ゴールデンウィークは大掃除のチャンス! メリットや手順を徹底解説

ゴールデンウィークに大掃除を行うメリットはたくさんあります。大掃除といえば、年末というイメージを持っている人も多いかもしれません。年末は冬で、地域によっては大雪が降り、大掃除どころではないという人もいるのではないでしょうか?

一方、ゴールデンウィークを思い出してください。季節は暖かい春。他にも、ゴールデンウィークに大掃除を行うメリットはたくさんあります。ゴールデンウィークに大掃除を行うメリットや、効率的な方法、注意点やポイントを知っておけば上手に家を綺麗にできるでしょう。

  1. 大型連休のゴールデンウィークに大掃除を行う理由
  2. ゴールデンウィークに行う大掃除の方法
  3. 場所ごとのお掃除の流れ
  4. ゴールデンウィークに行う大掃除のポイントや注意点
  5. ゴールデンウィークの大掃除でよくある質問

ゴールデンウィークに大掃除を行うメリットやコツを知っておきましょう。仕事や家族や夫婦、恋人や友達と遊びに行くのもよいですが、ひまになる日もあるはずです。この記事では、ゴールデンウィークに大掃除を行うメリットや方法について徹底的に解説します。

1.大型連休のゴールデンウィークに大掃除を行う理由

ゴールデンウィークに大掃除を行うメリットを解説します。「ゆっくり休みたい、遊びに行きたいゴールデンウィークにどうしてわざわざ大掃除をしないといけないのだ」と考える人ほど、チェックしてみてください。そこには明確な理由があるからです。

1-1.5月は春で気温も高く動きやすいため掃除しやすい

5月のゴールデンウィークは暖かい春のため快適で動きやすく、大掃除をするのに適しています。大掃除は年末に行うものと考える人もいるかもしれません。ただ、大雪が降ると寒くて掃除どころではなくなるはずです。

暖かいほうがいいなら夏休みに行えばよいと考える人もいるでしょう。夏は逆に暑すぎます。汗を大量に流しながら大掃除をしていると、熱中症や脱水からの日射病につながる可能性もあって危険です。1年を通し、長期休暇があって動きやすい気温という条件を考えるなら5月の春にあるゴールデンウィークは大掃除にぴったりといえます。

1-2.連休に外へ出る日が減るためお金の節約ができる

ゴールデンウィーク中、ずっと外出していればむだづかいをしがちです。ゴールデンウィークは観光業にとって、1年の中でも重要な稼ぎ時となります。

国土交通省観光庁の観光統計、旅行・観光消費動向調査(2018年4月~6月期)では、ゴールデンウィークのある5月に国内旅行をした人は5,629万人です。宿泊旅行をした人は2,747万人。1回あたりの宿泊旅行単価は、5万5,056円でした。日帰りでも16,234円です。

5月を通しての旅行人数、旅行単価であり、純粋にゴールデンウィーク限定の統計ではありませんが、旅行をすると確かにこの程度の費用はかかるという人も多いのではないでしょうか。外国旅行をすれば費用はもっと高くなります。家族全員ならさらに費用がかかる可能性は高いです。繁忙期のため、宿やホテルや交通機関の料金設定も高くなっています。

1日、2日ほど、旅行ではなく大掃除に当てればそれだけ費用の節約が期待できるのです。たまの長期休暇だから遊びに行きたいと考える人もいるでしょう。ただ、お金の節約をしたい、混雑が面倒で外出は最小限に抑えたいという人は、ゴールデンウィークの大掃除はチャンスなのです。

1-3.家族に手伝ってもらえる

奥様や彼女にとって、ゴールデンウィークは男手を含め家族の手伝いが期待できます。ゴールデンウィーク、旦那様や彼氏、お子さんが休みの家も多いでしょう。高い場所の窓拭き、重たい物を運ぶとき、男性は役立ちます。

普段、土日祝は仕事などで疲れて掃除などに協力的ではなかった男性に動いてもらうタイミングとしても、ゴールデンウィークはぴったりです。長期休みですから、精神的に余裕があることも多いため協力してくれるでしょう。

もちろん、逆パターンもあります。仕事をしている奥さんや彼女も、ゴールデンウィークなら大掃除に協力的になることが期待できるのです。

1-4.ゴールデンウィーク後の梅雨や夏の対策にもなる

梅雨や夏への対策としても、ゴールデンウィークは大掃除を行うタイミングとして適しているのです。気象庁が公表している過去の気象データで降水量の平年値をチェックすると分かります。

