サッシの溝をキレイに掃除する方法を解説! 清潔な状態を保つコツ

サッシの溝にたまった汚れを掃除するのはひと苦労です。幅が狭いサッシの溝には、外部からのホコリや排気ガス・ゴミくずなどがたまりやすく、放置するほど頑固な汚れになり取り除きにくくなってしまいます。何か楽に掃除できる方法はないのか、とサッシの溝の掃除方法を模索している方が多いのではないでしょうか。サッシの掃除方法とコツを知れば、上手に汚れを落とすことができます。それでは、本記事でその方法を紹介しましょう。

  1. サッシの溝にたまりやすい汚れは?
  2. サッシの溝の掃除方法を紹介
  3. サッシの溝をキレイに保つ方法
  4. サッシの溝掃除に関してよくある質問

この記事を読むことで、サッシの溝を上手に掃除する方法とキレイを保つコツなどが分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。

1.サッシの溝にたまりやすい汚れは?

まずは、サッシの溝にたまりやすい汚れをチェックしておきましょう。ここでは、あわせて掃除の際の問題点についても解説します。

1-1.汚れを放置すると窓が開け閉めできなくなる

普段の生活では目に入らないサッシの溝には、たくさんの汚れがたまりやすい部分です。窓を開け閉めするために必要不可欠な溝なので、汚れを放置すると開け閉めしにくくなります。最終的には、頑固な汚れとなり、窓が開かなくなってしまうでしょう。また、放置するほど汚れが落ちにくなるので、さらに掃除の時間と手間がかかってしまいます。サッシの溝はなかなか目に入らない場所ということもあり、何年も汚れを放置しがちですが、定期的に掃除することで楽に汚れを落とすことができるのです。

1-2.さまざまな汚れがたまりやすいサッシの溝

サッシの溝にたまった汚れをよく観察してみると、ホコリ・髪の毛・ペットの毛・畳のケバ・土砂・お菓子の食べカスなどがたくさん入っているのが分かります。交通量の多い道に面しているサッシの溝には、排気ガスや土ボコリがたまりやすい傾向があるでしょう。また、窓ガラスに結露した水が溝に流れ落ち、たまった汚れと混ざるとカビが発生します。サッシの溝が黒ずんでいる場合は、カビが発生している証拠です。

1-3.サッシの溝汚れを放置しがちな理由

ここで、サッシの溝汚れを放置しがちな理由をチェックしておきましょう。

1-3-1.汚れがたまりやすい

実際に、サッシの溝を見ると分かるように、幅が狭く、レールの仕切りがついています。窓を閉め切っている状態でも、隙間から細かいホコリが入り込み、隅にたまってしまうのです。たまりやすい場所だからこそ、すぐに汚れが蓄積され、放置とともに頑固な汚れとなります。

1-3-2.掃除しにくい

狭い空間のサッシの溝は、掃除しにくい場所です。掃除をしようとしてもなかなか汚れが取れず、途中で断念する方も多いのではないでしょうか。「面倒くさい」「掃除しにくい」という点から掃除をせず、つい放置してしまいがちです。

1-3-3.道具が入らない

サッシの汚れを放置しがちな理由の中には、道具が入らないという問題があります。ホコリや砂をはらう際に使うホウキはサッシの溝に入りません。ぞうきんで溝を掃除しても、隅にたまった汚れをキレイに拭き取るのは至難の技でしょう。しかし、サッシの溝専用に作られた道具を使用すれば、この問題を解決することができます。次項で、具体的な掃除方法を紹介しましょう。

2.サッシの溝の掃除方法を紹介

サッシの溝掃除に必要な道具・洗剤、そして主な掃除の流れを解説します。

2-1.まずは必要な道具を準備しよう

掃除を始める前に、サッシの溝掃除に必要な道具をひと通りそろえましょう。特に、用意してほしい道具は以下のとおりです。

  • 掃除機(隙間ノズルまたはブラシノズルも)
  • ぞうきん
  • 使い古した歯ブラシ
  • 先端がスクリュー状になっている歯間ブラシ
  • サッシブラシ

