「汚部屋を掃除して快適な生活を手に入れたい」とお悩みではありませんか? 足の踏み場もないほど散らかった汚部屋で暮らしていると片付ける気力が失われていきます。きれいな部屋で過ごす快適さを忘れてしまう人も多いのではないでしょうか。しかし、汚部屋をそのままにするのは危険です。汚部屋を放置するデメリットを知り、早めに片付けを開始しましょう。

この記事では、汚部屋を放置する問題点や掃除する手順・きれいな部屋を維持するポイントなどを詳しくご紹介します。

  1. 汚部屋を放置する問題点は?
  2. 汚部屋の掃除に役立つアイテム 
  3. 汚部屋掃除の手順を紹介
  4. 汚部屋掃除で出た不用品の処分方法は?
  5. きれいな部屋を維持するコツ
  6. 汚部屋の掃除に関するよくある質問

この記事を読むことで、汚部屋を掃除することで得られるメリットや、汚部屋掃除に成功するためのポイントなどが分かるはずです。ぜひ参考にしてください。

1.汚部屋を放置する問題点は?

汚部屋を放置するとさまざまな問題点が生まれます。具体的にどのような問題があるのかをご紹介しましょう。

1-1.害虫が発生する

汚部屋を放置すると害虫が発生する確率が高くなります。食べ残したお弁当や中身が入ったペットボトルなどを長時間そのままにしておくと、ハエやゴキブリなどが発生しやすくなるのです。こうした害虫はホコリなどもエサにして増殖するため、部屋中が害虫だらけになる可能性も考えられるでしょう。

1-2.健康にも害が及ぶ

汚部屋は住人の健康にも被害を及ぼします。長期間掃除していない部屋にはカビやダニが発生しやすくなり、ぜん息やアレルギーの原因になるのです。また、ダニやホコリがたまった布団で寝ることで肌荒れやアトピーを引き起こす可能性もあります。さらに、精神面にも影響を及ぼすことにもなるでしょう。散らかった部屋で過ごすと気持ちがネガティブになり、うつのような状態になる人も少なくありません。

1-3.探しものが増える

汚部屋にはたくさんのものが散乱しているため、使いたいものがすぐ見つからないというデメリットもあります。探しものをするためのムダな時間が増え、効率のよい生活を送ることができなくなるのです。あるはずのものが見つからないのでまた似たようなものを買わなければならなくなり、経済的にもムダが増えてしまいます。

1-4.人を家に呼べない

「気軽に人を家に呼べない」というのも、汚部屋のデメリットでしょう。汚部屋の片付けは短時間で終わらない場合が多いため、急な来客時に大変慌てることになってしまいます。恋人も部屋に入れることができず、そのことが原因で別れてしまった例もあるほどです。

2.汚部屋の掃除に役立つアイテム 

汚部屋の掃除をするにあたって役立つアイテムをご紹介しましょう。

2-1.身に着けるもの

汚部屋を掃除すると大量のゴミやホコリだけでなく害虫などが出てくる恐れもあります。自分の身を守るために、マスクや軍手をして汚れてもよい服装で掃除するのがおすすめです。殺虫剤などを使用する場合は、ゴーグルをして目を守るとよいでしょう。

2-2.ものを仕分けするためのもの

次に、汚部屋にあるものを仕分けするために使う道具です。まず、大量のゴミが出てくることが予想されるため、大きめのゴミ袋をたくさん用意しましょう。そのほかにも、「処分せずに残すもの」や「処分するか残すか迷ったもの」を入れるための段ボールもあると便利です。雑誌などをまとめるビニールヒモや、ハサミ・ガムテープなどのアイテムも用意してください。

2-3.清掃のためのもの

最後に、ものが少なくなった部屋を掃除するための道具を用意しましょう。もので埋もれていた部屋の床には、大量のホコリがたまっています。掃除機や雑巾・モップなどをそろえておいてください。また、ハンディーモップやメラミンスポンジ・中性洗剤などもあると便利です。

3.汚部屋掃除の手順を紹介

汚部屋を掃除する際におすすめしたい手順をご紹介しましょう。

3-1.明らかなゴミを捨てる

まずは、ひと目でゴミだと分かるものから捨てていきましょう。部屋の中にあるものを減らすことで、掃除をしやすくします。大きめのゴミ袋を手に持ち、お菓子の袋やコンビニの袋・使用済みのティッシュなどをどんどん入れていってください。このとき、ゴミを種類ごとに分別することが大切です。ゴミの分類方法は自治体によって異なるため、何が何ゴミになるのか、あらかじめ調べておきましょう。