1981年~2010年、30年間の観測値の平均を基に算出した平年値データです。東京の降水量の平年値は5月137.8mmですが、梅雨のある6月には167.7mmで一気に上がっています。もうひとつの大都市大阪でも、5月の降水量の合計平年値は145.5mmで、6月は184.5mm。ただし、北海道は梅雨がないため降水量の合計平年値は5月で53.1mm、6月には46.8mmという結果となっています。

梅雨がある、本州、四国、九州、沖縄地方はゴールデンウィーク後、ジメジメした梅雨のことを考えなければなりません。梅雨の時期はカビ、ダニが増えてしまいますが、直前のゴールデンウィークに大掃除をしておけば繁殖を最小限に食い止めることが期待できるのです。

2.ゴールデンウィークに行う大掃除の方法

ゴールデンウィークは、大掃除のタイミングにぴったりといっても、適切な方法を知らなければ綺麗(きれい)にできないものです。大掃除に限らず、普段の掃除でも役立つ方法をご紹介します。理解して上手に家を綺麗にしましょう。

2-1.大掃除で徹底的に綺麗にしておきたい8つの場所

大掃除では普段、あまり手をつけないところも綺麗にしましょう。大掃除だからこそ綺麗にしておきたい場所について解説します。

2-1-1.部屋の壁や天井

各部屋の掃除は日常的に行う人も多いですが壁や天井は見逃したり、しても甘くなったりしがちのため、大掃除で綺麗にしましょう。天井には、ホコリ、クモの巣が張られていたりすることも多いです。タバコを吸う人がいるご家庭では、壁がヤニで黄色く変色している場合もあります。手垢(てあか)なども付いていることも多いため綺麗にしておきましょう。

2-1-2.カーテンや窓ガラスやサッシ

カーテンは、ホコリだけではなくタバコを吸う人がいるご家庭ではヤニも付いているはずです。カーテンは汚れだけでなく、臭いを吸い取ってしまうことも忘れてはいけません。ペットを飼っているなら毛も付いているはずです。湿気や結露でカビが付きやすいため、洗濯で綺麗にしてください。

2-1-3. キッチン

キッチンについて、シンクの掃除ぐらいは日常的に行っている人も多いかもしれません。しかし、コンロ周りや食器棚、食品棚などは、品物が入っているためなかなか掃除をしない場所です。

電子レンジも、小さな食べ物のカスや焦げ付き、油など無数の汚れが付いています。オーブンレンジなども、大大掃除のタイミングで綺麗にしておきましょう。

2-1-4.お風呂

日常的なお風呂掃除では、浴槽を洗っても排水口や床は中途半端で終わってはいないでしょうか。大掃除だからこそ、徹底的に掃除をしてください。特に壁や浴槽の外側は、カビが繁殖しやすい場所です。カビ取り剤などを活用して、徹底的に除去しましょう。

2-1-5.トイレ

トイレは汚れがひどい場所です。定期的に便器の掃除をするという人も、壁や床を見逃していませんか? 窓があるなら綺麗にしておきましょう。便器の裏側なども汚れやすい箇所(かしょ)ですから注意したいところです。

2-1-6.照明器具や家電

照明器具なども細かなホコリが付きやすいです。エアコンやテレビなど家電製品も綺麗にしましょう。知識がある人ならエアコンやテレビを分解して綺麗にできるかもしれません。ただ、慣れていない人が同じことをすると、事故につながったり分解して戻しても動作しなかったりするリスクがあります。

無理をせず、フィルターやエアコンの上部分などできる範囲で掃除を行ってください。テレビの裏側もチェックしてみましょう。コンセントなどにホコリが積もっているなら火災につながる可能性もあるため特に掃除をしておきたいところです。大掃除のときだけでなく、普段からコンセント周りは掃除しておきましょう。

2-1-7.階段や廊下

2-1-8.玄関

玄関も土やホコリが溜まりやすい場所です。カビも発生しやすいので綺麗にしましょう。靴箱に大量の靴があるなら、チェックしてください。履きそうにないボロボロのスニーカーなどあれば捨ててすっきりしましょう。

