キッチンの換気扇をキレイにする掃除方法とコツを徹底解説!

キッチンの換気扇は、調理中から出た煙を吸い込む場所なので油汚れでベトベトしがちです。定期的に掃除しなければ油汚れが樹脂化し、頑固な汚れになり簡単には落とせなくなってしまうでしょう。できれば、頑固な汚れになる前に掃除しておきたいところですが、どんな掃除方法が効果的なのか分からない方が多いはずです。また、業者へ依頼する場合、いくらかかるのか知りたい方も多いでしょう。

そこで本記事では、キッチンの換気扇を掃除する方法や、業者へ依頼する際の費用などについて解説します。

  1. キッチンの換気扇が汚れたまま使うとどうなるの?
  2. キッチンの換気扇掃除に必要な道具
  3. タイプ別!キッチンの換気扇を掃除する方法
  4. 換気扇掃除の注意点とキレイに保つコツ
  5. 徹底的にキレイにするなら業者へ依頼しよう
  6. キッチンの換気扇掃除に関してよくある質問

この記事を読むことで、キッチンの換気扇掃除方法と業者へ依頼する際のポイントなどが分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。

1.キッチンの換気扇が汚れたまま使うとどうなるの?

まずは、キッチンの換気扇が汚れたまま使うリスクをチェックしておきましょう。リスクを把握すれば、掃除の意欲も自然と出てくるはずです。

1-1.回転するファンに負荷がかかる・壊れやすくなる

キッチンの換気扇は、調理中に出るにおいや煙を吸い取るために必要不可欠なものです。もし、汚れたまま放置し使い続けていると、回転するファンに負荷がかかり壊れやすくなってしまいます。回転しづらくなれば電気代がかさみ、修理や交換に余計な費用がかかることもあるのです。長く使い続けるためにも、換気扇の汚れは早めに除去する必要があります。

1-2.汚れた空気が吸い込みにくくなる

汚れた換気扇をそのままにしておくと、料理中のにおいがいつまで経(た)ってもなくならず、キッチン中に溜まり続けることになります。汚れた空気をスムーズに吸い取ってくれないので、嫌なにおいがキッチンだけでなくリビングやほかの部屋まで充満してしまうでしょう。

1-3.垂れてきた油汚れで火災の発生につながる

油汚れが溜まった換気扇を使い続けていると、調理中の熱や煙で温められ、換気扇から油汚れが垂れてくることがあります。もし、換気扇の油汚れが料理中で火を使っているところに落ちると、引火し火災の原因になることもあるのでとても危険です。ちょっとした油汚れでも火災に引火しやすい傾向があるため、油汚れは素早く除去するに越したことはありません。

1-4.害虫の住みかになる

油汚れは、ゴキブリなど害虫にとって最高のエサになります。いつの間にか換気扇が害虫の住みかになってしまうこともあるのです。調理中に上から害虫がボトッと落ちてくるシーンを想像しただけでも震えますよね。そうならないためには、換気扇に付着した油汚れを今すぐにでも落とすことが必要です。

2.キッチンの換気扇掃除に必要な道具

キッチンの換気扇を掃除する前に、用意しておきたい必要な道具を紹介します。

2-1.用意しておきたいアイテム

キッチンの換気扇掃除に必要なのは以下のとおりです。

  • ゴム手袋
  • ドライバー
  • 要らないスポンジ
  • ぞうきんまたは古布
  • 新聞紙

特別なものを用意する必要はなく、上記の5点だけ用意すれば換気扇をキレイにすることができます。キッチンの換気扇には頑固な汚れが付着しているため、捨ててもいい道具で掃除してください。スポンジもかなり汚れるので、使用済みの食器用スポンジを使うといいでしょう。そして、もう1つ準備しておきたいのが汚れを落とす「洗剤」です。

2-2.キッチンの換気扇で使う洗剤は主に3種類

油汚れに効果があるといわれている洗剤が、市販の洗剤(アルカリ性)・重曹・セスキ炭酸ソーダの3種類です。
換気扇にこびりついた頑固な汚れは、市販の洗剤で落とすのが1番でしょう。「キッチンマジックリン」などのアルカリ性洗剤は油汚れに効果的で、近くのスーパーやドラッグストアで簡単に手に入ります。
肌が弱い方や安全面にこだわりたい方は重曹がおすすめです。重曹もアルカリ性の性質を持っており、油汚れを中和してくれます。市販の洗剤よりも分解力は劣りますが、環境・体にやさしいので安心して使えるでしょう。
そして、セスキ炭酸ソーダは重曹よりも10倍ほど油汚れを分解する力が強い点が特徴です。強力な成分は使いたくないけれど分解力を保ちたいという方におすすめします。セスキ炭酸ソーダと重曹は100円均一ショップで手に入るのでこの機会にそろえるのもいいでしょう。

3.タイプ別!キッチンの換気扇を掃除する方法

キッチンの換気扇掃除方法をシロッコファン・プロペラファン別で解説します。

3-1.まずは下準備をしよう!