ほかにもあると便利なのは、ドライヤーと水を入れたペットボトルです。サッシが湿った状態のままでは、溝にたまった汚れをサッシブラシ等でかき出すことができません。そのため、しっかりと乾かしたい場合にドライヤーが役立ちます。また、ホースを使って水を流すと室内まで汚れてしまうため、水を入れたペットボトルを使ってください。サッシの溝は狭い場所だからこそ、工夫を凝らして掃除をします。

2-2.洗剤は食器用洗剤がおすすめ

基本的に、サッシの溝に使う洗剤は家庭にある食器用洗剤で十分です。洗剤を使わなくても簡単な汚れならすぐに取り除くことができます。水で落ちない場合は食器用洗剤を数滴垂らして歯ブラシやサッシブラシでこするように除去してください。食器用洗剤でも落ちない場合はカビ汚れの可能性が高いので、消毒用エタノール・塩素系のカビ取り剤または漂白剤などの洗剤を使います。カビを落とす方法は、後ほど【2-6.カビを落とす方法】で説明するのでぜひチェックしてください。

2-3.主な方法・流れをご紹介!

サッシの溝掃除の手順は、以下のとおりです。

  1. サッシが乾いた状態で溝にたまった汚れをサッシブラシでかき出す
  2. ほぐした汚れを掃除機で吸う(この際に隙間ノズルを使うと吸い取りやすくなる)
  3. 溝の角にたまった汚れを、歯ブラシや歯間ブラシなどを使ってこそぎ落とす
  4. 必要に応じて掃除機で吸い取り、ぞうきんで水拭きする
  5. 最後に乾いたぞうきんで水滴を拭きあげれば完了

前述したように、汚れに水分が含まれると取りにくくなってしまいます。そのため、汚れは必ず乾いた状態にしてから掃除してください。水拭きをする際も、はじめに乾いた汚れを取り除いてから水拭きします。濡れた汚れを掃除機で吸い取ると、故障の原因にもなるので要注意です。

2-4.溝の角にたまった汚れはつまようじで取ろう

歯間ブラシがないときは、つまようじで代用できます。サッシの溝の角に固まっている頑固な汚れの集合体を、つまようじで軽くほぐしてください。つまようじでもほぐせないほど固くなっている場合は、マイナスドライバーを使うと便利です。また、マイナスドライバーの先端にぞうきんをかぶせ、先端でサッシの溝の角をなぞるようにスライドさせてください。そうすることで、残っていた汚れもスッキリ取り除くことができるでしょう。

2-5.便利なグッズを活用する

サッシの溝の掃除に役立つさまざまなグッズが、100円均一ショップでも気軽に購入できるようになりました。たとえば、ペットボトルに装着するだけで汚れをかき出し水ですすげる「ペットボトルプラス スリムブラシ」です。毛先はサッシの凸凹に合う幅になっているので、汚れが取れやすいと評判になっています。ほかにも、吸水性抜群のマイクロファイバータオルや隙間に入り込むお掃除棒も発売されているので、ぜひ活用してください。

2-6.カビを落とす方法

頑固な汚れとして有名なカビを除去する際は、塩素系のカビ取り剤を使用します。掃除機またはスチームクリーナーである程度の汚れを取り除いた後、塩素系のカビ取り剤をキッチンペーパーに含ませてください。後は、カビのある部分にキッチンペーパーを張りつけ、ラップで密封させます。そのまま20分放置してから、水で洗い流し、固くしぼったぞうきんで拭きあげるだけでOKです。カビ取り剤を染み込ませることで、カビをキレイに落とすことができるでしょう。

3.サッシの溝をキレイに保つ方法

キレイに掃除したサッシの溝を維持し続けるポイントを紹介します。

3-1.月に1度はサッシの溝をキレイにする

1番のポイントは、定期滴に掃除することです。サッシの溝はホコリをはじめとしたさまざまな汚れがたまりやすい場所なので、月に1度は掃除するように心がけましょう。カビの予防方法としては、エタノールを吹きつける掃除方法がベストです。カビ取り剤で除去した後に、消毒用のエタノールを吹きかけたぞうきんで拭いてください。消毒用エタノールには除菌力があるので、カビを発生しにくくします。ここでのポイントは、必ずカビを除去した後に消毒用エタノールを吹きつけることです。

