風呂のカビはどうすべきか? 具体的な掃除方法と予防への対策を紹介

お風呂は湿気がこもりやすいため、カビが生えることがあります。カビは根を張り、頑固にこびりついてしまうのが難点です。こまめにカビを取り除くことが大切とはいえ、どんな掃除方法がいいのか、そもそもカビを予防することはできないのかなど、お風呂のカビに関する疑問もたくさん出てくると思います。カビは人体に悪影響を及ぼす恐れがあるので、見つけたらしっかりカビ対策を行いましょう。

そこで、本記事では、お風呂にカビが生える原因・掃除方法・普段からできるカビ予防策などをご紹介します。

  1. お風呂にカビが生える原因は?
  2. お風呂のカビを掃除する方法
  3. お風呂のカビを予防する方法
  4. プロに依頼すべきケースとは?
  5. お風呂のカビ対策でよくある質問

快適なお風呂にするためにも、カビが生えにくい状態にすることが大切です。お風呂のカビでお困りの方は、掃除方法と併せて、予防方法も覚えておきましょう。

1.お風呂にカビが生える原因は?

お風呂にはなぜカビが生えるのでしょうか? 原因について考えていきます。

1-1.気温が高い

カビは、気温が高いと生えやすくなります。気温が20〜30℃ある場合は、カビに注意しなければなりません。入浴後の風呂場は特に室温が高くなっているため、冷水をかける・換気をするなどを徹底し、室温を下げることが大切です。

1-2.湿度が高い

高湿度な状態は、カビの繁殖を後押しします。湿度が70%以上ある場合は要注意です。窓を開放し、風呂場の湿気を逃がすなどの工夫をしましょう。

1-3.汚れが残っている

風呂場は、ホコリ・皮脂・髪の毛・シャンプーや石けんカスなどの汚れが残ります。汚れを放置していると、カビのエサとなるので注意してください。

2.お風呂のカビを掃除する方法

お風呂のカビはどのような掃除をすればいいのでしょうか? 具体的な掃除方法をご紹介します。

2-1.漂白剤

漂白剤でカビを掃除する方法があります。キッチンペーパーなどに漂白剤を浸(ひた)し、カビが生えている箇所へ貼り付けてください。貼り付けたキッチンペーパーの上からラップで覆ってしばらく放置すると、漂白剤がしっかりカビの根まで浸透し、より高いカビ除去効果が期待できるでしょう。30分ほど放置したら、水でしっかりすすいでください。酸素系漂白剤より、塩素系漂白剤のほうがカビには効果的です。ただし、刺激が強いため、手袋やマスクを装着して、換気は必ず行ってください。

2-2.カビ取り剤

市販のカビ取り剤を使う方法があります。液体ではなく、ジェル状のものが密着して使いやすいでしょう。カビ取り剤を塗布したら、30分ほど時間を置いてから洗い流してください。カビ取り剤は臭気が強いため、使用中は換気をしっかり行いましょう。

2-3.こすり洗いは避ける

カビ取りをする際は、こすり洗いは避けてください。こすり洗いをすることで、カビをより深くまで押し込んでしまうからです。また、浴槽などはデリケートな素材でできており、硬い素材のものでこすると、傷などができやすいため、掃除の仕方には注意しましょう。

3.お風呂のカビを予防する方法

お風呂のカビは、普段から発生しないよう予防策を講じることが大切です。具体的な対策をご紹介します。

3-1.使用後に熱いシャワーを流す

汚れはカビが繁殖する原因となるため、風呂場を使用後は熱いシャワーで風呂場全体に飛散した汚れをしっかり洗い流しましょう。50℃以上の熱湯がおすすめです。カビの胞子は浮遊して舞い落ちるため、天井も洗い流すといいでしょう。

3-2.熱湯で洗い流した後は冷水をかける

気温が高い状態が続くと、カビが繁殖します。そのため、使用後に熱いシャワーで汚れを落としたら、25〜28℃の冷水をかけて風呂場の室温を下げるようにしましょう。

3-3.スクレイパーなどで水気を取り除く

風呂場の水気を取り除くためには、スクレイパーなどを用いる方法がおすすめです。天井や壁などもしっかり水分を取り除きましょう。乾(から)拭きする方法で代用しても構いません。

3-4.換気をする

お風呂を使用したら、必ず換気を心がけましょう。湿気を逃がし、気温を下げる効果があります。換気扇も一定時間回しておくことが大切です。

3-5.浴室乾燥機を使用する

近年は、浴室乾燥機を設置する家庭が増えています。使用後の水気が残った風呂場をしっかり乾かしてくれるのがメリットです。浴室乾燥機がない場合は、除湿機を代用してもいいでしょう。

4.プロに依頼すべきケースとは?