2-2.準備する物

掃除をスムーズに行うなら必要な道具は事前に準備しましょう。掃除を始めてから必要な物がないと、探すことに時間を取られます。ホコリを吸い込んで体調を崩せば、掃除後の予定をすべてキャンセルという羽目になりかねません。ゴールデンウィークは掃除をし、あとは寝込んでいたというのは悲しいことです。家族に心配をかけてしまいます。そうならないよう、大掃除前にしっかり準備をしましょう。

2-2-1.マスクや髪を守るタオルやバンダナ

掃除では空中にホコリが舞います。ホコリ程度と甘く見てはいけません。ホコリの中には、糸くず、髪の毛、ダニ、フケ、花粉、カビなどさまざまな物が含まれているからです。

ホコリはハウスダストが原因の症状につながるだけでなく、アレルギー性鼻炎や気管支喘息(きかんしぜんそく)のリスクを高めるといわれています。マスクなどで口や鼻を守りホコリを吸い込まないようにしましょう。

高所を掃除しているとき、髪の毛がホコリまみれになるのを防ぐためタオルやバンダナなどで頭を守ることも忘れないようにしてください。マスクはガーゼタイプではなく、不織布(ふしょくふ)で作れられた物がおすすめです。ワイヤーが入っている物もしっかり隙間を防げます。

2-2-2.ゴム手袋や軍手やエプロン

大掃除をするときは物を水で洗うことも多くなります。軍手なども汚れた物を持つとき、手を守るために役立つアイテムです。ゴールデンウィーク期間中は春で比較的暖かいといっても、手でお皿などを洗っていれば、肌荒れにつながります。

完全防備を目指すならゴム手袋の上に軍手をするのもよいでしょう。指しか入らないような隙間や、物の細かい部分を拭くときの掃除にも軍手は重宝します。汚れたくないことを考えるなら、エプロンも用意しておきたいお掃除アイテムです。服に汚れた水が散ってしまうのを防ぐ、ポケットがあるならハサミやテープや歯ブラシなどを入れることができるなど何かと役立ちます。

2-2-3.雑巾や歯ブラシやバケツ

雑巾は必要不可欠です。雑巾はなんでもかまいません。タオルや古着を使ってもOKです。捨ててもよい布だったらなんでもよいでしょう。水拭き用と乾拭き(からぶき)用、ふたつ用意することをおすすめします。

ホームセンターに、ウエスという布切れなどが格安で販売されていることも多いです。元々は工場などで機械油を拭くための布ですが、掃除でも役立ちます。ただ、販売されているウエスは大きさがバラバラな場合もあるため注意してください。それでも、使い捨て感覚で使えるだけではなく洗えば長期間、使用できます。

汚れを取ることを考えるなら、歯ブラシも用意したいところです。使い古した歯ブラシでトイレの便器の細かい部分や窓のレールなど使える場面はたくさんあります。使い古して捨てる予定の歯ブラシで十分です。

また、バケツなども必要でしょう。バケツがなければいちいち洗面所やキッチンに雑巾などを持っていかなければなりません。折り畳んでコンパクトにできるバケツなら普段から収納しやすいです。

2-2-4.新聞紙

新聞紙は使えるお掃除アイテムです。窓ガラスなど、軽い汚れを拭くときは新聞紙でも綺麗になります。雑巾と同じく湿らせて拭き、乾拭きをすることで綺麗に。使用後は捨てるだけで終わりです。

地面に直接置きたくない物も、新聞紙を敷けば安心。高所を掃除するとき、下にある物の上にかぶせるような使い方もできます。

2-2-5.ゴミ袋

ゴミ袋は当然、用意してください。単純にゴミを捨てるだけではなく、他にも使い方はさまざまあります。たとえば、取り外せる換気扇のフィルターなどを綺麗にしたいなら、二重にしたゴミ袋の中に入れて浸け洗いをするときに役立つでしょう。

換気扇だけでなく、浸け洗いができる物なら、ゴミ袋でも対応できます。捨てる物、捨てない物などの仕分けのための一時的な収納袋としても役立つでしょう。

3.場所ごとのお掃除の流れ

掃除をやっておきたい場所の掃除の流れについて解説します。効率的、スピーディーに掃除を行いたいなら、段取り良く行うのが一番です。各場所の掃除の流れについて知っておきましょう。各所、掃除を行うときおすすめの順番もあります。

