「汚部屋を掃除したいので、効率よく掃除する手順を知りたい」とお考えではありませんか? 汚部屋は何かとデメリットが多いので、早くキレイに掃除してスッキリしたいですよね。しかし、汚部屋をキレイに掃除したくても、どんな手順でどんなポイントを押さえて進めるべきかよく分からないこともあるでしょう。

そこで今回は、汚部屋を掃除する手順について詳しく解説します。

  1. 汚部屋の問題点
  2. 汚部屋の掃除に役立つアイテム
  3. 汚部屋を掃除する手順やポイント
  4. 汚部屋の掃除を業者に依頼する方法
  5. 汚部屋を掃除する手順に関するよくある質問

この記事を読むことで、汚部屋を効率よく掃除する手順や方法がよく分かります。汚部屋の掃除で挫折しないためにも、記事を読んでみてください。

1.汚部屋の問題点

最初に、汚部屋の主な問題点について見ていきましょう。

1-1.不衛生

汚部屋は、とても不衛生です。ゴミやホコリがたまり放題で、場所によってはカビが生えていることもあるでしょう。また、ものが腐敗して悪臭を放ったり、害虫が繁殖してしまったりすることもあります。不衛生な環境では雑菌が繁殖しやすく、感染症などの病気にかかりやすくなることも大きな問題です。

1-2.ものをなくしやすい

汚部屋の問題点として、ものをなくしやすいことも挙げられます。汚部屋には大量のものがあるため、どんな場所にどんなものがあるのか、一見して分かりづらいものです。そのため、ものをなくしやすく、同じものを何回も購入することになれば不経済といえます。また、ものを使いたいときになかなか見当たらないのではとても不便です。

1-3.ものが傷みやすい

ものが傷みやすいことも、汚部屋の大きな問題点です。汚部屋は、ほとんど掃除しないことから汚れがたまっており、ものが傷む原因になります。また、ものが多くて風通しが悪いため、カビが生えてしまうこともあるでしょう。思い出の品など、二度と取り戻すことができないものまで傷みやすいのは、深刻な問題といえます。

1-4.生活動線が悪くなる

汚部屋は、生活動線が悪くなるのも見逃がせない問題点です。汚部屋は多くのゴミと不用品であふれており、単に移動するだけでもものをどける必要があり、一苦労します。すると、何をするのにも不便を感じることでしょう。最終的には、動くこと自体が面倒になり、ほとんど定位置で生活せざるを得なくなります。

1-5.ケガをしやすい

ケガをしやすいのも、汚部屋の問題点といえます。汚部屋では、ものにつまずいて転んだり、積み上げたものが崩れてきて当たったりすることなどにより、ケガをしやすいからです。特に、高齢者にとっては、軽く転倒しただけでも骨折し、寝たきりになることがあるので注意してください。また、積み上げたものが崩れてきて体に当たった場合、大ケガにつながることもあり、大変危険です。

1-6.精神的に悪影響がある

精神的に悪影響があるのも、汚部屋の問題点です。汚部屋で過ごすと、多くのものが目に入り、たくさんの情報を処理しようとして脳が疲労します。また、精神的にネガティブになり、ものごとを前向きに考えることができなくなるのも問題です。やる気がなかなか出なかったり、うつ状態になったりする人もいるでしょう。いずれにしても、汚部屋に暮らしていて精神的によいことは何もありません。

1-7.災害時に逃げ遅れる可能性がある

汚部屋では、災害時に逃げ遅れる可能性があります。汚部屋には大量のものがあるため、移動しづらいのが特徴です。そのため、災害時に逃げようとしても、ものが邪魔をしてスムーズに逃げることができないことがあります。また、ドアが開かない、ものを踏んだり落ちてきたものに当たったりしてケガをすることなども想定でき、とても危険です。