3-2.すべてのものを仕分けする

明らかなゴミを取り除いた後は、残ったすべてのものを仕分けしていきます。「処分するもの」「残すもの」「迷ったもの」というように、3つの段ボールを用意して仕分けしていくとよいでしょう。迷ったものはひとまず保管しておき、時間がたってから再び考えてみるのがおすすめです。

3-3.ホコリや汚れをきれいにする

次に、床や棚の上などにたまったホコリや、付着した汚れなどをきれいに掃除します。頑固な汚れは中性洗剤を入れた水に雑巾を浸し、固く絞ったもので拭くとよいでしょう。害虫が発生していた場合は、消毒用のエタノールなどをスプレーして仕上げると安心です。

3-4.不用品を処分する

最後に、仕分けした不用品を処分します。処分方法は不用品の種類や状態によっていくつか選択肢があるため、次項を参考に検討してみてください。

4.汚部屋掃除で出た不用品の処分方法は?

汚部屋の掃除で出た不用品の処分方法についてご紹介します。

4-1.自治体のゴミ回収を利用する

不用品を「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」「粗大ゴミ」というように仕分けし、自治体が回収するゴミとして捨てます。燃えるゴミや燃えないゴミは指定のゴミ袋に入れて決まった曜日に出すだけですが、粗大ゴミは事前の申し込みが必要になるので注意してください。回収日が決められており、自分のタイミングで捨てることはできません。

4-2.不用品回収業者に依頼する

処分したいものが大量にある場合は、不用品回収業者に依頼するとよいでしょう。指定した日時に自宅まで回収に来てもらえます。自分で分別する必要もないため、手間をかけることなく短時間で汚部屋を片付けられるのがメリットです。

4-3.買取に出す

不用品の中には「捨てるにはもったいない」「まだ使えるけど使わない」というものもあるでしょう。そういったものは買取に出して処分するのがおすすめです。リサイクルショップや買取業者などに依頼してお得に処分するとよいでしょう。買取サービスを行っている不用品回収業者もあるのでぜひチェックしてみてください。

5.きれいな部屋を維持するコツ

片付けた部屋が再び汚部屋になってしまわないように、きれいな部屋を維持するコツをご紹介しましょう。

5-1.ものの定位置を決める

部屋が散らかるのは、ものの定位置が決まっていないためです。使ったらどこに戻すのか、一つ一つのものに対して定位置を決めてください。そして、使っているとき以外は必ずその定位置にあるようにしましょう。そうすることで、部屋にものが散乱することや、ものがどこにいったか分からなくなることがなくなります。

5-2.定期的に片付ける

汚部屋を防ぐ一番の方法は、こまめに片付けることです。大がかりな片付けが必要になる前に、こまめに片付けることが重要になります。「週に1回、片付けの時間を作る」「気になったらすぐ片付ける」というように決めておくのがおすすめです。

5-3.ものを増やさないよう心がける

ものが多いと片付きにくい部屋になるため、ものが増えないよう心がけることも大切です。「一つ買ったら一つ捨てる」「買う前に本当に必要なものか考える」というように、新たなものを購入する際のルールを決めるのもよいでしょう。

6.汚部屋の掃除に関するよくある質問

「汚部屋を掃除したい」という人が感じるであろう疑問とその回答をまとめました。

Q.汚部屋とはどのような状態の部屋をいいますか?
A.単に「散らかっている」という言葉で表現できる部屋ではなく、床が見えないほどものやゴミであふれている部屋のことです。

Q.汚部屋になりやすい人の特徴を教えてください。
A.面倒くさがり屋・買い物依存症・ストレスがたまっている・寂しがり屋などの特徴があります。

Q.汚部屋になる原因にはどのようなものがあるのでしょうか?
A.片付けの優先度が低い・片付けが苦手・ものが多すぎるなどの原因があります。

Q.不用品回収業者を選ぶ際にチェックすべきポイントは何ですか?
A.豊富な実績があり、料金体系が明確かを必ずチェックしましょう。また、無料見積もりを受け付けているか・廃棄物収集運搬業や古物商の許可を得ているかもチェックすべきです。

Q.悪質な不用品回収業者に多い特徴を教えてください。
A.突然訪問してきて強引に不用品の回収を迫る・トラック1台で地域を回っていて事務所の所在地を明らかにしないなどの特徴があります。

まとめ

汚部屋のデメリットや掃除の手順・不用品の処分方法などを詳しくご紹介しました。汚部屋を作り出す原因にはさまざまなものがあるため「気づいたら汚部屋になっていた」という人も多いでしょう。汚部屋を放置せず、できるだけ早く対処することが大切です。ぜひこの記事を参考に、汚部屋問題の解決方法を考えてみてください。