散らかった部屋に帰ると、仕事の疲れもあってゲンナリしてしまう、という人はいませんか?
でも、休日は疲れているし、せっかくの休みに片づけをするのも、と思って、散らかり放題のままという人も多いのではないでしょうか。
一度散らかってしまった部屋というのは、なかなか片付け方が分からないものです。
そこで、散らかった部屋を効率よく片付ける溜めの片付け方のステップを紹介したいと思います。

1.分類する

まず、いきなり片付け始めるのではなく、分類することから始めましょう。
「いるもの」「いらないもの」「分からないもの」という3つのくくりで、部屋にあるものを片っ端から分類していきます。
洋服でもバックでも、食器や雑貨であっても、とにかくいるものといらないものに分けていくのです。
いきなり散らかった部屋を片付けようと思っても難しいので、まずは分類をすることからです。
このときに「いらないもの」に分類されたら、それはゴミとして扱ってすぐに捨ててしまいましょう。
「分からないもの」は、とりあえず1ヶ月だけ様子を見て、その間に使わなかったらいらないものとして扱いましょう。

2.収納グッズを用意する

例えば、たんすの中に服をしまうにしても、種類別に分かれていれば着るときにもすぐに取り出すことが出来ます。
押入れの中に、今は使わない雑貨などをしまうときにも、箱などを用意しておけば、簡単に収納することができます。
このように、散らかった部屋は収納グッズを用意してから片づけを始めると、簡単に片づけをしていくことが出来るのです。
細かい小物などは、箱の中に入れてそのまましまってしまいましょう。
箱の見える部分にタグをつけて、中に何が入っているかをメモしておけば、取り出すときにも分かりやすいです。
たんすの中などにも仕切りをつけると、種類別に服を分けることができるので、取り出すときや仕舞うときにも、キレイに片付いたままの状態をキープすることが出来るのです。

3.定位置を決める

片付かない部屋の特徴のひとつとして、「何がどこにあるか分からない」というものがあります。
適当に物をおいてしまい、そのまま見つけられずに同じものが増えていくという人も少なくないのではないでしょうか。
そんなときには、定位置を決めておくことです。
例えば、机の上にかごを置いて、その中にリモコン関係をまとめて入れるようにしたり、玄関脇に鍵などを引っ掛けて置けるようなスペースを作ったりすることも出来ます。
物の定位置を決めることで、片付かない部屋が、スッキリした部屋になるのです。
なかなか片付けられないと言う人にはおすすめの片付け方です。

4.床に物を置かない習慣をつける

床にものを置いてしまうと、どんどん床の上が散らかっていって、最終的には部屋全体が散らかってしまいます。
例えば洗濯物や本などを、そのまま床に投げているような状況であれば、床に物を置かないことを習慣付けるようにしましょう。
これが習慣になれば、とりあえず常に床は見えている状態になるので、机の上の散らかり具合などが気になって片付けるようになってきます。
散らかった部屋の片付けは、まず、床から始めてみましょう。

5.1日1箇所の片づけを行う

散らかった部屋というのは、長い間片づけを行わなかった部屋です。
放っておけば、また同じような状態に戻ってしまうので、片付け方の一番大切なポイントは、1日1箇所の片づけを行うことです。
例えば、今日は机の上、明日は床にある本、など、1日ごとに片付ける場所を変えながら、毎日掃除をして行きましょう。
効率よく片付けを行うためには、そもそも散らかさないことが大切なのです。
ですから、散らかった部屋を一度片付けたら、再び散らかさないように、毎日の片付け方を身に着けましょう。

まとめ

  1. 分類する
  2. 収納グッズを用意する
  3. 定位置を決める
  4. 床に物を置かない習慣をつける
  5. 1日1箇所の片づけを行う

散らかった部屋の片付けは面倒なものです。
ですが、片付け方を知っていれば、確実に片付けていくことが出来ます。
より住みやすい環境にするためにも、しっかり片づけを行いましょう。