2.汚部屋の掃除に役立つアイテム

汚部屋の掃除にあると役立つアイテムを、いくつかご紹介します。

2-1.コードレス掃除機

汚部屋の掃除には、コードレス掃除機が活躍します。一般的なコード式掃除機では、電源につなぐ必要があり、汚部屋では使いづらいことがあるからです。その点、コードレス掃除機なら電源につなぐ必要がないため、あらゆる場所の掃除に使うことができます。一般的なスティックタイプとハンディータイプの両方があると、小回りが利いてさらに便利です。

2-2.ハンディーワイパー

汚部屋の掃除には、ハンディーワイパーが役に立ちます。掃除機よりも少ない労力で済み、天井や壁など高所の掃除もできて便利です。柄の長さを調整できるものを用意すると、天井からフローリングまでオールマイティーにこなせます。から拭き用と水拭き用で2本を使い分けると、より効率よく掃除できておすすめです。

2-3.使い捨てタイプの掃除用シート

使い捨てタイプの掃除用シートがあると、汚部屋の掃除がはかどります。ドライタイプとウェットタイプの両方を用意しておくと、汚れの種類や掃除方法に合わせて使い分けることが可能です。さらに、ハンディーワイパーとセットで使うことにより、広範囲の掃除にも使用できます。使用後はそのまま捨てることができ、後片付けの手間もかからず衛生的で便利です。

2-4.コロコロタイプのクリーナー

布製品やフローリングの掃除などには、コロコロタイプのクリーナーもおすすめします。ローラーを転がすように動かすだけで、細かなゴミやホコリを取り除くことができ、汚れた部分のシートだけを破り捨てることができて便利です。コロコロタイプのクリーナーがあれば、ソファーやカーテン、クッションなどに付着した細かなゴミやホコリをキレイに取り除くことができて重宝します。

2-5.ゴミ袋・ダンボール箱

ゴミ袋やダンボール箱も、汚部屋の掃除に欠かすことができないアイテムです。汚部屋の掃除では、大量のゴミや不用品が出ます。ゴミ袋やダンボール箱があれば、ものを仕分けするときだけでなく、仕分けしたものを入れたまま処分することができて便利です。仕分け途中で不足することがないよう、なるべく多めに用意しておくとよいでしょう。

2-6.消毒用エタノールとスプレー容器

消毒用エタノールとスプレー容器があれば、汚部屋のカビ除去に役立ちます。カビが目立つ場所に、消毒用エタノールをスプレー容器に入れて吹きかけるだけで、簡単に対策可能です。汚部屋は風通しが悪くて湿気がこもりやすく、汚れをエサにしてカビが大繁殖することがあります。カビが繁殖すると、人によってはアレルギーの原因になることがあるので注意が必要です。

2-7.汚れてもよい服装

汚部屋の掃除では、汚れてもよい服装があると便利です。汚れてもよい服装を着ていれば、フットワークが軽くなるだけでなく、作業後にそのまま捨てることもできます。なお、なるべく通気性がよい素材で、ホコリや汚れから体を守るためにも長そで・長ズボンの服を用意しましょう。また、三角巾・マスク・ゴム手袋も準備しておいてください。

2-8.室内用シューズ

室内用シューズがあると、汚部屋の掃除が効率よく進みます。汚部屋は、足の踏み場もないほど大量のもので散らかっていることが多いからです。また、汚れが足の裏に付くのを防いだり、ものを踏んだことによるケガを防いだりできます。室内用シューズは、なるべく底が厚くて滑りにくいものを選ぶとより安心です。

3.汚部屋を掃除する手順やポイント

汚部屋を掃除する手順やポイントを、詳しくご紹介します。

3-1.全体を見て物量や汚れ具合を把握する

最初に、汚部屋全体を見て物量や汚れ具合を把握しましょう。まずは、現実としっかり向き合って、物量や汚れ具合を把握することが必要です。物量や汚れ具合を把握すれば、掃除に必要な日数や、どんな道具をどれぐらい準備すべきかなどを考えることができます。また、自分たちだけで掃除できるか、業者に依頼したほうがよいか判断することも可能です。

