室内のデッドスペースを便利な収納に変えるアイデア

「デッドスペース」という言葉を知っていますか。無駄になっている空間、有効に利用できていない場所のことです。気がついていないかもしれませんが、家の中にはデッドスペースがたくさんあります。

デッドスペースの使い方を見なおして、有効に利用できる収納スペースに変えてみましょう。狭い部屋でもゆとりのある空間が生まれ、日々の生活が便利になるはずです。

  1. デッドスペースの収納に利用できる便利グッズ
  2. 室内でデッドスペースになりがちな場所
  3. 「収納の中にあるデッドスペース」を活用するアイデア

1.デッドスペースの収納に利用できる便利グッズ

デッドスペースを収納に変えるためには、道具を使う必要があります。道具を買うのに費用がかさんでしまっては、新しい家具を買っているのと大差ありません。まずはデッドスペースを収納変えるための3つの道具と、うまく利用するアイデアをご紹介しましょう。

1-1.つっぱり棒

デッドスペースの活用を考えていなくとも、つっぱり棒を収納に利用している方は少なくないでしょう。つっぱり棒とは伸縮自在の棒のことで、両端を壁となる面に「つっぱる」ことで金具などの固定なしに収納に活用できる「足場」を得ることができます。

最も簡単な使い方は、つっぱり棒にフックを取り付け、さまざまなものを引っ掛けて使うことです。また、もともと引っ掛ける部分がついているものは、フックなしでもつっぱり棒を収納として利用できます。

つっぱり棒を賢く使う方法は、ほかの収納と組み合わせることです。2本平行に通したつっぱり棒の上にものを置くのもいいでしょう。また、2本のつっぱり棒の間に板を取り付ければ、棚として使うこともできます。

1-2.ワイヤーメッシュ

つっぱり棒が「足場」としての役割を果たすとしたら「棚」あるいは「壁」としての役割を果たすのがワイヤーメッシュです。ワイヤーメッシュとは、ワイヤーが格子状に編まれたもの。最も簡単な使い方は、壁面に取り付けてフックなどを取り付け、ものを引っ掛ける収納として使う方法でしょう。つっぱり棒とは違い、ワイヤーの格子は複数あるので、細かいものを引っ掛けるのに向いています。

もうひとつは、板としての使い方です。つっぱり棒の間に渡す板として、ワイヤーメッシュはまさにうってつけだといえるでしょう。格子状になっているため、ものを乗せても安定しやすく、完全な板ではないので下から見上げても何が乗っているか確認しやすくなります。

1-3.スノコ

ワイヤーメッシュでは、重いものを収納する際、耐久力に不安が生じる場合も少なくありません。そのような場合は、代わりにスノコを用いるのがおすすめです。

スノコというと、一般的には脱衣所などの敷物として使われていますが、実は収納にも向いています。ワイヤーメッシュと同じく、板として使うことはもちろん、複数のスノコを組み合わせて簡単な収納棚を作ることも可能です。

2.室内でデッドスペースになりがちな場所

道具の使い方を覚えたら、次は室内にあるデッドスペースを探しましょう。自分で「この場所を収納にしたい」と思っている場所がある場合はいいですが、デッドスペースがどこにあるのか見当もつかないという場合もあると思います。代表的な3つのデッドスペースと、有効活用するアイデアをご紹介するので、デッドスペースを探すときの参考にしてみてください。

2-1.家具同士の隙間

このデッドスペースは案外盲点になっていると思います。たとえばカラーボックスと別のボックスの間、タンスと壁との微妙な隙間などがデッドスペースの代表例です。

こうした隙間が重要なのは、壁と壁との間に挟まれる格好になっているというところでしょう。両端に壁があるということは、つっぱり棒を張ることができる条件が整っています。単につっぱり棒を家具と壁の両端に渡し、フックを取り付けるだけでも収納に早変わりです。

2-2.押し入れの上にあるスペース

押し入れがあるご家庭は多いと思いますが、本当に有効活用できている方は案外少ないと思います。というのも、押し入れは本来布団を収納する場所ですが、布団だけで押し入れがいっぱいになってしまうことは少ないからです。布団などを収納した後の、上の空間がデッドスペースになってしまいます。

このスペースを有効に使うためには、スノコで押し入れの中に新たな棚を作るのが一番です。布団など重いものは棚の下に、小さいものは棚の上に入れることで、押し入れを無駄なく使い切ることができます。

2-3.トイレ・洗濯機の上にあるスペース

何かの上にあるスペースというつながりでいうのなら、トイレや洗濯機といった水周りの上も忘れてはいけません。

トイレは清掃用具や替えのトイレットペーパーなど、案外収納しなければならないものが多い場所です。トイレの上につっぱり棒で棚を作り、そうしたものを保管しておけば、掃除の際も準備するのが楽になります。

洗濯機の上には、乾燥したバスタオルなどを置いておきましょう。洗濯機はお風呂や脱衣所のそばにあることが多いと思います。タオルを使うことになる場所のすぐ近くに収納があれば何かと便利です。

3.「収納の中にあるデッドスペース」を活用するアイデア

押し入れの上にかぎらず、収納の中にデッドスペースがあるという状況は決して珍しいものではありません。せっかく作った収納が十分に使われていない状況は、本来避けたいもの。収納の中にあるデッドスペースを見事に使い切るアイデアをご紹介しましょう。

3-1.棚の中にある空きスペースを見つけよう

収納の中にある空きスペースを見つけるときは、棚に注目です。棚は通常、下から埋まっていくものですが、中に入れたものが棚の高さにちょうど合うことは珍しいと思います。幅や奥行きに余裕がある場合は、また別のものを入れていけばいいので問題ありません。しかし、高さばかりは上にものを積み重ねないかぎり、どうしても棚の上部にデッドスペースをうまれてしまいます。

3-2.ひとつの棚の中に新たな棚を作る

先ほどご紹介した押し入れの例を思い出してください。棚の上部にデッドスペースが生まれるのなら、その部分に新たな棚を作ればいいのです。大きな棚であればスノコを使い、小さな棚であればワイヤーラックを使うといいでしょう。

また、棚でなくても両端に安定した壁面があり、上部にデッドスペースが生まれているところであれば、どこであってもつっぱり棒で新しい棚を作り出すことが可能です。

3-3.棚に収納ラックを入れて引き出しに

デッドスペースに新たな棚を作るとき、利便性が低下してしまうこともあります。棚1段が小さくなってしまうため、奥まで手を入れづらくなってしまいますし、つっぱり棒で高い場所に棚を作った場合、収納されているものを取り出すのは簡単ではありません。

利便性を考えるのであれば、棚に入れるものを収納ラックに入れるといいでしょう。一度収納ラックに入れることで、ものを取り出す際はラックごと取り出してから必要なものを探せばいいので、ものの出し入れが容易になります。

ラックに入れることで小さいものが散乱するのも防ぐことができますし、ラックごとに名前をつけて入れるものを分類しておけば整理整頓にも便利です。

まとめ

今回は、室内にあるデッドスペースを収納として有効に利用するアイデアをご紹介してきました。

  1. デッドスペースの収納に利用できる便利グッズ
  2. 室内でデッドスペースになりがちな場所
  3. 「収納の中にあるデッドスペース」を活用するアイデア

家の中にたくさん眠っているデッドスペースを、収納として有効利用できれば、日々の暮らしは格段に楽になります。ぜひ挑戦してみましょう。