  1. 不用品の処分や物の整理
  2. キッチン
  3. トイレやお風呂など
  4. 玄関から遠い順に各部屋の掃除
  5. 床や廊下や階段
  6. 玄関

3-1.部屋の天井や壁を掃除する流れ

天井から掃除をすることをおすすめします。天井に付いたホコリは床へ落ちるからです。床を掃除したのに、天井から落ちたホコリでまた掃除をしなければなりません。基本的に、掃除は上から下という順番で行いましょう。

3-1-1.部屋の掃除は天井のホコリを取って上から下への流れを意識

ベッドや家具などにホコリが落ちてもいいように新聞紙でカバーをします。天井に掃除機をかけてください。重くて無理なら省略してもかまいません。ワイパーなども使用して天井を拭きましょう。そのあと、ハタキをかけるのもおすすめです。

3-2.カーテンや窓ガラスやサッシの流れ

本格的に行うならきちんとカーテンを外し洗濯機で綺麗にしている間に窓ガラスやサッシの掃除を行いましょう。窓ガラスの拭き掃除では、自然乾燥だと水滴の跡が残り綺麗な仕上がりにならないため注意してください。

3-2-1.カーテン掃除の流れ

カーテン上部のフックを外します。洗濯機にカーテンを入れて洗剤で丸洗いしてください。30度以下の温度だとよいです。乾燥をします。ただし乾燥機は厳禁です。カーテンは熱に弱いため、生地の傷みや縮みにつながります。

3-2-2.窓ガラスを掃除する流れ

タオルを2枚用意します。1枚を水で濡(ぬ)らして固く絞ってください。横にまっすぐ拭き、端まで行ったら真下に少しずらし横に拭いていきます。コの字を描くように拭いていくことをイメージしましょう。次に乾拭きを行います。乾拭きをするときは、円を描くように拭いてください。

3-2-3.新聞紙で拭く方法

新聞紙を活用し、窓を拭く方法についても解説します。手の平に載る程度の大きさに新聞紙を丸めて水で濡らしてください。窓ガラス全体を拭きます。乾いた新聞紙で円状に乾拭きしましょう。落ちにくい汚れは中性洗剤を少し付けて乾拭きしてもOKです。

3-2-4.サッシ掃除の流れ

サッシをまず乾かします。乾いた雑巾などで拭いてもOKです。湿気などで濡れているとホコリが取りづらくなります。掃除機をしたあと取れなかった細かい汚れは、歯ブラシや綿棒など柔らかい物で取りましょう。固い物だとサッシが傷みやすくなるからです。

サッシの汚れを取ったら、雑巾やスポンジや歯ブラシで水拭きをします。最後、サッシ全体を乾拭きしてください。

3-3.キッチン掃除の流れ

キッチンの掃除は手間がかかります。キッチンを掃除するときの大きな流れを理解するだけでも作業がはかどるでしょう。

食器やシンクの周りに調理器具があるなら整理します。キッチン以外の場所に移動させてもよいでしょう。できるだけ物がない状態を作ってください。

換気扇の掃除も行いましょう。アルカリ性洗剤がよく落ちます。重曹やセスキ炭酸ソーダもおすすめ。外した換気扇はゴミ袋を二重、三重にし、その中に熱めのお湯を入れて浸け洗いをしてください。浸け洗いをすることで汚れが落ちやすくなります。

コンロ周りについては五徳を先に浸け置きすると効率的です。天板などは、重曹を水で溶かしてペーストにした物を歯ブラシに付け、汚れをこすり落としましょう。

3-3-1.食器棚や商品棚の流れ

食器棚や食品棚の外側を拭いてください。食器を出して空きスペースに置きます。掃除機などでホコリを取ったあと、固く絞った布巾などで棚の内側を拭きましょう。

水拭きのあと、乾拭きを行います。拭いた直後、食器棚は開いたままにしておいて完全に乾かしてください。湿気がカビの繁殖につながるからです。

3-3-2.レンジや周りも掃除を

レンジ内の焦げ付きや油汚れを重曹やセスキ炭酸ソーダで取り除きます。オーブンレンジは専用の拭き取りシートで手軽に掃除可能です。最後にシンクを掃除します

3-4.お風呂掃除の流れ

天井から浴槽の流れで綺麗にしましょう。浴槽を綺麗にし、天井という順番だと問題があるからです。天井の汚れた水などが床や浴槽に落ちる可能性があります。お風呂でも上から下という流れを意識してください。立てる台がなければ、柄の長いブラシなどを使って対応しましょう。