3-2.掃除の計画を立てる

汚部屋全体の物量や汚れ具合を把握できたら、掃除の計画を立てましょう。具体的には、以下を参考にしてください。

  • 掃除する場所の順番と所要時間を決める
  • 適度に休憩を組み込む
  • 場所ごとに掃除方法を決めておく
  • 1日の作業時間は合計で6~8時間までにとどめる

なお、可能ならば、親族や知人などに手伝ってもらうとよいでしょう。複数人で作業したほうが一人で黙々と行うよりはるかに効率よく掃除でき、挫折しづらくなります。

3-3.掃除に必要な道具を用意し準備を整える

実際に作業する前に、掃除に必要な道具を用意しておきましょう。事前に道具を用意しておくことで、作業を中断することが少なくなり、効率よく進みます。どんな道具を用意すべきかについては、この記事の「2.汚部屋の掃除に役立つアイテム」を参考にしてください。掃除に必要な道具は、1か所にまとめて置いておくと、より分かりやすくておすすめです。道具の準備をし終えたら、汚れてもよい服装に着替えましょう。同時に、できる限り窓を開けたり換気扇を回したりして、部屋の換気をよくしてください。

3-4.ゴミや不用品を仕分けて処分する

汚部屋の片付けでは、最初に紙クズなどのゴミを拾い集めてください。次に、部屋のものを必要なものと不用品に仕分けましょう。不用品の仕分け基準については、以下を参考にしてください。

  • 汚れや傷みがひどい
  • 不具合や故障などで正常に使えない
  • 特に思い入れがない
  • サイズアウトして使えない
  • 趣味が変わって興味がなくなった
  • 同じようなものが必要以上にある
  • 今後使う予定がない

不用品の処分方法については、自治体回収にゴミとして出すほかに、不用品回収業者などに依頼して処分する方法もあります。不用品回収業者などに依頼すると、自分で不用品を処分するよりはるかに簡単で手間もかからないので、検討してみるとよいでしょう。

3-5.必要なものだけを収納し仕上げに掃除する

ゴミや不用品を仕分けて処分し終えたら、必要なものだけを収納していきましょう。物量が大幅に減っているので、格段に収納しやすいはずです。なお、汚部屋にしてしまう人は、収納が不得意な人が多いので、収納する際は以下のポイントを参考にするとよいでしょう。

  • 使う場所の近くに収納する
  • カゴに入れるだけなどなるべく簡単な収納方法にする
  • 収納しきれないものは再度仕分けして処分する
  • 出し入れしやすいように収納する

必要なものを収納し終えたら、仕上げに掃除してください。当初の状態とは見違えるほどキレイになったことを実感できるでしょう。

4.汚部屋の掃除を業者に依頼する方法

汚部屋の掃除は、業者に依頼すると効率よくキレイにすることができます。

4-1.汚部屋の掃除はどこに依頼できる?

汚部屋の掃除は、以下のような業者に依頼できます。

4-1-1.ハウスクリーニング業者

汚部屋の掃除は、ハウスクリーニング業者に依頼することができます。ハウスクリーニング業者は掃除のプロであり、高度な技術とプロ用の洗剤・道具などで汚部屋を隅々までキレイにしてくれることでしょう。ただし、不用品の引取処分や買取は依頼できないことがあります。また、特殊清掃や害虫駆除などの専門業務には対応していないこともあるので、注意してください。

4-1-2.不用品回収業者

不用品回収業者でも、汚部屋の掃除を依頼することが可能です。不用品回収業者でも、ハウスクリーニングの需要が高まるにつれ、力を入れているところが増えています。単に掃除してもらえるだけでなく、大量の不用品の引取処分や買取を同時に依頼できて便利です。部屋数が多い、特に物量が多い場合などは、不用品回収業者に依頼するとよいでしょう。