3-2.こまめに換気する

カビ予防対策として、こまめな換気を心がけましょう。近年の日本家屋やマンションは、気密性がアップしているため、換気しにくい傾向があります。窓やドアを2箇所以上開けて空気の通り道を作り、なるべく毎日新しい空気へ入れ替えてください。特に、雨の日が続くと湿度があがり、カビが発生しやすくなります。その際は、除湿機や換気扇を頻繁に使ったり、サーキュレーターや扇風機を当てたりするといいでしょう。湿度は40~50%を保ち続けるのが理想です。

3-3.気をつけておきたい結露対策

サッシの溝のカビで気をつけておきたいのは、結露対策です。結露は屋外と室内の気温差が激しくなるほど発生しやすくなるため、なるべく外気温との差を小さくすることが大切なポイントとなります。冬場は暖房器具を使用することが増えるため、なるべく窓際から離してください。室温を上げすぎないようにすることも結露対策の1つです。また、厚手のカーテンを閉めきったままにしていると湿気がたまりやすくなるので、通気性のあるレースカーテンを使うといいでしょう。後は、結露が発生するたびにこまめに拭き取ったり、結露防止シートを貼ったりする対策もあります。

4.サッシの溝掃除に関してよくある質問

サッシの溝掃除に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.頑固な汚れを落とすポイントは?
A.そんなときは、塩素系漂白剤と片栗粉を混ぜたペースト状の洗剤を使います。ペースト状の作り方は、大さじ1弱の塩素系漂白剤と同じ量の片栗粉を混ぜ合わせるだけです。しっかりと練って混ぜ合わせたものを頑固な汚れの部分に乗せて、5分ほど放置してください。そして、ぬれたティッシュなどでキレイに取り除きます。ペースト状にすることで、漂白剤の成分を汚れに浸透させることができるのです。ぜひ試してみてくださいね。

Q.ホコリがたまるのを防ぐ方法は?
A.ホコリはサッシの溝にたまった静電気によって集まる傾向があります。そのため、静電気防止のために、柔軟剤スプレーを掃除の仕上げに使って拭きあげてください。柔軟剤スプレーの作り方は、水200mlに対し小さじ1の柔軟剤を混ぜるだけなので簡単です。柔軟剤は好みの種類を使っていただいて構いません。サッと拭きあげるだけで静電気防止になり、ホコリがつきにくくなりますよ。

Q.サッシブラシ選びのポイントは?
A.さまざまなタイプのサッシブラシがありますが、サッシの溝に使う場合は毛が硬めでしなやかなタイプがおすすめです。固まった汚れをほぐし、しっかりとかき出すことができます。毛束が密集しているサッシブラシなら、隅々まで届くので使いやすいでしょう。また、サッシの溝はとても狭いので、大きすぎないサッシブラシを選ぶのも大切なポイントです。なるべく2cm以下の幅のブラシを選びましょう。

Q.お酢で汚れが落とせるのは本当?
A.お酢を薄めた水でも、サッシの溝にこびりついた汚れを落とすことができます。まずは、お酢1:水2の割合で混ぜた酢水を霧吹きの中に入れて準備してください。掃除機で汚れを吸い取った後に、酢水をサッシの溝にたっぷりと吹きかけます。後は、キッチンペーパーで拭き取るだけです。水分が残らないようにしっかりと拭き取ることで、サッシの溝がキレイになるでしょう。

Q.酸素系漂白剤を使う際の注意点は?
A.刺激が強めの成分が含まれているため、皮膚が弱い方はゴム手袋を装着してください。誤って手についたときは、すぐにキレイな水で洗い流しましょう。また、酸素系漂白剤をほかの洗剤と混ぜて使用するのはNGです。混ぜてしまうとほかの成分と化学反応を起こし、有毒なガスを発生させる恐れがあります。窓を開けて換気ができる状態にしてから使いましょう。

まとめ

サッシの溝は、幅が狭く掃除しにくいため、つい汚れを放置しがちな場所です。しかし、放置すればホコリ・土砂・髪の毛などがどんどんたまり、頑固な汚れになってしまいます。さらには、結露や湿気によってカビが発生し、黒ずんでしまうのです。汚れを放置するほど落ちにくくなるので、早めに掃除しましょう。サッシブラシ・食器用洗剤・カビ取り剤などを使用すれば、簡単に落とすことができます。100円均一でも便利グッズが発売されているので、サッシの溝掃除に役立ててみてはいかがでしょうか。