3-4-1.浴槽は重曹やクエン酸で綺麗に

浴槽を掃除します。皮脂汚れや黒ずみや水垢(みずあか)などは重曹やクエン酸を使えば落としやすいです。

重曹水を浴槽にスプレーして5分ほど置いたあと、スポンジで拭いてください。シャワーを使って浴槽を洗ってから、今度はクエン酸水で同様に掃除を行います。

重曹とクエン酸は中和するため浴槽の場合は同時に使わないほうがよいかもしれません。重曹は皮脂汚れ、水垢などのアルカリ汚れはクエン酸のほうがよいという話があります。場所によっては、同時に使うと効き目が弱くなる可能性があるため注意してください。

3-4-2.収納棚は重曹スプレーで水垢を取ろう

中性洗剤など使用して収納棚をスポンジなどで綺麗にします。ブラシも使って汚れを取り除きましょう。水垢は重曹水のスプレーはおすすめです。

3-4-3.壁や床を掃除

壁や床のタイルの目地をブラシでこすってください。排水口も忘れないように対処。髪の毛やカビな、水垢などで触るのに抵抗があるかもしれませんが、ゴム手袋があれば大丈夫です。髪の毛を取り除いてから、ヘアキャッチャーや筒を外して綺麗にしましょう。

排水口の汚れも重曹やクエン酸が役立ちます。排水口の汚れの場合、重曹とクエン酸を同時に使ってもかまいません。反応して発泡が生まれて汚れを浮かび上がらせるからです。

重曹をまず排水口にたくさんふりかけます。次にその半分量のクエン酸をかけてください。泡立って汚れが浮かび上がった状態で5分放置したあと、シャワーなどで洗い流しましょう。

汚れが残ったら、歯ブラシなどで掃除してください。排水口のフタや筒も、重曹とクエン酸により汚れを取り除けます。

3-5.トイレは便器、壁、床の順番で綺麗に

トイレ掃除の基本は、便器、壁、床という順番となります。便器の掃除は、タンク、便座、便器の中、便器の外という順番を守りましょう。基本的に、上から下という順番はトイレでも同様です。トイレ掃除の順番を守ることは、雑菌対策につながります。便器については、シンク、レバーも見逃さないよう、トイレ用のお掃除シートなどを使って綺麗にしてください。

3-5-1.トイレの壁掃除の流れ

トイレの壁は汚れています。立って用を足す男性の場合、尿が壁に散ることも多いからです。放置することで雑菌が繁殖すれば悪臭につながります。特に便器の両側はお掃除シートなどでしっかりと拭きましょう。

3-5-2.トイレの床掃除の流れ

トイレの床も、壁以上に尿が飛び散っていることが多い場所です。他にも、トイレットペーパーなどのホコリと尿が合わさると雑菌が繁殖することになります。また、便器と床の境目部分はとても汚れている場所のひとつです。雑菌に対処できるお掃除アイテムや雑巾などを使用してしっかり綺麗にしましょう。

3-6.照明器具は軍手などを使って優しく綺麗に

照明器具も普段なかなか掃除をしない部分かもしれません。テレビの背面を見るとホコリが溜まっていることも多いです。照明器具などもよく見ると無数のホコリが積もっているため、ゴールデンウィークの大掃除で綺麗にしましょう。

3-6-1.照明器具の流れ

照明器具はハンディーワイパーや軍手などを利用してこするように掃除をしましょう。ハタキや掃除機を使って無理に掃除をしようとすれば、照明器具が割れてしまう危険性があるからです。不要な軍手を使い、上から下の流れで拭いてください。

3-7.家電の流れ

テレビの背面やエアコンの上部は普段、なかなか見ることが少ない場所です。ただ、チェックするとホコリがたくさん積もっていることが多いため綺麗にしてください。

3-7-1.エアコン掃除の流れ

部屋の中で一番高い場所にあることが多いエアコンから掃除をしましょう。エアコンの上部は下からではなかなか見えないホコリが溜まっています。椅子などを使って綺麗にしましょう。エアコンを分解して綺麗にするのは危険だけでなく故障につながります。