風呂場のカビ取りをプロに依頼したほうがいいのは、どんなケースなのでしょうか? プロに依頼するメリットや業者選びのコツなども併せてご紹介します。

4-1.カビが広範囲にある場合

カビが広範囲にある場合、自分で対処するのが難しくなります。業者へ依頼し、風呂場全体をカビ取りしてもらいましょう。天井など手が届きにくい箇所も、業者なら迅速にしっかりと処理してくれます。

4-2.市販のカビ取り剤では落とすことができない場合

市販のカビ取り剤を使っても、カビが取れない場合や何度もカビが再発してしまう場合は、カビを根からしっかり取り除くため、業者へ依頼したほうがいいでしょう。業務用洗剤で確実にカビ取りをしてもらうことができます。

4-3.防カビコーティングをしたい場合

カビの再発を防ぐため、防カビコーティングをしたい場合も、業者へ依頼する方法がおすすめです。市販でも防カビ剤はありますが、業務用のほうが、防カビ効果がより持続するでしょう。

4-4.業者に依頼すれば確実にカビ取りができる

業者に依頼すれば、短時間で確実にカビ取りできるのがメリットです。カビ取りに費やす労力と時間を削減できます。難易度が高いカビ取りも、業者なら速やかに行ってもらえるでしょう。カビ取りだけでなく、防カビコーティングも同時にしてもらえます。

4-5.複数の業者から見積もりを出してもらうことが大切

業者によって料金やサービスに違いがあるため、複数の業者から見積もりを出してもらうことが大切です。見積書を熟読し、内訳や単価などを比較しましょう。また、入念にカビ取りしてもらいたい箇所がある場合や、オプションサービスなどの希望がある場合は、見積時に伝えてください。

4-6.お風呂のカビ取り費用相場

お風呂のカビ取り費用は、業者によってまちまちです。2〜3時間の作業で、1万4,800〜1万7,800円程度でしょう。防カビコーティングをする場合や、洗面所なども同時にカビ取りしたいという場合は、費用が上がる可能性があります。複数の業者で見積もりを出してもらうと、費用の相場を知ることができるでしょう。

4-7.作業の流れ

お風呂のカビ取りをする際の流れは、以下のとおりです。

  1. 風呂場付近の養生
  2. 風呂場全体を専用洗剤で洗浄する
  3. 業務用洗剤でカビ取り
  4. 排水口の掃除
  5. 鏡の掃除
  6. 浴槽のエプロンを外して洗浄
  7. 風呂場全体を拭く

汚れがひどい・カビが広範囲にあるなどの場合、作業時間が長くなる可能性があります。見積時に作業工程や作業にかかる時間などを確認しておくと安心です。

4-8.大まかな金額しか伝えない業者は注意

見積時に大まかな金額しか伝えない業者は、カビ取りや風呂場の掃除が行き届かないケースもあり、トラブルやクレームも多いので注意してください。問い合わせなどにも丁寧に答えてくれる誠実な業者を選びましょう。

5.お風呂のカビ対策でよくある質問

お風呂のカビ対策に関する質問を集めました。

Q.換気扇が詰まっていると、カビが発生しやすくなるもの?
A.はい、カビが生えるリスクが高まります。換気扇が詰まっていることで、きちんと排気がなされないからです。換気扇の掃除もこまめに行いましょう。

Q.浴槽・壁・天井以外でも、カビに注意したほうがいいところは?
A.蛇口やシャワーなど金属パーツがある箇所です。特に蛇口はシャワーのホースなどが接続されているため、入り組んだ構造になっています。汚れや水気が溜(た)まりやすく、カビが生えるリスクが高い場所です。

Q.パッキンや目地などに生えたカビを完全に白く戻すことはできないのか?
A.ひとたび生えてしまったカビを、完全に白く戻すことは難しいとされています。カビを完璧に落とすことができないため、普段から予防策を講じることが大切なのです。美観を取り戻したいという場合は、業者に依頼したほうがいいでしょう。

Q.カビが生えにくい環境にするには、どのくらいの頻度で風呂場の掃除をすればいいのか?
A.できるだけ、使ったら掃除をする習慣を身に付けましょう。毎日、入浴後に軽く洗うだけでも、カビが生えにくくなります。既述した予防策を普段からこまめに実践するだけでも、カビを予防する効果があるでしょう。

Q.風呂場のピンク汚れもカビの前兆なのか?
A.ピンク汚れは、カビとは異なる菌です。しかし、湿気や汚れによって起きる現象であるため、カビが生える前兆と考えていいでしょう。黒カビなどを誘発しないよう、ピンク汚れを見つけたら、風呂場全体をしっかり掃除し、換気などに努めてください。

まとめ

お風呂は汚れや湿気などが原因で、カビが生えることがあります。カビは人体に悪影響を及ぼすのに加え、広範囲に発生することもあるため、こまめにカビ取りを実践することが大切です。カビ取りの手順や方法などを知るとともに、普段からカビが生えにくい環境を作るよう、予防策を講じましょう。自分ではカビ取りが難しい場合は、業者へ依頼する方法も検討してみてください。