デッドスペースを収納スペースに変える4つのアイデア

「わが家にもう少し収納スペースがあったら」と思っている方は多いでしょう。しかし、家の中には意外とデッドスペースがあります。ここを収納スペースに利用できれば便利ですよね。

そこで、今回はデッドスペースを利用した収納のアイデアをご紹介します。デッドスペースが生まれやすい場所もご一緒に紹介しますので、この記事を読んで家の中を確認してみてください。道具を工夫すれば、壁や柱などを傷つけずに収納スペースを作れるでしょう。

  1. デッドスペースが生まれやすい場所とは?
  2. デッドスペースを収納スペースにする方法とは?
  3. デッドスペースを収納場所にする際の注意点
  4. おわりに

1.デッドスペースが生まれやすい場所とは?

まず始めに、家の中でデッドスペースが生まれやすい場所をご紹介します。思わぬところに、むだな空間が生まれるのです。

1-1.広い収納スペースのすきま

押し入れやクローゼットなど、広い収納スペースはデッドスペースが生まれやすいです。広い収納スペースは、一見するとたくさんものが入りそうに思えます。しかし、適当にものを入れていくと必ずデッドスペースが生まれるのです。広い収納スペースにものを入れる際は、プラスチックの衣装ケースやつっぱり棒などを活用しましょう。

1-2.狭い収納スペースの上部

では、狭い収納スペースならデッドスペースは生まれないのでしょうか? いいえ、狭い収納スペースでもデッドスペースは生まれます。特に手の届きにくい上部にむだな空間ができやすいでしょう。収納スペースが少ない家ならば、もったいないですよね。このような場所も、むだなく利用できるように工夫しましょう。

1-3.大型家具や家電と壁のすきま

大きな家具や家電は、家の中である程度置き場所が決まっています。特に冷蔵庫や洗濯機は、置き場所が作られている家も多いでしょう。しかし、家具や家電はものによって大きさが微妙に違います。そのため、壁との間にすきまができる場合も多いでしょう。このすきまも工夫すれば収納スペースになります。

1-4.壁や扉

壁や扉も、広い面積がむだになっているという点ではデッドスペースです。ここもちょっとした道具を取りつければ、収納スペースになるでしょう。「ここに収納スペースが欲しい」という場合に便利です。

2.デッドスペースを収納スペースにする方法とは?

では、デッドスペースを収納スペースにするには、どうしたらよいでしょうか? この項では、収納スペースの作り方をご紹介しましょう。

2-1.ものを置く場所を作る

最もポピュラーな方法は、棚のようなものを置く場所を作る方法です。つっぱり棒を壁と壁の間に渡して、そこに板を載せれば簡単な棚ができるでしょう。今は、重いものを載せたりつるしたりできる丈夫なつっぱり棒も売っていますので、利用してみてもよいですね。つっぱり棒を使えば、壁も傷つきませんから賃貸住宅でも安心。

また、持ち家なのでもう少し丈夫な棚を作りたいという場合は、「棚受け金具」を壁に取りつけましょう。ホームセンターに売っています。これは丈夫な金具なので、厚い板や大きな板なども載せられるのです。さらに、幅が狭い場所なら天板となる板をそのまますきまにはめ込んでもよいでしょう。強度はありませんが、手軽に棚が作れます。

2-2.ものをつるす場所を作る

スーツやアクセサリーなど、つるした方が取りだしやすいものは意外と多いです。デッドスペースにつっぱり棒だけ渡せば、そのまま服やアクセサリーをつるす場所になるでしょう。大型家具と壁の間や壁と壁の間など、頑丈な場所につっぱり棒を渡せば強度も増します。また、ネクタイなどをつるす専用の道具も販売されているのです。

2-3.フックをつける場所を作る

壁や扉など広い面積の場所にワイヤーネットを取りつければ、フックなどを取りつけられます。フックが取りつけられれば、ものをつるしたりかけたりできるでしょう。特に、収納スペースが少ないキッチンの壁にワイヤーネットを取りつければ、おたまやフライ返しといったキッチン小物の収納に便利です。

2-4.セミオーダーの収納家具を発注しよう

「重いものも収納できるしっかりとした家具をデッドスペースに入れられないか?」と考えている人は、セミオーダーの収納家具を利用してみましょう。インターネットで「セミオーダー 収納家具」と検索すれば、該当のサイトがヒットします。セミオーダーの収納家具とは、形は決まっていますが家具の高さや幅を細かく調整できるものです。ですから、狭いすきまにもぴったりの収納家具が作れます。

最近は、1センチ間隔でオーダーに応じてくれるところも多いです。壊れものなどを収納したい場合は、このような家具を利用するとより安全に保管できるでしょう。

3.デッドスペースを収納場所にする際の注意点

では、最後にデッドスペースを収納場所にした際に気をつけるポイントをご紹介します。収納スペースが増えたからといって、むやみにものを置いてもよくないのです。

3-1.収納するものをよく考える

つっぱり棒などを使って収納スペースを手作りした場合、いくら丈夫そうに思えても強度は低いです。できるだけ重いものを載せるのは避けましょう。また、壊れものや精密機械などもお勧めできません。さらに、「デッドスペース」というくらいですから、ものを取りだしにくい場所も多いです。ですから、消耗品のストックや特定の季節しか使わないものなど、出し入れが少ないものを収納しましょう。

3-2.強度を確かめながら作ろう

収納スペースを手作りする場合、強度を確認しながら作りましょう。特に、上にものを載せる棚タイプの収納場所を作る際は、材料も厳選してください。今は、100円ショップでも収納スペースを作る道具はそろいます。しかし、つっぱり棒などが細いものしかない場合も多いでしょう。丈夫な収納スペースを作ろうと思ったら、ある程度材料費をかけて道具をそろえてください。

3-3.収納スペースにぎっちりものをつめこまない

デッドスペースを収納スペースに変えれば、収納能力がぐんとアップします。しかし、収納スペースにぎっちりものをつめこんでしまうと、新しいものが入りません。定期的に収納スペースの中を見直して、使わないものは処分していきましょう。理想は、収納物が収納スペースの7割までに収まっていること。3割の空きがあれば、新しいものをしまい場所が決まるまで空きスペースにしまっておけます。これが、部屋を散らかさないコツでもあるのです。

4.おわりに

いかがでしたか? 今回はデッドスペースを利用した収納のアイデアや、使うと便利な道具などをご紹介しました。
まとめると

  • 広い収納スペースの中や、家具や家電のすきまなどはデッドスペースが生まれやすい
  • つっぱり棒やワイヤーネットを使えば、簡単に収納スペースができる
  • セミオーダーの家具も、狭い場所の収納家具として使える
  • あまり出し入れしないものを収納すれば、収納スペースに余裕ができる

ということです。デッドスペースを利用した収納アイデアはたくさんあります。インターネットを少し検索するだけで、たくさんのアイデアが見つかるでしょう。しかし、家によっては使えない方法もあります。また、何でも収納できるわけではありませんので、注意してください。さらに、収納スペースは無限に増えることはありません。捨てるべきものを取っておけば、いくら収納スペースを増やしても足りなくなります。収納スペースを増やすのと同時に、不要なものを処分していきましょう。案外「使わないけれど取ってあるもの」は多いのです。