ただ、フィルター程度の掃除なら簡単です。エアコンによりますが、多くの場合、前面にカバーが付いていますので外してください。2枚のフィルターを外し、新聞などの上に置きます。

次に、掃除機で網の目から汚れを吸い取りましょう。フィルターを掃除機で吸い取る場合は、表側から行うのが基本です。裏側から掃除機で吸い込もうとすると表側にある取りやすいホコリや汚れを再び裏に戻すことにつながります。

フィルターの汚れを掃除機である程度、取り除いたらお風呂場へ行き、しつこい汚れを取ってください。裏から表へ汚れを出すようなイメージで行います。裏からシャワーの水を当てるのもよいでしょう。中性洗剤を使用しても綺麗になります。

フィルターを洗ったら、水を切り、陰干しをしましょう。くれぐれも、濡れたままのフィルターをエアコンに戻さないでください。故障の原因になるからです。

3-7-2.テレビの掃除の流れ

テレビの掃除では、まず電源を落とすことから始めます。画面の温度が下がってから、ホコリを落とすようにしましょう。画面に傷を付けないように柔らかいモップやブラシなどを使ってください。画面を拭くときは、クロスなど柔らかい物が適しています。

また、アルコールやクリーナーなどを使用して液晶画面を拭くのはNGです。液晶画面はコーティングがあるため、眼鏡やガラスなどで使えるクリーナーを使用すると剥がれる可能性があります。ティシュなども画面を傷つけるため注意してください。どうしても取れない頑固な汚れは、固く絞った濡れ雑巾で拭いたあと、乾拭きします。

テレビの裏やコンセントの間も忘れないようにしましょう。ハンディーワイパーで簡単に取ることができます。特に注意したいのは、コンセントに積もったホコリです。トラッキング火災につながるため、日常から綺麗にしておくとよいでしょう。テレビに限らず、家中のすべてのコンセントにいえることです。

3-8.廊下や階段の掃除の流れ

フローリングの廊下は、基本的に化学モップなどを使用して拭きます。フローリングの床の場合、一般的に木材の合板が多いです。水分が入ると変形する可能性があるため、基本は掃除機や化学モップを使って綺麗にしていきましょう。

家の奥から玄関、つまり奥から手前へ掃除をしていくのが基本です。自然塗料や油分によるコーティング加工を行っている床も、水拭きだと剥がれる可能性があるため注意しましょう。

汚れがひどくどうしても水拭きをしたいなら、短時間で行うことを意識してください。固く絞り、水分があまり含まれていない雑巾で行うのが鉄則です。乾燥しやすくするため、窓を開けて行うのもよいでしょう。

3-8-1.階段は化学モップなどで一段ずつ綺麗に

フローリングの階段の場合、廊下と同じく化学モップなどで一段ずつ綺麗にしていきましょう。階段も上から下へ綺麗にしていくのが基本です。ワックスは避けたほうがよいでしょう。滑りやすくなり転倒の危険性があるからです。

カーペットを敷いているなら、粘着ローラーを使用してホコリとゴミを取っていきます。最後はチリトリなどを使ってホコリを取ってください。後ろ向きに降りることになりますから、一段ずつ、慎重に行いましょう。安全第一です。

3-9.おつかれさまです! 最後に玄関の掃除の流れ

玄関は大掃除の最後に行いましょう。掃除の基本は上から下もありますが、奥から手前に行うのもコツのひとつだからです。

玄関を最後に掃除するのは、外への出入り口が理由。ホコリなどは、最後に玄関から外へ出すことになります。また、掃除では家の中から外へゴミなどを運ばなければなりません。最初に玄関を掃除しても、結局、最後に汚れた玄関が残るだけになります。奥から手前を意識し、最後に玄関を掃除するようにしましょう。

3-9-1.玄関の掃除の流れ

玄関の掃除でまずやっておきたいことは、靴や小物などを取り除くことです。使い古した靴や、使いそうにない小物などがあれば、捨てるようにしましょう。

玄関は家の中ですが、靴を履いて最初に入る場所となるため、泥や土で汚れやすい場所。重曹やセスキ炭酸ソーダなどを使用すると綺麗になりやすいです。掃除機やほうきを使って、玄関から外へゴミを出しましょう。次に、洗剤で拭き掃除をして汚れを取り除きます。