4-1-3.遺品整理業者

汚部屋の掃除は、遺品整理業者に依頼することも可能です。遺品整理業者では、孤独死の現場やゴミ屋敷状態の部屋なども数多く手がけていることから、さまざまな作業を依頼できます。ゴミの分量が特に多い、汚れや臭いがひどいなどの場合は、遺品整理業者に依頼することを検討してみてください。

4-1-4.便利屋

便利屋に依頼し、汚部屋を掃除してもらうこともできます。便利屋とは、ハウスクリーニング・不用品回収・庭の草取りなど、あらゆる業務を総合的に請け負う業者のことです。汚部屋の掃除以外にも細かな雑用を依頼したい場合などは、便利屋を利用するのもよいでしょう。ただし、便利屋は、業者によって得意分野と不得意分野の差が激しいため、汚部屋の掃除で多くの実績があるところに依頼することが大切です。

4-2.信頼できる業者を選ぶポイント

汚部屋の掃除を業者に依頼するなら、以下のポイントを満たしていることを確認すると安心です。

  • 汚部屋の掃除実績が豊富にある
  • 現場視察および見積もりは無料
  • 分かりやすくてリーズナブルな料金システム
  • 都合のよい日時と場所で作業してもらえる
  • 不用品の引取処分や買取も依頼できる
  • スタッフの感じがよくて顧客からの評判も上々
  • 業務に必要な許可を取得済み

4-3.業者に汚部屋の掃除を依頼する流れ

業者に汚部屋の掃除を依頼する流れは、以下を参考にしてください。

  1. この記事の「4-2.信頼できる業者を選ぶポイント」を参考にして信頼できる業者を選ぶ
  2. 業者に連絡して現場視察および見積もりを依頼する
  3. 見積もりが届いたら内容をチェックし、特に問題がなければ正式に契約する
  4. 指定日時に業者がやってきて汚部屋を掃除する
  5. すべての作業が完了したら、依頼者と業者で作業内容および現場を確認して完了

5.汚部屋を掃除する手順に関するよくある質問

最後に、汚部屋を掃除する手順に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.掃除が苦手な人でも達成感を味わいやすい場所は?
A.テーブルの上、机の上など、狭くて簡単に掃除できる場所です。掃除が苦手な人でも、比較的短時間で簡単にキレイにできるので、達成感を味わうことができるでしょう。

Q.きっちり計画を立てたのに挫折してしまいそうなのですが?
A.計画をきっちり立て過ぎている可能性があります。計画を見直し、適度に休憩を取り入れながら余裕を持って取り組めるようにしましょう。なお、自分で掃除するのが無理だと感じたら、途中からでも業者に依頼することをおすすめします。

Q.気が向いた場所から掃除するほうがよいのでは?
A.いいえ。気が向いた場所から掃除すると、最も問題のある場所まで掃除しきれずに終わる可能性があります。まずは、リビングなど、生活に直結した場所から片付け始めるようにしましょう。

Q.窓や換気扇がない場所を掃除するときの注意点は?
A.換気を確保するために、ドアを開けた状態で掃除するとよいでしょう。また、消毒用エタノールなどを使うときは、臭いなどで気分が悪くなることがあるので、大量に使わないようにしてください。

Q.賃貸物件を汚部屋にしてしまったらどうなる?
A.場合によっては、貸し主より退去を求められることがあるでしょう。また、退去時の原状回復費用およびハウスクリーニング費用が自己負担となり、高額な支払いが発生する可能性があります。

まとめ

今回は、汚部屋を掃除する手順について詳しく解説しました。汚部屋を効率よく掃除するためは、最初に掃除の準備を整え、計画を立てて進めることが大切です。むやみに広く浅く手を付けてしまうと、高確率で挫折するので注意してください。実際に掃除してみると、想像以上の物量や汚れがあって自分だけでは掃除しきれないと感じることも多いでしょう。たとえば、汚部屋の掃除を信頼できる業者に依頼すると、プロならではの経験とテクニックで、隅々までキレイにしてもらえます。本気で汚部屋から脱出したいのなら、プロの手を借りることも検討してみてください。