冷蔵庫は食料や飲み物を入れておく大事な場所。しかし、ついつい食料品を買ってものでいっぱいになってないですか? 冷蔵庫がものだらけだと効率よく食料を消費できません。また、電気代にも影響してきます。デメリットだらけになる前に冷蔵庫の収納状況を確認しましょう。
この記事では冷蔵庫収納のコツについてまとめました。

  1. 冷蔵庫にものを収納する3つのコツ
  2. 冷蔵庫内の無駄をなくそう
  3. 冷蔵庫にものを詰めてしまうデメリット
  4. 冷蔵庫を整理するときの注意点
  5. まとめ

1.冷蔵庫にものを収納する3つのコツ

冷蔵庫にものを収納するにはコツがあります。そのコツは3つあるので紹介しましょう。

1-1.指定の場所を決める

冷蔵庫には各棚やドアサイドに収納ポケットがあります。各場所には入れるのにふさわしいものがあるので知っておきましょう。ドアポケットには飲料や調味料、肉や魚はチルド室など指定場所を決めます。食材などは目の付きやすい場所に置いておくのがポイントです。フリースペースは仕切り棚などを使って収納スペースを作りましょう。基本的には、よく使うもの・早く使うべきものは手前に収納します。長期保存できるものはまとめて収納しておきましょう。

1-2.整理をして取り出しやすくする

冷蔵庫の指定場所を決めたらものを整理していきます。まず、冷蔵庫の奥まで見えるようにものを減らしましょう。整理した後は、冷蔵庫の中が見やすいようにします。透明な容器などを使って食材や残り物のおかずを入れておきましょう。中央に置くのを避けて左右から整理するのがコツです。中央スペースが埋まると探すのが難しくなります。

整理するのと同時に調味料などを同じ場所にまとめましょう。同じ場所にまとめておくと冷蔵庫内が見やすくなります。また、冷蔵庫内を探す手間が省けるのもポイント。

冷蔵庫を整理しておくと探す手間が省けると同時にものを取り出しやすいです。一番上の棚にはトレイやカゴを使えば機能性が上がります。朝食時・昼食時・夕食時など同じタイミングで使うものをトレイにまとめておくと取りやすいです。

1-3.冷蔵庫をいっぱいにしない

冷蔵庫のあいているスペースにものを詰める習慣がある人は要注意。冷蔵庫の中はいっぱいにしないように心がけましょう。広いスペースにものを詰めてしまうと何がどこにあるのかわかりません。

冷蔵庫の中は、7割を超えないように調整します。7割程度にすれば中身も見やすくなりのです。また、中身を確認しやすくすることで献立も決めやすくなります。冷凍室も7割を超えないように心がけましょう。ものを詰めがちになる場所ですが使い勝手が悪くなります。

2.冷蔵庫内の無駄をなくそう

冷蔵庫を使いやすくするためには、スペースの無駄をなくすのが一番です。この項目でスペースの活用方法についてご紹介。

2-1.冷凍食品は立てて入れる

冷凍食品は大きめのパッケージが多いです。そのため、冷凍食品は縦に入れましょう。冷凍食品を縦に入れることでスペースを確保できます。

また、縦に入れると取り出しやすい上に何が入っているか把握できるのです。冷凍食品は使い勝手がいいのでつい詰め込んでしまうもの。しかし、詰め込み過ぎないように注意しましょう。

2-2.野菜は小分けにして入れる

冷蔵庫によって野菜室の有無や大きさはさまざま。しかし、野菜の大きさもさまざまです。そのため、野菜は小分けにして収納するのがおすすめ。透明な容器やカゴなどを用意して野菜を小分けにしましょう。小分けにした後は、冷蔵庫の空きスペースに収納していきます。あらかじめ分けておくことで取り出すのも簡単です。

2-3.調味料の収納を考える

ドアポケットにマヨネーズやケチャップを入れている人も多いかと思います。しかし、そのスペースには飲み物を入れたいもの。そこで、容器や安全ガードを使って収納スペースを作ってみましょう。ドアスペース側面に安全ガードを付けます。そこに調味料を入れておくと飲み物スペースを確保できるのです。

また、綿棒などの容器も再利用できます。調味料を入れるのにちょうどいい大きさなのでおすすめです。

2-4.賞味期限をわかりやすくする

冷蔵庫にものを大量に入れていると賞味期限が切れてしまいます。そこで、賞味期限が近いものを前に出す習慣を付けましょう。

また、冷蔵庫内に賞味期限が近いものを入れる容器を作ってみます。常に整理することで冷蔵庫内も自然と片付くのでおすすめです。

3.冷蔵庫にものを詰めてしまうデメリット

冷蔵庫が整理されていないとものを取り出すのに時間が掛かります。そのため、効率よく調理できません。また、賞味期限が過ぎた食材などが眠ったままになります。冷蔵庫の中で食材が腐ると食費にもダメージです。さらに、冷蔵庫は家電の中で2番目に電気代が掛かります。ものが詰まっていると余計に電気代が上がるのです。冷蔵庫にものが詰まっていると家計に大きなダメージとなります。しっかりと整理して効率よく食材を使いましょう。

4.冷蔵庫を整理するときの注意点

冷蔵庫を整理するときに収納道具を使う人は多いかと思います。しかし、道具を使う以外に注意してほしいことがあるのです。この項目でしっかりとチェックしておきましょう。

4-1.同じものをグループ化する

冷蔵庫のものを整理するときは、同じものがないか確認します。整理するときは冷蔵庫の中にあるものを広げましょう。その後、ジュースや調味料で同じものがあればグループ分けします。少ししか余っていないものは捨てましょう。また、賞味期限が切れたものは捨てます。
必要なものだけ残した後、冷蔵庫に収納していきましょう。

4-2.ものを消費することを心がける

ものを買うだけでは冷蔵庫の中がパンクします。買ったら冷蔵庫の中身を消費するようにしましょう。また、日用品や食材を買うときは、冷蔵庫の中身を確認してから買うようにします。調味料などは確認してから買わないとたまる一方です。さらに、ものを消費するだけでなく賞味期限が切れたものはすぐ捨てます。もったいないのはわかりますが、病原体発生の原因になるので注意しましょう。

4-3.要らないものを見つけたら捨てる

冷蔵庫の中身を整理したとき、賞味期限が切れていたり腐ったりしたものがあればすぐに捨てましょう。食べないものを冷蔵庫に入れてあっても邪魔になるだけです。また、いつまでも先延ばししても捨てる機会はやってきません。また、冷凍庫も定期的に整理しましょう。カチカチになったパンや中途半端に残っている冷凍食品は捨てることをおすすめします。

5.まとめ

いかがでしたか? この記事では冷蔵庫に収納するコツを紹介しました。さいごに、コツについて大事なポイントをまとめておきましょう。

  • まず、冷蔵庫のどこに何を置くのか決める。
  • 冷蔵庫は整理・可視化・機能性を重視する。
  • 冷蔵庫にものを入れるのは7割程度に止める。
  • 冷凍食品は縦に入れる。
  • 調味料は立てて入れるようにする。
  • 野菜は小分けにする。
  • 冷蔵庫にものを入れ過ぎると家計にダメージを与える。冷蔵庫は食べ物を保存する大事な場所。しっかりと整理して効率よく食べ物を使えるようにしましょう。