3-10.その他の場所の掃除について

フローリングだけではなく、畳などの掃除をしなければならない家もあるでしょう。他にも、ベランダが設置されたお宅もあるはずです。畳やベランダの掃除の流れについても解説します。

3-10-1.畳を水拭きするとコーティングが剥がれる

畳はまず掃除機などでホコリやゴミを取り除きましょう。そのあと、水に浸して固く絞った雑巾で拭き掃除をしてください。

畳はい草で作られており、白土という土を付けて乾燥しています。それがコーティングとなっていますが、びしょ濡れの雑巾で畳を拭くと取れてしまうために気を付けてください。

3-10-2.ベランダはゴミを取ったあと水洗い

ベランダは家の中に設置されていませんから、風雨によってゴミが溜まりやすい場所です。まず、ほうきやチリトリを使って葉っぱやゴミを取り除きましょう。そのあと、ホースやバケツなどを使い、軽く水洗いを行います。

次に、デッキブラシなどを使って、泥やホコリを除去していきましょう。モルタルなど凹凸があるザラザラしたベランダならデッキブラシ、シート防水がされているなどツルツルとした表面ならモップを使ってください。

汚れを取ったあとは、再び水洗いをしましょう。それから、排水溝の掃除をします。排水口に落ち葉や泥があるなら取り除いてください。排水口にフタがあるならそれも綺麗にしましょう。日常からこまめに掃除をしておくと、ゴールデンウィークの大掃除も楽になります。

3-10-3.手すりやドア

介護リフォームを行っているご家庭だと、階段に手すりを設置していることは珍しくありません。手すりなどは手垢なども付いている場所です。手すり以外に手垢が付く場所として、ドアノブやスイッチもあります。ドアノブが外れかけているなら、大掃除のタイミングで直してもよいでしょう。手すりの材質が木材の場合、乾拭きがおすすめです。

4.ゴールデンウィークに行う大掃除のポイントや注意点

ゴールデンウィークに行う大掃除のポイントや注意点をご紹介します。心構えやスケジュールの立て方を理解しておけばよりスムーズです。

4-1.1日は掃除に集中するつもりで

ゴールデンウィークに大掃除をするなら、1日は完全に掃除でつぶれることを覚悟しましょう。大掃除ですから、徹底的に行わなければなりません。

基本的に、朝から始めて、夕方には終わらせるようにしてください。そのためには、お昼ご飯は作らず弁当を用意しておきたいところです。もちろん1日で足りなければ2日程度は見ておくとよいでしょう。ゴールデンウィーク全部を使うなら、丁寧に掃除ができますし1日の負担も少なくなります。

4-2.大掃除は断捨離のチャンスです

不要な物はきっぱりと捨てましょう。大掃除だからこそ、断捨離のチャンスだと考えてください。靴、小物類、押し入れの中など不要な物はたくさんあるはずです。

捨てるのがもったいないなら、フリーマーケットやリサイクルショップなど利用して売るのもよいでしょう。運ぶのが大変なら、リサイクルショップの中には出張買取サービスを行っているところもあるため利用してみてください。

4-3.スケジュールは図面を書いて順番を決める

スケジュールの立て方として、まずは家の図面を書いてください。奥から手前を基本にして掃除を行う順番を家の図面に書き記します。図面を見ることで客観性が高まり、効率よく掃除を行う順番が見えてくるからです。

図面といっても家族全員に意味が分かればよいので、下手でもかまいません。チェックリストを作ると、達成感がありますし、どこを掃除したか家族全員で共有できます。

順番を決めたら、必要な物を考えてください。大掃除で必要な掃除道具類を最初にそろえてきましょう。 

4-4.完璧を目指しすぎず安全第一で

完璧にしなければならないという気持ちは捨てたほうがよいでしょう。もちろん、綺麗になるのは気持ちいいですが、完璧にやろうとして、一緒に掃除を行っている家族をきつく叱ればケンカの元です。

家電なども、機械や電気機器の知識がまったくない人の場合、下手に分解すると元に戻らない可能性も十分あります。電気機器は電気が通っており、いい加減にしていると感電事故にもつながるためくれぐれも注意してください。

