘れていたもの
  • 1年以上使っていないもの
  • 似た用途のものがほかにあるもの
  • 好みでないもの
  • 「捨てるのはもったいない」という理由だけで取ってあるもの

5.掃除のやる気に関するよくある質問

「掃除のやる気を起こす方法を知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.掃除を習慣化できない理由にはどのようなものがありますか?
A.時間がない・掃除の仕方が分からない・面倒・継続するのが苦手などの理由があるでしょう。

Q.具体的にどこをどんな風に掃除すればよいのか分かりません。どうしたらよいですか?
A.掃除したい箇所と掃除方法をリストアップしておくとよいでしょう。掃除が済んだ部分にチェックを入れていけば達成感も得られます。

Q.どんな掃除道具があると便利ですか?
A.コードレス掃除機やハンディーモップ・フローリングハイパー・マイクロクロスファイバーなどがあるとよいでしょう。

Q.ものを減らすための仕分けに時間がかかってしまいます。どうすればよいですか?
A.捨てるべきか迷ったものはいったん保留にしましょう。時間がたってから再度考えてみると冷静に判断できるものです。

Q.自分で掃除をするのが難しい場合はどうすればよいでしょうか?
A.ハウスクリーニング業者や不用品回収業者などに依頼する方法もあります。費用はかかりますが、短時間で効率的に部屋をきれいにできるでしょう。

まとめ

掃除のやる気を起こす方法や効率よく掃除をするコツなどを詳しくご紹介しました。掃除に苦手意識を持っている人は多いでしょう。しかし、気持ちよく暮らすために掃除は必要不可欠です。ぜひこの記事を参考に掃除を習慣化し、掃除への意識を変えてみてはいかがでしょうか。