シロッコファン・プロペラファンともに分解が必要ですが、その前に安全確保のため、前準備をしておく必要があります。最初に必ずしてほしいことが、電源を切りブレーカーを落とすことです。換気扇の掃除中に動いてしまうととても危険なので、ブレーカーは必ず落としてください。また、換気扇の掃除は高所での作業となるため、踏み台やきっちり固定できるイスを用意し足場を固めます。汚れがほかの場所へつかないよう、ビニールシート等で養生しておきましょう。

3-2.シロッコファンの分解

円筒型になっているシロッコファンは、整流板→フィルター→ベルマウス→ファンの順に分解していきます。

  1. 換気扇を塞いでいる整流板をはずすため、ネジをゆるめ整流板を手前にずらす
  2. フィルターを1度奥に押し込んでから引っ張り取りはずす
  3. 円盤のようになっているベルマウスのネジをゆるめ取りはずす
  4. シロッコファンの中心にある大きなネジをゆるめ、手で固定したままゆっくりとはずす

3-3.プロペラファンの分解

プロペラが特徴的なプロペラファンの分解は、シロッコファンよりも簡単です。

  1. プロペラの部分を押さえながら、換気扇の真ん中にあるネジをまわす
  2. 手前のネジがはずれたら、プロペラをはずす
  3. 換気扇のカバーを少し上に持ち上げてから引っ張るようにしてはずす

3-4.取りはずした部品はつけ置きする

ファンやフィルターなど、取りはずした部品は細かいので掃除が大変です。そのため、一気にキレイにできるつけ置きがベストな方法といえるでしょう。つけ置きの方法は以下のとおりです。

  1. シンクにゴミ袋を用意し、その中にファン・フィルターなどを入れる
  2. 部品が完全につかるくらいの40~50度程度のお湯を溜める
  3. 重曹を2分の1カップほどゴミ袋の中に入れる
  4. ゴミ袋をもんで重曹が広がるようにかき混ぜる
  5. そのまま2時間ほど放置し、ゴミ袋の中で汚れを歯ブラシでこすり落とす
  6. ゴミ袋から部品を取り出して水でキレイにすすぐ
  7. 最後にぞうきんで水分を拭き取り乾かして完了

3-5.頑固な汚れは重曹ペーストを活用する

つけ置きでも取れない頑固な汚れは、重曹ペーストを活用しましょう。重曹ペーストは、重曹と片栗粉を混ぜたとろみのある状態です。重曹ペーストを油汚れの部分に塗り、1時間ほど放置した後にキッチンペーパーで拭き取ります。汚れが気になる部分は歯ブラシなどでこすり落とし、キレイに水で洗い流しましょう。また、重曹よりも効果があるセスキ炭酸ソーダを振りかけて数時間放置するのも方法の1つです。

4.換気扇掃除の注意点を解説!

掃除の注意点を紹介します。

4-1.高い位置で直接洗剤をスプレーしない

市販の洗剤やセスキ炭酸ソーダ水などを、高い位置で直接スプレーをするのはNGです。スプレーの水気が目や口に入る恐れがあります。強力な成分が含まれている洗剤の場合、充血や痛みを感じることもあるので、高いところはスプレーしないようにしましょう。レンジフードを掃除する際は、直接スプレーするのではなく、タオルなどに吹きかけてから拭くのが基本です。

4-2.塗装の剝がれに要注意

つけ置き時間を長くしたり、熱や汚れによる劣化だったりと、さまざまな影響が重なり換気扇の塗装が剝がれることがあります。特に、レンジ用洗剤を使う場合は、成分が強力なので塗装が剝がれる可能性が高いでしょう。まずは、目立たないところで試し、異変がないか確認してから使用してください。また、長時間放置しないことも大切なポイントです。

4-3.換気扇の材質を確認しよう

換気扇の種類によって、さまざまな材質が使われています。掃除前に、どんな材質が使われているのか取扱説明書を一読して確認しましょう。メーカーのホームページ等では、推奨する掃除方法が記載されています。取扱説明書が手元にない場合は、ホームページをチェックするといいですよ。それでも分からない場合はそのままにしておかず、メーカーのサポートセンターへ尋ねてください。

4-4.無理に分解するのはNG

換気扇の分解方法を誤ると、逆に傷つけてしまう恐れがあります。分解方法が分からないケースや不安を感じる方は、無理に分解せず業者へ依頼したほうがいいでしょう。力いっぱい引っ張ったり、逆方向へプロペラをまわしたりしないようにしてくださいね。