高所についても、落下の危険性があります。仕事柄はしごに登ったり、高所に慣れている人ならよいですが、慣れていない人は、高所の掃除は無理せず、二人一組で行ったり、長い柄のブラシや掃除機を活用して安全第一を心がけましょう。

4-5.家族で分担すると早い

まだ手伝えない年齢のお子さんならともかく、小学生の高学年や中学生ぐらいなら掃除を役割分担しても十分に任せられるはずです。一緒に行えば楽しいですし、掃除も早く終わります。

家族で分担するときのポイントは、役割で分けることです。窓ガラスやサッシを掃除するのは、お父さんやお母さんで、レールは子供に行ってもらいます。換気扇、高所はお父さん、キッチンならシンク周りをお母さんが行い、各家電の表面を拭くのは子供という具合です。家族総出で行えば掃除も早く終わるでしょう。

4-6.困ったときは

ゴールデンウィークで大掃除をしたいと考えていても「たまの休みは家族とゆっくりしたい」「面倒」「家族が協力的ではない」となかなかむずかしい場合もあるかもしれません。そんなときは、プロのハウスクリーニングサービスを依頼するのもひとつの方法です。

ハウスクリーニングを依頼するメリットは、自分で大掃除をしなくてもよいということがあります。また、素人ではなかなかむずかしいエアコン内やレンジフードまでクリーニングできるということでしょう。床や壁などの材質に合わせた掃除をしてもらえるので安心です。カビ対策という面でも、徹底的に大掃除をしたいなら選択肢に入れてもよいでしょう。

5.ゴールデンウィークの大掃除でよくある質問

Q.不用品は捨てるしかない?
A.まだ使える物や珍しい物ならリサイクルショップなどに出張買取を依頼するのもよいでしょう。他に、フリマアプリやフリーマーケットを利用するのもおすすめです。単純に捨てるだけなら地域のゴミ焼却場に持ち込む方法もあります。不用品回収業者に頼むのもよいでしょう。

Q.汚れはすべて同じ洗剤で大丈夫?
A.材質しだいで傷んでしまう可能性があるため注意してください。一般的なホコリ汚れは中性洗剤などがよいでしょう。化学反応によってシミや汚れを分解する漂白剤なども役立ちます。また、掃除で便利なのが重曹やクエン酸です。皮脂汚れや油汚れにはアルカリ性の重曹、シンクの水垢などは酸性のクエン酸が頼りになります。

Q.普段から大掃除のためにできる準備はある?
A.普段から掃除をすることで洗剤や掃除道具を使いこなせるようにしておきましょう。洗剤や掃除道具は基礎知識であり、理解すれば大掃除に大活躍してくれます。重曹やクエン酸などはお掃除道具として便利ですが、すべての汚れに対応できるわけではありません。どんな汚れにどの洗剤が効果的かは、普段の掃除から勉強できます。便利な掃除道具も普段から使いこなせれば、大掃除の頼りになる味方になってくれるでしょう。

Q.大掃除を少しでも楽にする方法ってある?
A.日常的に、こまめな掃除を行うことをおすすめします。いざ大掃除というとき、頑固な汚れとなり簡単に取れないからです。日常的に掃除をしていれば、ゴールデンウィークの大掃除が楽になります。また、普段から不用品などはリサイクルショップなどで売る、捨てる断捨離を行いましょう。物が少なければそれだけ掃除がしやすくなります。

Q.疲れずに大掃除を行うためのポイントってある?
A.完璧主義になりすぎないようにしましょう。他にも、掃除時間をあらかじめ決めておくという方法もおすすめです。完璧主義になると、キリがありません。一旦、掃除を始めるとひとつの場所に集中しがちです。それでは効率的とはいえませんし、延々行うことで疲れてしまいます。そうならないよう、決めた時間が来たらスパッと切り上げる勇気も大事です。

まとめ

ゴールデンウィークの大掃除も、コツをつかんでおけば苦労することはあまりありません。たとえば、普段からこまめに掃除を行い不用品も処分しておけば、いざ大掃除というときに行う作業を減らせるのです。洗剤や道具の使い方、各場所の掃除のポイントについて理解しておくだけでもスムーズに進められます。

もちろん、お子さんも含めて家族総出で大掃除は行いましょう。スケジュールをきちんと考えて、無理をしないように大掃除を行ってください。そうすれば、上手に大掃除ができるでしょう。