5.徹底的にキレイにするなら業者へ依頼しよう

手間と時間をかけたくないときや頑固な汚れがこびりついているときは、専門の清掃業者へ依頼するのも選択肢の1つです。ここでは、業者へ依頼するメリットなどを解説します。

5-1.スピーディーかつ徹底的にキレイにできる

清掃業者へ依頼する大きなメリットは、スピーディーかつ徹底的にキレイにできることです。キッチンクリーニングに長(た)けている業者なら、専用の機器と洗剤を使い、スムーズに汚れを除去してくれます。家庭では困難な頑固な汚れも簡単に取り除いてくれるので時間も手間もかかりません。費用はかかりますが、掃除の時間がない方や困難な方にはおすすめです。

5-2.目安の費用は15,000円~

業者や汚れ具合・状態などによって異なりますが、キッチンクリーニング(換気扇の清掃)にかかる費用はおよそ15,000円~です。換気扇の構造によっては、もっと高くなる可能性もあります。具体的な費用が知りたい場合は、無料見積もりを依頼するといいでしょう。複数の業者へ依頼すれば、お得な費用で掃除してくれる業者が見つかりやすくなりますよ。

5-3.業者選びのポイントをチェック!

どの業者に依頼したらいいのか分からないときは、以下のポイントを参考にしてください。

  • キッチンクリーニングの実績がある
  • 清掃内容や料金体系が明確になっている
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディー
  • 無料見積もり・無料相談を受けつけている
  • サービス内容などが充実している
  • 見積書の内訳が細かく記載されている
  • 専門知識を持ったスタッフが対応してくれる
  • 口コミ・評判がいい

中には、不当な金額を請求してくる悪質な業者も存在しているので注意してください。料金体系が明確でない・具体的な説明をしてくれないような業者は避けたほうがいいでしょう。

6.キッチンの換気扇掃除に関してよくある質問

キッチンの換気扇掃除に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.どのくらいの頻度で掃除すればいいの?
A.最低でも年1回、理想頻度は年4回の掃除がおすすめです。1年に1回、入念な掃除を行えば頑固な油汚れが防止できるでしょう。特に、換気扇の汚れが落ちやすい気温の夏場がベストな掃除時期です。ほとんどの方が年末に大掃除をすると思いますが、冬は気温が低く、水の温度が急速に下がるので油汚れが落ちにくくなります。効果を高めるためには、気温が上がる夏場が最適なのです。

Q.キレイな状態を維持するコツは?
A.毎日の手入れがキレイな状態を維持するコツです。換気扇を分解する必要はないので安心してください。たとえば、汚れが気になる部分にセスキ炭酸ソーダ水(セスキ炭酸大さじ1:水200m)を使って拭き掃除をします。キッチンペーパーで油をサッと拭き取るだけでもOKです。ほんのちょっとした手入れが、大掃除を楽にしてくれますよ。

Q.汚れを防ぐ方法は?
A.汚れ防止効果がある柔軟剤やリンスを、部品やレンジフード本体の表面に薄く塗る方法があります。柔軟剤やリンスはコーティングの役割になるため、汚れの付着が防止できるのです。布に少量つけ、伸ばすように拭いていくとまんべんなく塗ることができるでしょう。汚れをしっかりと落としてから塗るのがポイントです。

Q.分厚くついた油汚れを落とすコツは?
A.ファンなどには分厚い油汚れがこびりついているので、割り箸を使ってこそげ落としてください。洗剤をかける前に、先端が平たくなっている割り箸で汚れをこそげ落とせば、油汚れの層を薄くすることができます。割り箸が折れないよう力加減に注意しながらこすり落としていきましょう。

Q.換気扇掃除におすすめの洗剤は?
A.キッチンの油汚れ専用として人気がある「マジックリン ハンディスプレー」、汚れにしっかり吸着する「スクラビングバブル激泡キッチンクリーナー」などがあります。スクラビングバブルの泡スプレーは汚れが自然と浮き上がってくるので、力を入れることなく汚れを落とすことができるでしょう。また、清掃業者も使用している業務用洗剤「職人」シリーズもおすすめです。

まとめ

キッチンの換気扇・レンジフードは調理中の煙やホコリなどで汚れやすい場所なので、定期的な掃除が必要です。汚れたまま換気扇を使うと、きちんと吸い込んでくれなかったり、回転するファンに負担がかかったりしてしまいます。特別な洗剤を用意しなくても、キッチンの換気扇についている汚れは重曹で掃除可能です。ただし、頑固な油汚れがたくさんついているなどひどい状態の場合は、専門の清掃業者へクリーニングを依頼したほうがいいでしょう。